出典元:http://www.honda.co.jp/FREED/
2016年、初代の登場から8年目にしてフルモデルチェンジを行ったホンダ・フリード。
フリードに加えて、フリードスパイクの後継となるフリード+も登場しました。ここではフリードとフリード+は何が違うのか、装備や燃費など徹底的に比較してみましょう。
ホンダ・フリードの特徴とは?フリード+とはどこが違う?
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ホンダ・フリードの特徴
3列シート、ゆとりある車内区間を確保しながらもコンパクトなボディで取り回しがよく、ミドルサイズミニバンでは大きすぎるという層を取り込んだホンダ・フリード。
日本の道路事情に適したサイズで設計されており、初代の発売後瞬く間に人気車種となりましたが今回のモデルチェンジでもその取り回しの良さは変わっていません。
ミニバンとしては最も小さいクラスながらも広い室内空間を確保。
2016年のモデルチェンジではさらにシート間の距離を90㎜拡大、窮屈になりがちな後部座席の足元の空間にも余裕を持たせました。
インパネには木目調を採用、ナチュラルで心地いい空間を演出します。
運転支援システムHonda SENSINGは、平成28年度の予防安全性能評価において最高評価である「ASV++」を、そして自動車アセスメントでは最高ランクを獲得するなど、安全性能にもこだわっています。
ホンダ・フリード+の特徴
フリード+のラゲッジルームはフリードよりも開口部が広く、開口部地上高も335㎜の低さなので大型の荷物も楽に出し入れすることができます。
座席は2列シートを採用。2列目シートは6対4分割方式のダブルフォールダウン機能によりフルフラットにすることが可能に。
ユーティリティボードを使用すると、フラットスペースとなりセミダブルサイズほどの広さが確保できます。
フラットスペースの下は収納が可能。
車中泊を考慮に入れた設計となっています。安全性能は、フリードと同じ仕様に。
ラゲッジスペースの広さ、シートアレンジの豊富さが魅力ですね。
フリードとフリードハイブリッドの燃費の違いは?
出典元:http://www.honda.co.jp/FREED/
フリード/フリード+にはガソリン車とハイブリッド車がラインナップ。それぞれの燃費を見てみましょう。
フリード/フリード+の燃費
ガソリン車のフリード/フリード+には、ホンダならではの力強い走りを実感できる1.5L 直噴 DOHC i-VTECエンジンを搭載。
さらにアイドリンクストップや高効率CVTなどを取り入れて、走る楽しみとともに燃費も考慮された仕様となっています。
燃費は両タイプともFF車が19.0km/ℓ、4WD車が17.6km/ℓです。
フリード/フリード+ハイブリッドの燃費
フリード/フリード+ハイブリッドは環境性能に優れているアトキンソンサイクルの1.5L i-VTECエンジンと、SPORT HYBRID i-DCDを搭載。
ギア比はフリード/フリード+ハイブリッド専用に設定するなど、低燃費はもちろんのこと、走りも満足のいくものとなっています。
燃費はFF車が27.2km/ℓ、4WD車が25.2km/ℓ。こちらも両タイプ同じです。
最上級モデルのフリード/フリード+ EX(FF車のみ)が26.6km/ℓとなっています。
フリード/フリード+のグレード別の装備や価格の違いは?
出典元:http://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/cabin/
B
エントリーモデルにあたるのがこのモデル。シンプルにこの車の魅力を楽しめます。主な装備は次の通りです。
・雪道野球ハンドル時の車体の安定化を図るVSA機能
・スライドドア・イージークローザー(リア両側)
・Honda スマートキーシステム
・荷室用ユーティリティボード(フリード+のみ)
・ユーティリティナット(フリード+のみ)
価格も一番お手頃です。
フリード
・FF 1,880,000円(税込)
・4WD 2,096,000円(税込)
フリード+
・FF 1,900,000円(税込)
G
Gはフリード/フリード+共にガソリン車のみのモデルです。
Bタイプより内装にこだわりたい方におすすめ。装備はBに次のものがプラスされます。
・リア左側パワースライドドア
・センターテーブル
・木目調インパネミドルエリア(フリード)
・メタル調インパネミドルエリア(フリード+)
価格は次の通り。
フリード
・FF/6人乗り 1,980,000円(税込)
・FF/7人乗り 2,001,600円(税込)
・4WD/6人乗り 2,212,200円(税込)
フリード+
・FF 2,000,000円(税込)
・4WD 2,232,200円(税込)
G ホンダセンシング
安全性能に優れたモデル。快適な運転を楽しめる、メーカーおすすめのモデルです。
Gに加えて、
・Honda SENSING
・リア右側パワースライドドア
・ナビ装着用スペシャルパッケージ
価格はこちら。
フリード
・FF/6人乗り 2,100,000円(税込)
・FF/7人乗り 2,121,600円(税込)
・4WD/6人乗り 2,332,200円(税込)
フリード+
・FF 2,120,000円(税込)
・4WD 2,352,200円(税込)
モデューロX
出典元:http://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/styling/modulox/
スポーティな走りを実現する、エンジニアのこだわりが詰まったモデル。フリード+には設定がありません。
