家のエアコンだけでなく、車のエアコンにも気を配りましょう!

     
   

皆さんは、家のエアコンが臭くなったり汚れたりしたら、すごく気になりませんか。年に一度か二度くらい掃除したりしていることと思います。

一方車のエアコンはどうでしょうか?夏場の車内は50度以上で、冬場は地域によって-10度などといった環境でカーエアコンは働いています。実は家のエアコンよりも車のエアコンの方が過酷な環境であるといえます。

車内の臭いが気になったら、換気や芳香剤などで対応している方も多いと思います。一方で根本的なエアコン掃除やフィルター交換を定期的に行っている人は少ないかもしれません。

ここでは、家のエアコンと同じように車のエアコンフィルターを交換することで、車内を清潔・快適に維持できるというお話をしてみます。

エアコンフィルターって?

引用:筆者撮影画像

カーエアコンは、家のエアコン同様に空気を吸って、その空気を冷やして車内へ送り出しています。また送風(エアコンでない)状態の際にも外気を導入して車内に導いています。

外気を取り入れ、ブロアファンで車内に送る間に「エアコン用のフィルター」が使用されています。

エアコンフィルターの役目

  • 外から取り入れた空気から塵やホコリ・砂・カビを取り除き、車内に綺麗な空気を循環する役割があります。
  • 花粉やアレルギー物質、PM2.5、黄砂も取り除けるようなエアコンフィルターも出てきています。
  • ペット等の匂いを除去できるエアコンフィルターなどもあります

車の使用環境や、乗車する人の目的などによって使用するフィルターを選べる時代にもなりました。

昔(20年くらい前)は、フィルターの種類が少なく、新しいのと交換するだけといったイメージでしたが、最近では色々なフィルターが販売されています。

筆者も今回は、少し高性能なエアコンフィルターがないかを検討し、デンソー製のクリーンエアフィルターを購入しました。1,800円+送料くらいでした。

特長

  • 三層構造で非常に高い防塵性能がある
  • 微粒子であるPM2.5が90%除去でき
  • 活性炭を素材に練りこむことで、嫌なにおいの原因になる排気臭をカットしてくれる
  • 抗菌性能が高く、カビの発生を抑止してくれる

エアコンフィルターが、綺麗か汚いかで車内の空気の綺麗さが大きく変わるといって良いでしょう。カビやほこりの沢山ついたエアコンフィルターを使用すれば、車内にそれを含んだ空気が排出・蔓延するということになります。

エアコンフィルターは、1年程度で交換することが推奨されています。何年も使用している方は、フィルターに色々な物が詰まっていたりすることも在りますから、一度点検・交換した方が良いでしょう。

フィルター交換しないと、車の中が嫌な臭いになることが多いですね。自分で簡単に作業できるパーツの一つといえます。

エアコンフィルター 簡単交換手順

引用:筆者撮影画像

日本車のほとんどが、助手席のグローブボックスの裏側あたりに「エアコンフィルター」を設置している事が多いです。メーカーも交換する回数が多いということを考えて、比較的簡単な作業で終われるような場所にしています。

引用:筆者撮影画像

グローブボックスを開けて、グローブボックスを外します。じつは一番大変な作業が、グローブボックスを外す作業です。

というのは、やり方がわからないために苦労する方が多いという感じです。所有車のグローブボックス構造を一回確認することで、外し方はわかると思います。

筆者の車は、わきにあるステーを外して、あとは抑えながら引き抜くだけです。

引用:筆者撮影画像

グローブボックスを外したら、すぐ奥にエアコンフィルターが入っている白いボックスが見えます。このボックスのカバーを外します。

引用:筆者撮影画像

外すとフィルターが見えてきます。古いフィルターと新しいフィルターを交換するだけの簡単作業です。家のエアコンフィルターを掃除したり、交換するよりも簡単ではないでしょうか。

ただ自動車のエアコンフィルターを定期的に交換する人がどのくらいいるんでしょうか?効果は非常に大きいので、定期交換をおススメします。

引用:筆者撮影画像

じつは定期交換を推奨する筆者も、この車が昨年来た際にエアコンフィルターは、掃除とカビ取り剤をスプレーして使用していました。

一年発起、綺麗な空気を車内に入れたくて交換することにしましたが、古いのと新しいのでこれだけの差が出ています。

引用:筆者撮影画像

この中は、極端に汚れていなければ特に掃除などをしなくても大丈夫です。

引用:筆者撮影画像

新しいエアコンフィルターを上下を間違えないように入れて、カバーをして、グローブボックスを元に戻して作業は終了です。

筆者所有車の場合は、5分で終了してしまう作業です。お店によっては、エアコンフィルターを購入したら無料で交換してくれるところもありますが、それはかなり簡単な作業でもあるからです。

やり方に自信のない方は、お店に頼んでも良いと思いますが、少し車の知識がある人であれば簡単にDIYできるパーツですので、自分で交換するのが良いと考えます。

季節の変わり目で交換していくことで、清掃や交換サイクルなどを把握できるでしょう。

まとめ

家のエアコンだけでなく、車のエアコンにも気を配りましょう!

  • エアコンフィルターは、1年または10,000㎞毎の交換が推奨されています
  • 色々な性能のエアコンフィルターが販売されています
  • 比較的簡単な交換作業です

車のエアコンは、家庭エアコンよりも過酷な温度・湿度の中働いているパーツです。

風を作り出す最初の部分にエアコンフィルターは使用され、汚れや臭いの原因になるものを除去してくれています。定期的に交換することで快適なカーライフになるでしょう。

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