こんにちは、高級車に乗った男好きの里美(婚活中)です。同じ婚活仲間の静香、ゆかりと一緒によく女子トークを繰り広げています。前回は「運転から分かるモテない男」について盛り上がりました。それにしても、私の王子様はいったいどこにいるのでしょうか。
今回の登場人物
里美…30歳、某IT企業勤務。大学生の頃からセレブな男性とばかり付き合ってきた。そろそろ結婚しないとマズイかなと思い若干焦って婚活中であるものの、生活レベルは落としたくないので難航気味。瀧本美織似。
玲奈…25歳、イベントコンパニオン&モデル。里美とはパパに出してもらったお金で通ったワイン教室で知り合う。スポンサー的存在のパパが常に数人いる。菜々緒似のスタイルの良い美女。
出会いの幅を広げようと思って・・・
手持ちの男性陣とはデートしつくしてしまった感があるし、婚活に向かない合コンに行っても成果は薄い気がする今日この頃。既婚の友達に聞くと「習い事でも始めたら?」と言われるけれど、何かそれもかったるいんですよね。出会いまでに時間がかかるのって退屈に感じちゃう。ただ、これまでは手持ちの男性陣に直接連絡していたからダメだったのかも?と思って人脈の広い女友達に連絡してみようと思いついたんですよ。
玲奈「あ、里美さん!お久しぶりです〜!」
里美「玲奈ちゃん、忙しいのにありがとう。」
サラサラしたロングヘア。細い足首を強調するようなルブタンの高いヒール。ワイン教室でも「菜々緒似」と大人気だった玲奈。彼女がお店に入ってくると、店内にいるすべての男性の目線が動くのがわかります。私もそれなりにキラキラした扱いを受けてきた気がしますが、ここまで綺麗だと人生イージーモードでいいだろうなと思わず玲奈に嫉妬してしまうほど。でも、だからこそいい男が周りにいるはずです。今日の目標は玲奈に誰か紹介してもらうことですからね。
恵比寿横丁といえばナンパのメッカ。しょぼそうなサラリーマンがひっきりなしに声をかけてきますが、私の狙いはリッチな男性のみ。スーツに社章を付けてるような社畜男子は当然無視です。
華やかな世界で生きている玲奈、女子から「いい人紹介して」と頼まれることも多いようで話は速やかに進みました。
クルーザーを持っているオトコなら高級車も当たり前
玲奈「わかりました!週末、クルーザー乗りに行くので一緒に行きません?」
里美「えっ!行きたい、行く行く!独身の人もいる?」
玲奈「いますよ〜!今をときめくあのアパレルブランドの◯◯さんとか、某IT企業の■さんとか来るみたいですよ」
そう来なくっちゃ!私だって玲奈みたいにモデルの経験はありませんが見た目には自信があるんですから。お食事会に行ったら割り勘なんてありえないしタクシー代をもらうのが普通でした。だからやっぱり生活レベルを落とすような男性は付き合えないんです。その点クルーザーに乗ってる人なら経済的なレベルはクリアしてますからね。
どう見積もっても維持費に最低1000万以上はかかるであろうクルーザーを所持しているとなれば、高級車を買える財力もあるはず。これは期待が高まります。
パーティーの参加者にはそうそうたるリッチな男が揃う
玲奈「里美さん高級車好きですもんね。そういえば、レースのチームも持ってる方も来るみたいですよ。ラ・フェラーリも持ってるとか」
里美「すご……!東京だとフェラーリ乗ってる人くらいゴロゴロしてるけど、ラ・フェラーリはさすがにその辺にいないわよね」
玲奈「あの手の高級ラインはフェラーリ・ジャパンが認めた方にしか売らないんでしたっけ?」
里美「そうらしいわよ。やっぱりクルーザー持ってるような方は違うわね」
玲奈「でも〜クルーザー乗ってる人ってけっこうワガママだと思いません?玲奈はあの手の人あんまり好きじゃなくて。『俺すごいだろ』感が出過ぎちゃってる気がするんです」
里美「確かにね。なんか男の人ってバイク、車、別荘くらいまでは持ててもクルーザーとなると一気にハードル上がっちゃうからやっぱり、『俺すごいだろ』にはなるんだろうね」
玲奈「なんか浮気とかいっぱいしそうだし、玲奈はもっと誠実な人のほうが好きです。誠実で優しい彼氏がほしいなあ」
内心では「この女パパが何人もいるくせに『彼氏はいない』って言いはるししたたかだなあ……」と思ったものの、せっかくの出会いのチャンスを握っている玲奈を怒らせるわけにはいきません。週末のクルーザーパーティーでは久々にリッチな気分が楽しめそうでテンションが上がってきました!次回に続きます。
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