簡単ですよ、HIDバーナーをDIYで短時間交換しちゃおう!

簡単ですよ、HIDバーナーをDIYで短時間交換しちゃおう!
     
   

筆者の所有車は、2019年3月に中古で購入した車です。同年5月に純正4300KほどのHIDバーナーから「安価(1800円ほど)」の6000K社外バーナーに交換していました。

約1年半ほど経過しましたが、現状ではバルブがチラついたり、点灯しないという不具合は起きていません。ただ筆者の目が悪くなったのか少し暗いなと感じることがありました。

本来ならバーナーに大きな不具合などが出てから交換しても良いのですが、これまた安価(2000円ほど)で150%光量アップという期待値大きめのバーナーが販売されていたので、交換することにしました。

ここでは、バーナー交換の手順をできるだけわかりやすく解説するとともに、安価なバーナーって巷では色々あるけれども、つけてみて「実際どうなの?」ということもご紹介してみます。

今回購入したHIDバーナー

引用:筆者撮影画像

筆者が所有している車の純正HIDバーナーは、D2Sタイプのバーナーが採用されています。これは、プロジェクタータイプのヘッドライトに合わせた規格になっています。

似たバーナーで、D2Rバーナーというのがあります。シールドカバーがついている通常ヘッドライト用になります。バルブの規格は、きちんとその車にあったものでないと、装着できないだけでなく車検に通らないなんてこともあるので注意しましょう。

新品の社外バーナーは、今回初めて利用したお店です。今までに経験したことのない箱に入っている状態での納品になりました。今までは、プラスティックのカバーなどに入っていたのからすると、若干不安を感じざるを得ない梱包でした。2個で2000円という価格からすると仕方のないことかもしれませんね。

場合によってはけっこう交換作業に時間が掛かったり、トラブルもある場合があるようです。取り換えに挑戦する前に下調べをすることも大切と思います。

HIDバーナー交換の詳細手順

引用:筆者撮影画像

今回は、なるべくわかりやすくHIDバーナーの交換手順を解説できればと思います。ちなみに筆者所有車の場合は、片側10分くらいの作業で完了します。ただ車種によっては、バーナー交換自体は5~10分前後でできるのですが、作業スペースが狭く、周りの部品を一時的に撤去する必要がある車もあることを先に記載しておきます。

①ヘッドライト裏側にあるカバーを反時計回りに回して外す。

※この時、最初についていた状態を覚えておくと、後々元に戻すときに楽です。

引用:筆者撮影画像

②カバーを開けるとバーナーと配線を接続しているカプラーが出てきます。

※このカプラーを反時計回りに90度くらい回すと外れます。

 

引用:筆者撮影画像

③外したカプラーの状態と内側の構造を確認しておくとよいでしょう。

※最初のカバー同様に装着されていた状態を覚えておくと、後々取り付ける際に楽です。

引用:筆者撮影画像

④一度新品のバーナーを取り付けて、点灯確認と空焼きをします。

点灯確認をする理由としては、スィッチオンで「チラつき」・「点灯遅れ」・「色見」を確認するためで。また一般的な販売店さんの不良品対応は、1週間以内となっていることが多いので、不具合を先に検査しておくことが良いと考えます。

空焼きとは、一般的に先ほどの初期点灯不良を見つけることと、ガラス部分に付いている油脂分を取り除くためです。最近では、販売店さんがこの作業を行ってから発送してくれている場合もあります。

販売店さんで点灯試験がされているものであれば行わなくても良いでしょう。筆者は、初期点検をしたいので毎回行っています。

 

引用:筆者撮影画像

⑤新しいバーナーをセットする

※ヘッドライト側に切り欠きがついています。これにピッタリ合うようにバーナーをセットします。この作業は光軸なども含め非常に大事な作業になりますので、間違いの無いように行いましょう。

引用:筆者撮影画像

⑥元通りにパーツを戻して、最終点灯検査をしましょう。

ここまでの作業で、方側10分程度です。また写真を撮影しながら行っていますので、実際にはもう少し短縮されると思います。このモデルのHIDバーナー交換自体は、そんなに難しくないと思います。

1年半前に交換した社外バーナーに欠損が見つかる

引用:筆者撮影画像

マジマジと古いバーナーを観察したところ、使用には問題はなさそうですが台座の根元部分のガラス管が一部破断していました。ヘッドライトは、繊細なパーツです。破損したりしてしまうとヘッドライトユニット自体が壊れたりしてしまうこともあります。新しいバルブに交換して正解だったのかもしれません。

※筆者ワンポイントアドバイス

本来であれば、安心感のある日本製HIDバーナーを購入するのが、一番であるとも思います。筆者の場合は、「ボンビー」なので純正や高品質バーナーを一度も購入できていません。一度は買ってみたいです。

ただ安価なバーナーだからと言って、必ず低寿命であったり不具合が出るといった経験はしていません。大事なのは、最初の点灯試験で一瞬チラついたりしたときは、交換してもらうようにしています。口コミの情報などをきちんと見たりしながら、チョイスすれば失敗が少ないと考えます

もともと付いていたバルブのライト光量など

引用:筆者撮影画像

古いバーナーでの画像を撮影越しに見てみると、アレ!?以外と明るいなと思ってしまいました。筆者的には、取り付けた最初のころは、もう少し明るく広範囲に照らしていたと感じました。

またカメラ越しよりも実際の方が暗く見えている気がします。6000Kという色温度で購入したのですが、白というより白(青)というカラーリングに見えます。

今回新調したHIDバーナー

引用:筆者撮影画像

大体同じ時間で、同じようなシチュエーションで撮影してみました。今回も6000Kを購入しましたが、白といった印象です。もしかすると明るさ的にはそんなに変わらないような気もします。ただ色温度的に白い方が人の目には視界良好に見えます。両方とも安価なバーナーです。色見が商品によって結構違う点などが、お安い理由でもあるのでしょう。

けっこうたくさんの人がDIYで作業していますが、自身の無い方は量販店などでも交換してくれます。

まとめ

簡単ですよ、HIDバーナーをDIYで短時間交換しちゃおう!をまとめると

  • HIDバーナー自体の交換は、最短で片側10分もあれば交換できるでしょう(車種により違いあり)。
  • 安価なバーナーでもそこそこ明るいですし、低寿命なわけではないでしょう(商品選びは大切)。

今回は、筆者の所有車で少し実験した感じになりました。以前のバーナーが、白と思っていたのですが、ちょっと青色も入っていたことも解りました。そして安価なだけに1年半の使用の中で、ガラス管の一部が欠損していたことも発見できました。

とはいえ2個で2000円前後のバーナーとしては、優秀な方ではないでしょうか。案外簡単に交換できるので、いろいろ試してみるのも良いのではないでしょうか!

ニュース・コラムカテゴリの最新記事