トヨタ&スバル共同開発モデルbZ4X&SOLTERRA

トヨタ&スバル共同開発モデルbZ4X&SOLTERRA
     
   

トヨタとスバルが、共同開発したモデルを発表しました。トヨタではbZ4Xと名付けられ、スバルではソルテラと名付けられました。

共同開発が行われましたが、メーカーそれぞれの色が出ているモデルに仕上がっていそうです。当記事では、両モデルを紹介しながら、それぞれの違いなどにも触れてみたいと思います。

トヨタ bZ4Xの概要など

トヨタが目指しているホームプラネット構想を実現するために、一歩踏み出したモデルに仕上げていると考えます。いろいろな選択肢を踏まえながらSDGsに貢献し、さらにカーボンニュートラルを目指した車となっているようです。

bZとは、ビヨンドゼロという意味です。まさしくゼロを超えたところからスタートしているという意味です。そして走りに対する高揚感や安心感などを抑えたモデルに仕上げています。トヨタbZシリーズ第一弾となるモデルです。

トヨタ bZ4Xのエクステリアなど

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/36254708.html

フロントビューでは、エンジンモデルのようなラジエターグリル構造とは一線を画すデザインとしています。このモデルがBEVであることを象徴するディテールです。

ロングホイールベース化するために四隅に配置されたタイヤが特長となっています。ポジションがスリークになり、リフトアップがSUVらしさを際立てています。

リアデザインは、トヨタの特徴的なシグネイチャーデザインでもある台形がモチーフになっていそうです。

トヨタ bZ4Xの内装など

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/36254708.html

専用プラットフォームの採用によって、家族との時間を楽しく過ごせるように設計されています。コンセプトの一つである「人と人」をつなげる空間に仕上げているという事でしょう。

落ち着いた空間を演出するために、遮音性の高いガラスを採用したり、ファブリック張りのパネル類を採用したりしています。またパノラマティックルーフは、開放感を演出しています。

共同開発の根本となるプラットフォーム

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/36254708.html

トヨタとスバルで共同開発した一番の重要ポイントが、プラットフォームの開発です。これは、BEV専用のプラットフォームとなっています。また車のベースとなる部分でもあるので、この共同開発によって仕上げられたプラットフォームは、今後のbZシリーズでも重要な役目を果たすことでしょう。

1充電で、FFモデルは、500㎞の走行が可能です。4WDは450㎞となっています。

スバル SOLTERRAのエクステリアなど

引用:https://www.media.subaru-global.com/ja/news/3168

エクステリアは、スバルデザインと解るシームレスなヘキサゴングリルが特長です。ワイドに張り出したフェンダーが、スバルの雰囲気を醸し出すように仕上げられています。

リアビューは、スバルらしいテールランプデザインが継承されています。トヨタもスバルもフロント・リアビューでそれぞれの特長を醸し出しているのではないでしょうか。

スバル SOLTERRAの内装など

引用:https://www.media.subaru-global.com/ja/news/3168

基本的な造形は、トヨタbZと同様なつくりとしています。全体的なスタンスを低めに設定しながら水平基調のインパネデザインです。スバル初採用のトップマウントメーターは、トヨタと共同開発して結果でしょう。

トヨタ bZ4XとスバルSOLTERRAの違いは?

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/36254708.html

トヨタ初採用となるステアバイワイヤーでステアリングコントロールするシステムがオプション装備になりそうです。この機能は、トヨタのみで採用された仕様となっています。

スバルの意図としては、作り込んだBEVの乗り味をそのまま楽しんでほしいという考えがありそうです。またオプションとしてもそれなりの価格設定になるという観点もあるやもしれません。かわりにソルテラの場合は、パドル式回生ブレーキコントロール機能が用意されるとのことです。

bZ4Xとソルテラでは、ショックの味付けも違っているようです。86とBRZも違っていましたが、ソルテラの方が強めの減衰弱となる予定です(ソルテラの重量の方が重いという現実もあるかもしれません)。

一番大きな部分は、やはりエクステリアデザインで両メーカーの想いがディテールに繋がっている部分ではないでしょうか。同じプラットフォームを使用しても、違う車に仕上がっている点が見事です。

まとめ

トヨタ&スバル共同開発モデルbZ4X&SOLTERRAをまとめると

  • 両モデル共に2022年中ごろには、世界で販売開始になるグローバルモデルです。
  • プラットフォームなど共同開発した部分は、大きい価値となっています。さらに両メーカーの色をふんだんに盛り込んでいると言えるでしょう。

今回は、トヨタとスバルの共同開発モデルを紹介しました。メーカーそれぞれの特長が反映されたモデル達に仕上がっていそうです。販売開始が楽しみですね。

 

 

 

 

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