【車のトラブル対処方法】キーが回らない!キーを閉じ込めてしまった!自動車の鍵に関するトラブルの原因と対処方法とは?

【車のトラブル対処方法】キーが回らない!キーを閉じ込めてしまった!自動車の鍵に関するトラブルの原因と対処方法とは?
     
   

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キーが回らない時の原因と対処方法

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休日、久々に家族揃って遠くにお出掛け。親子揃ってその日を楽しみにしていました。

それなのに、何故か車のキーが回らずエンジンが掛からない。車の中は険悪なムードとなり、せっかくの休日が台無しに…。

長年のカーライフの中でそのような経験が一度くらいある方もいるのではないでしょうか。

滅多に起きることではないので対処法を知らず、戸惑ってしまうのは仕方ありません。

そんな時のためにキーに関するトラブルの原因、対処方法をまとめておきますので参考にしてみて下さい。

ハンドルロック

ハンドルロックした状態ではキーを回すことが出来ません。

そもそもハンドルロックとは、キーが刺さっていない状態でハンドルを動かすとロックされる防犯機能のことです。

ほとんどの車に標準装備されていますが、鍵を抜いた後にハンドルを動かすことがほとんど無いので、初心者だと知らない人も多いのではないでしょうか。

ハンドルロックの解除方法ですが、ロックされた状態のハンドルを左右に振りながらキーを刺し、回すとエンジンをかけることが出来ます。

最近だとキーを刺さないスマートキーが増えてきましたが、ハンドルを左右に振りながらエンジンスイッチを押すとエンジンをかけることが出来ます。

キーが回らない大抵の場合はハンドルロックが原因なので、この方法でエンジンをかけることが出来るでしょう。

選択されているギアモード

ギアが正しい状態になっていないとエンジンをかけることが出来ません。

AT車の場合はP、MT車の場合はNの状態でなければキーを回すことが出来ません。

こちらに関しては教習所で習いますが、久々にMT車に乗った時にギアのことを忘れているかもしれません。

エンジンを切る時のギアの状態には普段から注意しておきましょう。

フットブレーキやクラッチペダルを踏んでいない

フットブレーキを踏みながら、MT車だとクラッチペダルを踏みながらでないとエンジンをかけることはできません。

こちらも初歩的なことですが、久々に車に乗る時や普段乗らないMT車を乗る時だと忘れているかもしれません。

教習所で最初に習うので、これを忘れている場合は一度勉強し直した方がいいかもしれません。

バッテリー上がり

バッテリー上がりを起こした場合もエンジンをかけることは出来ません。

ブースターケーブルを繋いでジャンピングを行ったり、JAFなどのロードサービスを呼んで救援してもらいましょう。

関連記事:【車のトラブル対処方法】バッテリーが上がってしまった!バッテリー上がりした際のジャンピングなどの対処方法や防止方法は?

キーが抜けない時の原因と対処方法

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今度は逆で、キーが抜けたくなった時の対処方法です。急いでいる時ほどキーが抜けないことに苛立ちを感じてしまうかもしれません。

