トヨタは、コンパクトな3列シートモデルであるシエンタをフルモデルチェンジしました。シエンタは8月23日に発売開始され、すでに大々的にCMも行われています。
今回は、新型シエンタのエクステリアや内装、パワートレインなどを紹介していきます。
トヨタ 新型シエンタのエクステリアなど
新型シエンタのエクステリアデザインは、広い室内空間と取り回しの良さを最優先にしたものになります。フロントビューは、みんなが受け入れられやすいデザインとすることで、より幅広い購買層を狙った仕上げになっています。
サイドビューは、ベルトラインをなるべく水平にすることで、コンパクトサイズながら大きなキャビン空間を演出しています。サイドプロテクションモールを装備したことで、気兼ねなく使える乗り物であるという表現がされています。
エクステリアカラーには
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- ダークグレー
- ブラック
- スカーレットメタリック
- ベージュ
- アーバンカーキ
- グレイッシュブルー
- ダークグレー×スカーレットメタリック
- ダークグレー×グレイッシュブルー
が用意されています。
トヨタ 新型シエンタの内装など
引用:https://toyota.jp/sienta/design/?padid=from_sienta_ft-usability_navi-menu_design
ダッシュ素材にファブリックを使用することで心地よい空間を演出し、水平基調のインストルメントパネルが、空間の広がりをもたらしています。車内空間の広がりだけでなく、車両感覚がつかみやすい仕様です。
内装カラーには、心地よく過ごせることを意識したフロマージュカラーと落ち着き感を演出するブラックが用意されています。オプションで親しみやすいカーキカラーも設定されていますので、お好みのチョイスが可能となっています。
引用:https://toyota.jp/sienta/design/?padid=from_sienta_ft-usability_navi-menu_design
車内高は、先代モデルよりも20㎜アップしています。5ナンバーサイズにありながら、ガラス設置位置や水平基調のベルトラインによって、広い車内空間を確保しています。
二列目の居住性をアップさせたことで、普段のショッピングや買い物かごを足元にも置ける仕様です。普段使いを後押しする空間つくりやラゲッジスペースが、確保されているモデルといえるでしょう。
トヨタ 新型シエンタのポイントなど
スライドドアと低床フロア化によって、330㎜の乗車高となり、さらにフラットフロアによる乗降性能も持ち合わせています。またスライドドア高を先代モデル比で+60㎜拡大したことで、後席へのアクセスが格段に楽になっています。
スライドドアはハンズフリー式としたことで、両手がふさがっているときでも簡単に車内へアクセスすることが可能です。ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアが付属していることで、スマートキーを携帯しているだけで簡単にアクセスできる仕様です。
バックドア部でも開口高を15㎜拡大し、荷室高も20㎜アップしています。これによって、よりスムーズな荷物の出し入れが可能です。
トヨタ 新型シエンタの走行性能など
新型シエンタでは、TNGA新開発のプラットフォームが採用されています。「GA-Bプラットフォーム」では、環状骨格構造を採用し、「ねじれ抑制・キャビン強度・軽量化」を実現させています。
フロントサスペンションはストラットを採用し、リアはトーションビーム式を採用することで路面にマッチした新道抑制が可能になっています。
ハイブリッドエンジンは、トヨタの十八番であるシリーズパラレル方式が採用されています。1.5Lエンジン+ハイブリッドで116psの最高出力です。4WDは、E-Fourシステムが採用され電気的な制御が施されています。
ガソリンエンジンモデルには、1.5Lダイナミックフォースエンジンが搭載されています。ハイブリッドとは違い、直噴タイプのユニットです。
トヨタ 新型シエンタ車両価格表
グレード名 | 駆動方式 | 定員 | 価格 |
X | FF | 5名 | 1,950,000円 |
X | FF | 7名 | 1,990,000円 |
G | FF | 5名 | 2,300,000円 |
G | FF | 7名 | 2,340,000円 |
ハイブリッドX | FF | 5名 | 2,380,000円 |
ハイブリッドX | FF | 7名 | 2,420,000円 |
Z | FF | 5名 | 2,520,000円 |
Z | FF | 7名 | 2,560,000円 |
ハイブリッドX | フルタイム4WD | 5名 | 2,578,000円 |
ハイブリッドX | フルタイム4WD | 7名 | 2,618,000円 |
ハイブリッドG | FF | 5名 | 2,650,000円 |
ハイブリッドG | FF | 7名 | 2,690,000円 |
ハイブリッドG | フルタイム4WD | 5名 | 2,848,000円 |
ハイブリッドZ | FF | 5名 | 2,870,000円 |
ハイブリッドG | フルタイム4WD | 7名 | 2,888,000円 |
ハイブリッドZ | FF | 7名 | 2,910,000円 |
ハイブリッドZ | フルタイム4WD | 5名 | 3,068,000円 |
ハイブリッドZ | フルタイム4WD | 7名 | 3,108,000円 |
まとめ
トヨタがシエンタをフルモデルチェンジ!をまとめると
- 先代シエンタは、2015年7月から販売されています。7年の歳月を経て新型になったといえます。
- 先代シエンタの特徴的なディテールから、普遍的なディテールへと進化したといえるでしょう。
今回は、新型シエンタについて解説してみました。5ナンバーサイズの3列シートモデルは非常に希少なモデルであるといえます。ライバルといえば、ホンダフリードになります。これからの2モデルの販売状況が気になりますね。