フォルクスワーゲンは、トゥアレグトップグレードとなる「トゥアレグR」を公開しました。ハイブリッドパワートレインを採用し、高出力・エコを兼ね備えたモデルに仕上がっていそうです。トゥアレグRのエクステリアや内装、パワートレインを解説します。
フォルクスワーゲン 新型トゥアレグRの特徴等
現在欧州各国では、トゥアレグが高級志向SUVとして販売されています。日本では、2代目(2018年まで)トゥアレグまでが導入されていました。新型トゥアレグRの市場投入は、2020年末以降との予想が多い状況です。
新型トゥアレグRの特徴等は?
- Rモデル初のプラグインハイブリッドで4WD駆動
- ゼロエミッション(電気走行)で、最高140㎞/hの速度が可能
- ハイブリッド走行で、250km/hの運転アシスト付き最高速度が可能
- 3.5トンのトレーラーけん引能力
フォルクスワーゲンRパフォーマンスブランドの手によって、トゥアレグRが設計・開発されています。同社は、最もスポーティなモデルを伝統的に開発しています。
今後のフォルクスワーゲン全体やRモデルの指標となる新しいモデルとして、トゥアレグRは企画・開発されました。
フォルクスワーゲン 新型トゥアレグRのエクステリア
引用:https://www.volkswagen-newsroom.com/en/touareg-r-5804
エクステリアでは、数々のRパッケージが施されています。
- R専用スタイルバンパーにR専用サイドステップ(バンパーグリルは、ブラック仕様)
- ブラックルーパーカラーのエアインテークグリル
- ブラックトリムストリップ仕様サイドウィンドウ
- ブラックカラードサイドミラーハウジング
- ブラックアウトLEDテールランプ
- 20インチアロイホイール
- R専用マフラーエンド
などが装備されています。
トゥアレグにRの称号を与えるべく、通常モデルとは違いスポーツ性を高めるパーツが多数盛り込まれています。
エクステリアカラーは、トゥアレグR専用カラーとしてラピスブルーメタリックが用意されています。さらに21インチ・22インチホイールもオプション選択可能です。
フォルクスワーゲン 新型トゥアレグRの内装
引用:https://www.volkswagen-newsroom.com/en/search?query=Volkswagen+Touareg+R&type=image&utf8=%E2%9C%93
内装では、
- 装飾トリム付きダッシュパネル
- シルバーウェーブアルミ仕様のドアインサート
- ハイグロスブラック+シルバーカラーのセンターコンソール
- レザー仕様シート+Rロゴ付きヘッドレスト
- Rロゴ付きレザーマルチステアリングホイール
- ステンレスペダル
などが装備されています。
オプションとして、R専用ブラックレザーインテリアパッケージも新開発されました。レザーはオリーブでなめされ、シートにはダイアモンドカットステッチが施されています。
サラウンドシステムでは、780Wダイナオーディオがオプションでチョイスできます。
フォルクスワーゲン 新型トゥアレグRのパワートレイン等
引用:https://www.volkswagen-newsroom.com/en/search?query=Volkswagen+Touareg+R&type=image&utf8=%E2%9C%93
トゥアレグRのパワートレインには、プラグインハイブリッドシステムが搭載されています。そしてプラグインハイブリッドではじめての4WDモデルです。
パワートレインは、モーター部(100kW/136ps)とV6型ガソリンターボエンジン(250kW/340ps)の合計350kW/476psという、エコでありながらハイパフォーマンスユニットです。
ミッションには、8速ATを組み合わせています。効率的に駆動伝達を行うトラクションコントロール付きセンターデフにて、4輪に動力を供給します。
バッテリーが満充電の際に利用できる電気走行モードでは、最高速度が140㎞/hまで可能です。同モデルの最高速度は、250㎞/hに制御されています。
フォルクスワーゲン 新型トゥアレグR 日本導入の可能性
現在日本では、トゥアレグの導入が残念ながら行われていません。2代目モデルまでは、導入されていたのですが現行型から販売されていない状況です。
現在欧州で導入されている通常のトゥアレグは、日本へ導入される可能性が少ないと予想します。一方トゥアレグRモデルは、限定台数やファーストエディションなどの設定で日本にも導入される可能性があると考えます。
まとめ
フォルクスワーゲントゥアレグRをまとめると
・新型トゥアレグRの販売開始は、2020年末から2021年と予想。
・R専用のエクステリアや内装をふんだんに施した、高級スポーツSUVモデル
・パワートレインにプラグインハイブリッドを初採用し、4WD仕様のRモデル
・電気走行で140㎞/h、ハイブリッド走行で250㎞/hの最高速度
・トゥアレグRは、日本に限定数量やエディション設定で導入される可能性がある
現在非常に多くのモデルを展開しているフォルクスワーゲンでは、高級SUVモデルにR称号を与えたトゥアレグRを発表しました。
現在通常モデルのトゥアレグは日本未導入ですが、トゥアレグRは導入されることに期待します。