ホンダは、サブスクリプションサービスである「Honda Monthly Owner(ホンダ マンスリー オーナー)」の展開エリアを拡大することになりました。
2020年9月10日(木)には、Honda Cars愛知(愛知県)に4店舗追加し、さらに2020年中に全国の主要都市を中心に拡大となります。
ここでは、ホンダ マンスリー オーナーの特長や利用方法などをご紹介しながら、今後同サブスクリプションが後のように拡大展開するのかなどを説明していきます。
ホンダ マンスリー オーナーの特長
引用:https://www.honda.co.jp/monthlyowner/?from=newslink_text
ホンダ マンスリー オーナーは、サブスクリプション制度「サブスク」です。その最大の特長は、最短1ヵ月で、車を返却できる点となっています。また別の違う車種に乗り換えることもOKです。
サブスクリプションって?
今や巷でサブスクリプション、サブスクと称されるこの言葉の意味って、いったい何でしょう?それは、製品やサービスなどの一定期間の利用に対して、代金を支払う方式のことを指しています。一般的には、「月額課金」や「定額制」という方が、なじみ深いですね。
代金を支払うことで、一定期間その対象を利用することが出来るということになります。
ホンダ マンスリー オーナーもその一つで、一か月を最短にして、対象のホンダモデルを一定期間乗ることが出来き、一か月単位であれば、解約時の違約金などが発生しない制度ということです。
ホンダ マンスリー オーナーの利用方法は?
引用:https://www.honda.co.jp/news/2020/c200910.html
会員登録
- E-mailアドレスをメール送信し、入会手続きを行うためのURLを記載したメールが返送されます。
- 返信Eメールに記載のURLから会員情報を入力。事務局での審査手続きが完了し次第、登録完了メールが通知されます。
- 会員登録手続きが完了したら、ホンダ マンスリーオーナーを利用する準備が整います。
会員登録に必要な物
- 本人名義のクレジットカードが必要になります。JCB、VISA、MasterCard、Diners Club、AMERICAN EXPRESSが利用可能です。デビットカードは、×になっています。
- 運転免許証の画像が必要になります。デジタルカメラや携帯電話、スマホなどで運転免許証の表と裏を撮影した画像データの添付が必要になります。
利用までの流れ
- この会員登録が終われば、使用することが可能になります。
- 予約ページに入り、好きなクルマを選んでいきます。タイプや車名などの検索が可能です。
- 必要書類を用意用意し記入書類に記載を行い、返信用封筒で返送する。
- 店舗にて車両が準備完了になり次第、クルマを受け取りにきサブスクのスタートです。
このサブスクリプション制度は、もともと埼玉のホンダでスタートしました。それが、2020年1月末ごろです。この制度が一気に認知され、受け入れられたことで全国へ展開することになったということでしょう。
ホンダ マンスリー オーナーでは、どんな車があり利用状況は?
引用:https://www.honda.co.jp/monthlyowner/?from=newslink_text
予約検索の車種を見ていくと、すでに利用中となっている車が多い状況です。
最安値の29,800円/月では、N-BOXやN-WGNなどがラインアップしています。39,800円/月では、フィットなども車種の対象となっているのですが、価格は地域によっても違いがあるようです。
そのほか49,800円/月、59,800円/月までありますが、現時点で多くのモデルが予約済みや使用中となっている状況です。このサブスクの人気の高さがうかがえます。
ホンダ マンスリー オーナーの今後の行方!?
非常に人気のサービスとなっているホンダ マンスリー オーナーは、他のメーカーでは行われていない手法(最短一か月)となっています。車を持たない若者への発信としても、車を利用する環境の人であっても魅力な商品であると考えます。
サブスクを利用した段階で、「保険・補償」、NOC(ノンオペレーションチャージ)、超過走行による追加精算の方式が適用されます。安心して乗ることのできる制度といえますね。
補償制度
- 対人補償 1名につき無制限(免責0円)
- 対物補償 1事故につき無制限(免責0円)
- 車両補償 1事故につき車両保険金額(免責50,000円)
- 人身障害 1名につき 3,000万円まで
NOC(ノンオペレーションチャージ)
事故や盗難などや、ユーザーや同乗者の過失による故障・汚損・臭気(タバコ・石油類等)等が発生した場合に、車両の修理・清掃等が必要となる修理や清掃等の程度・期間をとわず、修理・清掃期間中サービス提供できない部分を営業補償補償金(ノン・オペレーションチャージ)を負担する制度です。
超過走行による追加精算
利用中の走行距離が、利用月数×1,000kmを超えた場合、6円/kmの追加精算が必要となります。
まとめ
ホンダのマンスリーオーナーが大幅に拡大、全国展開へ!をまとめると
- かなり人気のサブスクとなる予感がします。
- ホンダとしても早急に全国展開をすることにしたサブスクです
- 今後の展開としては、このサービスをどこまで浸透させることが出来るかでしょう
ホンダのマンスリー オーナーは、昨年一月に制度が埼玉で開始になってから、飛躍的に利用状況が増加している制度となっています。1年たたずして全国展開へと拡大しています。
この制度の認知が高まっていくと他メーカーも、「最短1か月のサブスク制度」を追従する可能性がありますね。各メーカーが、同サブスクを行うことで、さらに利用者が便利にもなるのではないでしょうか。