走りへのこだわりはBMWに負けず劣らず?!90年代に採用されたホンダのFFミッドシップレイアウトとは?

走りへのこだわりはBMWに負けず劣らず?!90年代に採用されたホンダのFFミッドシップレイアウトとは?
     
   

当時は「デートカー」として若者に人気があり現在ではほぼ死語になった「スペシャルティカー」ブームを体現したモデルで、バブル期の象徴ともいえる存在です。

プレリュードは4WSのみならずサンルーフやABSを日本車で初搭載した車種でもあり、革新的なモデルとして当時非常に高い注目を集めました。

インテグラにVTECエンジン搭載

今ではホンダの代名詞ともいえるVTECエンジンを初搭載したのが1989年に登場した2代目インテグラ。今からちょうど30年前のことになります。今ではその名は失われてしまったインテグラですが、当時は日本で大人気となったのはもちろん、アキュラブランドで売り出された北米でもかなりの人気を誇るモデルでした。

ちなみにこの2代目インテグラの1991年式モデルは平成天皇のプライベートでの愛車としてもよく知られていますね。

NSXにオールアルミ製ボディ採用

出典元:ホンダ名車一覧

ホンダが当時の技術の粋を集めて満を持して発表した世界に通用するスポーツカー、それが1990年に販売開始されたNSXです。

このNSXには世界初となるオールアルミ製の軽量高剛性モノコックボディーが採用されていました。

フェラーリのV8エンジン搭載モデル、フェラーリ・328を超える性能を目指して開発され、テスト走行にはあのアイルトン・セナが参加するなどかなりの気合の入れようでした。ニュルブルクリンク北コースで入念な走行テストを行うため、サーキット近くの村にテスト基地を建設して8ヶ月にも及ぶ走行テストが繰り返されたということ。

当時は日本車で唯一のスーパーカー、ともいわれ現在でも中古車市場では高値で取引されています。

輸出仕様のレジェンドに国産初の6MT採用

FFミッドシップを採用した2代目のレジェンド、通称「スーパーレジェンド」の後期型輸出仕様車には4速AT、5速MTに加えて国産車では初となる6速MT車が設定されました。

こうして改めて見てみるとホンダが初搭載した技術はかなりたくさんありますね。しかもどれも1980年代の終わりごろから1990年代の初頭にかけて登場しています。

この頃日本はバブルという特殊な経済状態の中にあり、クルマが売れる時代でもありました。旺盛な需要があり、それに呼応するようにして次々と新しい技術が開発されていったのでしょう。

現在自動車業界は100年に一度ともいわれる大変革期に差し掛かっているといわれています。IT化(コネクティッド化)、EV化、そして自動化が大きな動きのようですが、次々と新しい技術が登場してクルマ好きをワクワクさせたあの頃のような時代が戻ってくることはあるのでしょうか。

クルマ好きはホンダの次なる手を息を呑んで見守っていることでしょう。

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