猫バンバンは実際どこまで有効?
罪のない猫の命を助ける猫バンバンプロジェクト、そのコンセプトにはもちろん賛成なのですが、なかには本当にボンネットを叩くだけで猫が車から出てくるのか、半信半疑という方もおられるのではないでしょうか?
ロードサービスで有名なJAFでも猫の侵入による事故の予防を啓発しており、それによるとボンネットをバンバンと叩くことはもちろん有効ですが、それだけでなく発信前にクラクションを鳴らしてみるのも有効。さらに本質的な対策として、車に猫を近づけさせないための工夫も重要とのこと。車の周囲に猫忌避剤や、猫の嫌いな音波を発する機器などを取り付けておくと良いでしょう。
7人に1人が猫バンバンで猫を発見!
日産の猫バンバンプロジェクト特設サイトにおいて、約200人を対象に調査を行った結果、7人に1人が車に猫が潜んでいたと回答しています。猫がいた場所についても回答が集まっており、最多は「車の下」、時点でタイヤのそばや上。次いでボンネットの上となっています。
200人とサンプル数自体が少ないのですが、それでも7人に1人の割合で猫に遭遇しているというのは、結構高い確率に思えます。このアンケートではボンネットのなか、エンジンルーム内に猫が潜んでいたという答えはないようですが、ボンネットを叩くこと自体は一定の効果があるようです。車の下やタイヤのそばにいたという事例があるだけでも、心ある方は心配になるのではないでしょうか。