原因と対処方法を頭に入れておくと不快な思いをすることがありません。こちらも目を通しておきましょう。

ハンドルロック

キーが回らない時と同じですが、ハンドルロックがかかるとキーを抜くことも出来なくなります

こちらもハンドルを左右に振りながら抜くと上手く抜けるようです。

キーインターロック機能

AT車に限定して起こるのがキーインターロック機能です。

こちらはキーが刺さらない時と逆で、ギアがPに入っていないとキーを抜くことが出来ません

ギアがP以外に入っていると車が勝手に動き出してしまう恐れがあるので、それを避けるための機能になっています。

経年劣化

何年も車に乗ると、その数だけキーの差し抜きを行うことになります。

車で通勤し、昼食を食べに車で出かけ、会社に戻り、車で帰宅する。何の変哲もありませんが、そんな生活を5年間繰り返すと7300回キーを刺すことになります。

毎日キーを刺しす、傷を付けないように丁寧に…なんてことを考えている人はいないと思います。その為、知らぬ間にキーにダメージを与えてしまっています

長年キーを使用したことにより擦り減ったり、変形したりすることもあります。

スペアキーで対応することが出来ると思いますが、紛失した時のことを考えてディーラーで交換してもらうのが無難でしょう。

シリンダーの破損

シリンダー、つまり鍵穴が壊れている可能性も考えられます。

こちらも長年使用していると起こり得ることです。こちらはスペアキーで代用のように、簡単には対処できないのでディーラーで見てもらいましょう

ハンドルロック、キーインターロック機能の2つで解決する場合がほとんどだと思います。無理やりキーを抜こうとすると返って車を傷つけてしまう恐れがあります。注意しておきましょう。

キー閉じ込み(インロック)や鍵を紛失してしまった時の対処方法

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キーを閉じ込めてしまうインロックを経験した方がいるかもしれません。インロックはインキーと呼ばれることもあります。

外出先でインロックを起こしてしまうと大変ですし、落ち込んでしまうものです。

原因、対処法を知っておけばいざという時のために役立ちますので知識を付けておきましょう。

キー閉じ込みをしてしまう原因は?

近年スマートキーを導入している車が主流です。車内にキーがある状態だと施錠されないのでインロックを起こしてしまうリスクは減っているのですが、それでもインロックが起きてしまうことがあります。

車内にキーが入っていても、その電波が途切れて、車外にキーがあると誤認されてしまうことがあります。

また、キーの電池が弱くなってくると電波も弱くなるので誤認されるリスクも高まります

ドアポケットに注意

車内にキーが入っていても誤認されがちなのが、ドアポケットです。

当たり前ですが、車の中心あたりだと誤認されることは少ないのに対して、車の側面に近いドアポケットだと誤認される確率は高まります。

車内にキーが入っているじゃないか、といっても電波なので文句は言えません。リスクヘッジのために出来るだけドアポケットを使用にするのはやめておきましょう。

スペアキーを使用

インロックしてしまった時はスペアキーを使用しましょう。

インロックを起こしてしまう場合は駐車場が多いので、自分でスペアキーを取りに行ったり、知人、家族に持ってきてもらいましょう。

もしものためにスペアキーの保管場所は必ず覚えておきましょう。

JAFや保険のロードサービスを呼ぶ

インロックをしてしまった時にロードサービスを呼ぶのも一つの手段です。

特に遠出していてスペアキーで対処出来ない時に役立ちます。

インロックを起こしてJAFが対処した件数は一年で一万件を越えています。いざという時はプロの力に頼りましょう。

鍵専門業者を呼ぶ

ロードサービスを頼んでも時間がかかる場合があります。またJAFだと会員になっていない方は1万円を超える額を支払い必要があります。

鍵専門業者だと、場所が離れていないならすぐに駆けつけてくれますし、JAFよりも安価で対応してくれる場合があります。

遠出している際もJAFを呼ぶ前に鍵専門業者が近くにないか確認してみると良いでしょう。

ウィンドウを割って開ける

考えられないかもしれませんが、ウィンドウを割って開けることも一つの手段として頭に入れておきましょう。

業者を呼ぶにしても、スペアキーを持ってきてもらうにしても時間がかかってしまいます。その時間すら惜しい場合があるでしょう。

考えたくはないですが、炎天下で締め切られた車内に乳児が閉じ込められていたり、更に病院に連れていかなければならなかったり…。

ガラスの破片が飛び散るので危険ですが、それよりも大事で急を要する場合もあります

修理にお金はかかりますが、お金で買えない命を救うために覚えておきましょう。

終わりに

出典元:http://www.e-rabbit.jp/carticle/usedcar-opencar-purchase-notice/

今回は車のキーに関する情報をお伝えしました。楽しいドライブを考えていたのにトラブルが起きてしまうと誰だってパニックになってしまいます。

キーについて、少しでも知識を付けておけばもしものトラブルにも落ち着いて対応出来ると思いますよ。良いカーライフをお過ごし下さい。

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