この夏、クルマとどのように過ごそうか?車種別オススメスポットもご紹介

     
   

6月ももう終盤。いよいよ今年も本格的な夏がやってきます。今年の夏はどこへドライブしに行こうか、今から計画を立てている方も多いことでしょう。ただし、軽自動車での過ごし方とマセラティ・ギブリでの過ごし方はおそらく違うものとなるように、夏の過ごし方やドライブ先は愛車の車種よって変わります。マセラティは飛躍しすぎかも知れませんが、ミニバンや、SUVならどうでしょうか。移動の足として便利に使うのか、目的地で遊ぶ道具を運ぶのか、そして走ること自体が目的となるのか。車によって異なる夏の過ごし方を提案してみました。

PHEV(プラグインハイブリッド)の電気で贅沢キャンプ

ワゴンタイプのクルマを所有されているのなら、この夏は思い切ってご家族で天体観測デビューしてみてはいかがでしょう。

本来、天体観測にベストの季節は空気が澄んでいて日照時間の短い秋から冬にかけて。しかし、寒さに凍える中では、いくらお父さんがはりきっていてもお母さんとお子さんは車の中から出てこないのではないでしょうか。

そこで、夏休みを利用して星空を見てはいかがでしょうか。空気のきれいな山頂の天文台を訪れてもいいですし、ボーナスで望遠鏡を購入してもいいでしょう。アウトランダーのようなワゴンなら大ぶりな望遠鏡セットも積めますし、広い室内は食事や休憩にも最適です。

もちろん夜暗くなってからが本番ですから、それまでは車内で仮眠をとる必要もあります。シートがフルフラットにならないタイプでも、本格的な車中泊ではなく、足をのばして仮眠できれば十分でしょう。

おすすめ車種 三菱アウトランダーPHEV

photo by 三菱自動車工業株式会社

PHEV(プラグインハイブリッド)というとオートキャンプというイメージがありますが、実は今のキャンプ場は電源が完備していることがほとんど。特に車から電源を取る必要がありません。むしろ郊外の駐車場など、電源設備のないところで重宝するのが車体にAC100Vコンセントが備えられているPHEVなのです。アウトランダーは、シートがフルフラットにこそなりませんが、広い荷室があるので天体観測には最適です。駐車場内の移動もEV走行で静かにできて、夜空の雰囲気を壊しません。目的地直前の充電スポットや三菱ディーラーに立ち寄って、フル充電をして置きましょう。

おすすめスポット 奥多摩湖ダムサイトパーキング

所在地:〒198-0223 東京都西多摩郡奥多摩町原
インスタグラム:https://www.instagram.com/explore/locations/449332273/

東京近郊でも綺麗な「星空」を見ることができるスポットがあります。例えば奥多摩湖。圏央道青梅ICから約1時間というアクセスで着く奥多摩は、東京とは思えない最高の星空で有名です。昼間は緑にあふれる風景を堪能し、夜は天体観測なんて贅沢もできます。24時間利用できる駐車場は無料というのもうれしいですね。

ミニバンの広い室内空間で車中泊

最近流行りなのが車中泊。車の中で寝泊りできれば、宿泊の予約をする手間も省け、何よりも経済的に長距離ドライブが楽しめます。そこで活躍するのが、多くのご家庭で使用されているミニバンです。ほぼすべてのミニバンはシートがフルフラットになるので、特別な用意がなくても車中泊には最適です。

できれば、毛布などのかさばるものよりも、人数分の寝袋があれば最適です。ホームセンターやスポーツショップなどで、夏用の薄手の物なら2千円くらいで購入できます。災害用の備えにもなるので無駄な出費にはなりません。しかもコンパクトに収納できて、車内でも邪魔になりません。

おすすめ車種 ホンダステップワゴン

photo by 本田技研工業株式会社

ミニバンならどんな車種でも室内は広く、シートもフルフラットになるので大差はないのですが、なぜテップワゴンかというと、「らくらくゲート」により、前のシートにいる人に邪魔にならずに車体後部からの乗り降りが可能になることです。さらに荷物の出し入れも後部ゲートを前回にしなくても済むというメリットもあり、まさに車中は国はぴったりのクルマなのです。また、分割した後部座席が簡単に床下に収納できて、荷室がフラットになる「マジックシート」も便利です。

おすすめスポット 道の駅たかはた「まほろばステーション」

所在地:山形県東置賜郡高畠町大字安久津2072-1
HP:http://www.rstakahata.com/
インスタグラム:https://www.instagram.com/explore/locations/253555241/

定番は道の駅や高速道路のサービスエリアといった、トイレなどの設備が整ったところですが、おすすめはRVパークが設置された施設です。例えば、山形県~宮城県を結ぶ国道13号線沿い、米沢からもほど近い所にある道の駅たかはた「まほろばステーション」。神社や公園もあり、歴史に触れるえらいですが、ここはRVパークも併設されており、安心して車中泊できる所です。

”一般社団法人日本RV協会が推進するRVパークの認定基準は、24時間利用できるトイレがあること、100Vの電源があること、ごみ処理できること、余裕あるスペースがあることなど、車中泊に適したものになっています。”

軽自動車でも手軽にできるアウトドア体験

我が家は軽自動車なので夏だからといって、車でなにかしようとは思わない。そんな方も多いのでは?しかし、低燃費で狭い道も楽々の軽だからこそ行きたくなるスポットもあるのです。例えば夏の定番、海水浴や潮干狩り。電車で行くには荷物もあるし、靴や服も砂まみれ。やっぱり車で行きたい。それだけじゃ物たりないから近隣水族館によったり、おいしい物を探しに行ったり、BBQも出来たら最高。こんな風にピンポイントのスポットだけではなく、思いついたらあちこちに寄れるのも車ならではの楽しみ方です。そして低燃費の軽自動車なら、ガソリン代を気にせずに回れます。

おすすめ車種  ダイハツウェイク

photo by ダイハツ工業株式会社

ここは軽自動車の中でもっとも背が高く、スライドドアもあるウェイクが大活躍するはずです。小さなお子さんなら立ったまま着替えも出来ますし、荷物もたくさん積み込めるでしょう。また、ウェイクの撥水フロアなら濡れた衣服や遊び道具も気兼ねなく積み込めるでしょう。

おすすめスポット 海の公園

所在地:〒236-0013 横浜市金沢区海の公園10番
HP:http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/uminokouen/
インスタグラム:https://www.instagram.com/explore/tags/%E6%B5%B7%E3%81%AE%E5%85%AC%E5%9C%92/

金沢区にある海の公園は、横浜で唯一の約1㎞にわたる砂浜と豊かな緑が広がる海水浴場をもつ公園です。現在は、カニやアサリなど多くの生き物が生息し、春先には潮干狩り、夏の海水浴シーズンと多くの人で賑わいます。また、 園内にはバーベキュー場があります。トライアスロンやマラソン、そしてビーチバレーやフリーマーケットなどのイベントを狙うのもいいでしょう。

近隣には八景島シーパラダイスや金沢動物園、三井アウトレットパークやコストコもあって、ショッピングも楽しめます。

用意周到しすぎることはありません

夏のレジャーはどこも混雑して、車で出かけるのも大変。事前にPCやスマホで情報収集して時間に世洋右をもって出発しましょう。できれば涼しい早朝や深夜に移動することができれば理想的です。
また、天候次第で、目的のアクビリィティが楽しめないことも想定して、「プランB」を用意しているとあなたの評価も急上昇するでしょう。

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