余っているスイッチホールって気になりませんか?USBスイッチ追加!

     
   

皆さんは、普段乗っている車のダッシュボード周辺で、余っているスィッチホールがあったりしませんか?所有している車がフルオプション装備で、余っていないという人は、ブランク部分が気にならないかもしれませんね。

筆者は、1箇所どうしても気になるスィッチホールがブランクカバーになっていました。昨今では、スマホや他の電子機器をUSBで充電する方式が多くなっています。せっかく余ったスィッチホールがあるのだから、それを利用するのが1番、しかもなるべく純正風に仕上げたいということで、今回は純正風のUSBスィッチに取り付けすることに挑戦してみました。

ここでは、商品選びから取り付けの際の注意点などをご紹介します。

何度か登場している筆者の所有車

引用:筆者撮影画像

平成19年式なので、最近の車みたいに純正でUSBポートなんて付いていません。しかもこの車は、とにかくラゲッジスペースなどの収納エリアがほとんどございません。

とにかく車にピッタリな商品をチョイスしましょう!

引用:筆者撮影画像

今回の「スイッチホール(ブランク)を埋めちゃおう!」という試みの中で、一番重要なことは!

とにかく車のスイッチホールにあったものを選ぶこと!

これは、非常に重要です。筆者も購入まですごく悩みました(悩んだ理由は、後でも紹介します)。トヨタ・日産・マツダ・スバル・三菱・ダイハツ・スズキなど色々なカーメーカーがあります。

このカーメーカーで、スイッチホールのサイズが全く違います。またメーカーによっては大きさが2種類あり、更にスイッチホールの奥行きによっても違いが出てきます。

例)スズキの場合

  • スズキAタイプ:縦35㎜×横24㎜
  • スズキBタイプ:縦40㎜×横22㎜~24㎜(製作会社によって少しサイズが違う)

ご自身のスイッチホールが、どのタイプになるのかをきちんと把握しておくことが重要です。

これを間違えると、全く取り付けられなかったり、すき間が大きくなって格好悪いなどが発生します。

筆者のチョイスしたUSBスイッチ

引用:筆者撮影画像

筆者のスイッチホールは、スズキBタイプのサイズでした。ただスイッチホールの奥行きが、17㎜強ありました。この奥行きのあるスイッチが中々見つからなく、2週間ネットサーフィンをしました。

ようやく見つかったのが、上記の画像です。価格は、以外と安く送料入れて1,300円ほどでした。本当は、USBの充電と電圧計が付いている商品がお目当てでしたが、筆者用のものが設定がなくUSB×2ポート仕様を購入しました。

一般的なスイッチホールは、このように奥行きが深いものは少ないようですので、縦×横のサイズがあっていれば問題ないのではないかと思います。

今、巷で販売されているUSBスイッチの組み合わせ

  1. USB×2ポート
  2. USB+電圧計
  3. USB+温度計
  4. USB+HDMI端子
  5. USB+外部入力

一般的に入力は12Vですが、出力は5Vに変換されています(変換されていないと電子機器側が壊れます)。USB充電は、2.1アンペア以上になっている商品が多く、比較的充電時間も早いでしょう。

取り付け作業開始

引用:筆者撮影画像

筆者所有の車は、ステアリング下のカバーを外すことで、ヒューズボックスにアクセスできます。カバーは、下側に3箇所プラスネジで止まっているだけなので、1分くらいで外せます。

引用:筆者撮影画像

ヒューズボックスの中で、アクセサリー(ACC)電源を探していきます。ここで一旦、車の取扱説明書を見ると良いでしょう。

筆者所有の車には、ACC1・ACC2・ACC3と3つのアクセサリー表示があります。ただこの中でもオーディオ用やシガー用といった電気を取り出すのに影響の少ないACCを利用します。

筆者ワンポイントアドバイス!

ヒューズボックス側には、プラスとマイナスがあるのでテスターでどっちがプラスかを確認しましょう。プラス側に電源取り出しヒューズ線の付いている方を挿入します。これは、取り出した電源が何らかの理由で過入電し、ヒューズ線側のヒューズが切れても、ヒューズボックス本体のヒューズが切れづらいようにするためです。

引用:筆者撮影画像

アース線は、今回スイッチを設置する裏側によいところがあったので、そちらに接続しました。比較的アースをどこから取るのか迷うことが多いのですが、今回はすんなり迷わずアース線を取り付けできました。

引用:筆者撮影画像

もともと付いていたフォグスイッチとデフォッガースイッチの横にUSBスィッチをはめ込んでいます。この3つのスィッチは、裏側の配線にゆとりがあればお好みで入れ替えできます。

引用:筆者撮影画像

無事に完成しました。試験運行の為にエンジンをかけて、スマホを接続してみます。両方ともUSB充電が始まったので取り付け自体に問題はないようです。せっかく充電できるようになったので、マグネットでスマホをホールドしてくれる商品も購入してみました。取り付けてみて、スマホが落ちる様子もなく、かなりしっかり止まってくれるようです。

今回純正風にこだわったスイッチを購入してみました。収まった感じも色合いも「純正?」と思える仕上がりになった気がします。筆者の車の場合、15分くらいで作業が終わりました。

まとめ

余っているスイッチホールって気になりませんか?USBスイッチ追加!をまとめると

  • 自分の車にあったサイズのスイッチを購入しましょう
  • 色々なUSBスイッチがラインアップされています
  • 取付には、慣れている人なら15分、少し大変な作業でも60分以内で終わるでしょう

今回は、ほとんどの車にある「ブランクスイッチホール」を活用してみました。いかにもDIYといった仕上がりではなく、あくまで純正風に仕上げてみました。皆さんも最近USB電源を必要とする機器が多いと思います。試してみては如何でしょうか!

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