・専用15インチアルミホイール
・専用サスペンション
・専用リアロアスカート
・専用ブラック&モカコンビシート
・ETC2.0車載器(ナビ連動タイプ)
・9インチ プレミアムインターナビ+ドライブレコーダー+USBジャック
装備が充実している分、価格に反映されているようです。
フリード
・FF/6人乗り 2,830,680円(税込)
・FF/7人乗り 2,852,280円(税込)
ハイブリッドB
ハイブリッドタイプのエントリーモデル。
ガソリン車に次の装備がプラスされています。
・LEDリアコンビネーションランプ(ストップランプ&テールランプ)
・フルオートエアコン
やはりガソリン車よりは価格が上がります。
フリード
・FF 2,256,000円(税込)
・4WD 2,472,000円(税込)
フリード+
・FF 2,276,000円(税込)
ハイブリッドG ホンダセンシング
Honda SENSINGを搭載したスタンダードモデル。
ハイブリッドBよりもかなり装備が充実しています。
・LEDヘッドライト+LEDアクティブコーナリングライト
・両側パワースライドドア
・プラズマクラスター技術搭載フルオートエアコン(4WDのみ)
・ナビ装着スペシャルパッケージ
・木目調インパネミドルエリア
これらの装備がハイブリッドBにプラスされます。
価格は以下。
・FF/6人乗り 2,496,000円(税込)
・FF/7人乗り 2,517,600円(税込)
・4WD/6人乗り 2,728,200円(税込)
フリード+
・FF 2,516,000円(税込)
・4WD 2,748,200円(税込)
ハイブリッドEX
ハイブリッドタイプの最上級モデル。ハイブリッドGホンダセンシングに加えて、
・1列目シート用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム
・プライススムース×ファブリックのコンビシート
・本革巻ステアリングホイール
・15インチアルミホイール
モデューロXに次ぐ価格となっています。
フリード
・FF 2,656,000円(税込)
フリード+
・FF 2,676,000円(税込)
ハイブリッド モデューロX
モデューロXシリーズ初のハイブリッド車。燃費にこだわりながらも力強い走るを求める方におすすめ。フリード+はラインナップされていません。
装備はガソリン車と同じです。
シリーズ中最も高額なモデルですね。
・FF/6人乗り 3,130,920円(税込)
・FF/7人乗り 3,152,520円(税込)
フリード/フリード+と競合コンパクトミニバンのサイズ・燃費・価格を徹底比較!
スタンダードモデルとなるホンダ・フリードGセンシング、ハイブリッドGセンシングとトヨタ・シエンタ X/ハイブリッド Xと比較してみましょう。
フリードG/ハイブリッドGのボディサイズは全高1,710㎜×全幅1,695㎜×全長4,265㎜。
FF/7人乗りでガソリン車が2,121,600円(税込)、ハイブリッド車が2,728,200円(税込)となっています。
燃費はガソリン車19.0km/ℓ、ハイブリッド車27.2km/ℓです。
トヨタ・シエンタ
出典元:https://toyota.jp/sienta/?padid=ag341_from_sienta_navi_top
フリード/フリード+のライバル車といえば最もよく取り上げられ、定番ともいえるのがトヨタ・シエンタ。
ボディサイズもほぼ同じ、価格帯も競合しています。
初登場は2003年と、フリードよりも早く市場に姿を現しました。鮮やかなカラーバリエーションで、女性にも人気があるようです。
ここではシエンタ Xと比較してみましょう。
ボディサイズは全高1,675㎜×全幅1,695㎜×全長4,235㎜。
価格は、2WD/7人乗りでガソリン車1,816,363円(税込)、ハイブリッド車2,226,763円(税込)です。
燃費はガソリン車20.2km/ℓ、ハイブリッド車は27.2km/ℓ。
車体ですが幅は全く同じ、高さがわずかにフリードが高く、全長はシエンタがフリードを上回っています。
ガソリン車は1キロ程度トヨタのほうが燃費がいいですね。ハイブリッド車に関しては全く同じ数値となりました。
価格に少し差が出ましたが、これはホンダがHonda SENSINGを搭載しているのに対し、トヨタは衝突安全パッケージがメーカーオプションとなっていることにも関係していると思われます。
利用シーンごとのベストバイモデルはこれ!
出典元:http://www.honda.co.jp/FREED/
ラインナップ豊かなフリード/フリード+。
とことんまで走りにこだわるのなら、やっぱりモデューロX一択でしょう。スポーティなインテリアも、攻める走りを後押ししてくれるようです。
大人数で利用することが多い、もしくは大家族で運転する人も様々だったらフリードGホンダセンシング。
安全性能にも優れ、誰が運転しても安心です。
幅広い層に受け入れられやすく、シーンを選ばず活躍するのがフリードGホンダセンシングともいえますね。
キャンプなどのアウトドア、もしくはゴルフなどにはフリード+Gのホンダセンシングがいいでしょう。
シートアレンジ次第で様々な状況に対応できます。
万一の震災の際などにも、エコノミークラス症候群を心配することなく車中泊をすることも可能です。
それぞれの魅力を踏まえて自分に合った最適のモデルを選び、フリード/フリード+のある生活を楽しみましょう!
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