車両火災って、皆さんの身近でおきていますか?じつは、毎日のように車両火災は発生している状況です。しかも複数発生しています。
ここでは、そんな車両火災の原因などを解説しながら、自分の車が火災にあわないためにするべきメンテナンスなどを説明していきます。
国土交通省での火災原因統計では?
引用:https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E7%81%AB%E7%81%BD&srt=dlrank&qt=&pp=70&pt=A&p=3
国土交通省に届け出された火災は、2020年一年間で5000件以上あります。その中で、乗用車(軽)と商用(軽)で絞っていくと、約400件火災が発生しています。
一年365日なわけですから、毎日一件以上の乗用車火災が発生しているという結果になります。これは、かなり驚きの数字と考えます。もちろん車両全体で考えると5000件以上あるので、全国のどこかで毎日かなりの車両火災が発生していることになります。
今日、13時15分頃、山梨県 富士河口湖町 富士急ハイランド横で単独車両火災を発見。怪我人等なし。
このあとに消防が駆けつけ消火しました。#車両火災#山梨 pic.twitter.com/tXKHfa9TTZ
— 高杉’Jay’二郎(三枝亭二郎) (@SmileMessenger) August 20, 2021
車両での火災は、煙が上がったと思ったらいきなり燃え広がるという事象が大変多いようです。火災に遭遇したら、無理に消そうとはせずに、安全な場所に全員が避難することが大事であると考えます。
車両火災の主な原因は?
VW の車両火災については動画含めてリンクさせて頂いたブログ記事が参考になるかと思います
“充電ソケットを車両から抜いたら発火”
制御系に技術的な問題があるのでは?
(基礎分野すっ飛ばして応用ばっかりやってると…)🔗 Life in the FAST LANE.https://t.co/7XIl5WI6He
— Ken@呉 (@hilite49) August 24, 2021
車両火災一番多い原因は、エンジンオイルの漏れや管理不足による延焼の発生です。
例えば、エンジンオイルが漏れているのを放置し、漏れたオイルがエキゾーストにあたり出火というような車の管理に起因するものが多いです。とくに走行距離が多い車に見られる火災原因でしょう。
エンジン内部での火災が原因の場合では、所有者の管理不足から発生しているケースが多いと考えます。
新宿駅付近の甲州街道で車両火災に遭遇 pic.twitter.com/8PJHptOpgI
— はしけん (@hashiken117) August 16, 2021
最近のモデルは、電装品が多く積載されています。それだけではなく、DIYでもいろいろな装備が取り付けできます。こういった電装品から出荷するというケースも多くなっています。
特に配線での出火は、手が付けられないほどよく車が燃えます。配線は車のいたるところに這われているからです。DIYでの作業も細心の注意をして行うことが肝心です。
八女市で車両火災 pic.twitter.com/Mntr50QfHC
— 松崎 弘典 (@nalu727) August 23, 2021
車の車内に置いてある物から出火するケースでは、ライターが熱くなり暴発した場合や、置いたペッドボトルが虫眼鏡の役目になり出火、タバコの火で出火といったものが多いようです。
夏場などは、車内は、50度以上になることも在ります。やはり無駄なものはあまり車に置かない方が良いという事でしょう。
車両火災の主な原因一覧
- エンジンルーム内での整備不良による出火
- ブレーキパーツの不具合による出火
- デファレンシャルなどのオイル不足による出火
- マフラー装置の不具合による出火
- 灯火類の不備による出火
- 配線系統からの出火
- ダッシュボードなどの置物が理由で出火
などが多い状況です。出火原因は、ユーザーの管理不足によるものが多いといえます。ひとたび火災になると、周りにも多大な損害が出る可能性があります。十分注意したい事案ですね。
車両火災を防ぐには?
引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/4863034?title=%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E7%82%B9%E6%A4%9C&searchId=817001747
車両火災原因の中に、エンジンオイル漏れという「理由」が多く出てきます。エンジンオイルが、タペットカバーやブロック、オイルパンから漏れ出ていて、それがエキゾーストマニホールドなどに触れて出火するという事故です。
日頃から所有車を定期点検して、不備があれば整備をすることで火災の多くが防げるという事になります。日々の点検の大事さを、火災にあってから気づくのではなく、発生前から考えておくことが重要ですね。
また自分で取り付けした電装品などの不備による火災というのも増えているそうです。例えば、ヘッドライトバルブを取り換えたが、適合を間違えていたり、取り付け間違いをしたりしたために、樹脂とバルブが熱などで干渉し出火、というケースもあり得ます。
DIYはコストも少なく済むし、好きなパーツを取り付けできるメリットがあります。しかしながら失敗すると火災に直結するものもあります。十分注意しましょう。
車両火災にあったときは?
引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/5193194?title=%E6%B6%88%E9%98%B2%E8%BB%8A%E3%80%80%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%97%E8%BB%8A%E3%80%80%E6%B6%88%E9%98%B2%E5%9B%A3&searchId=845805841
乗っている最中に自分の車から出火!?した場合は、どのように対応したらよいでしょう。
出火する前に、煙や臭いが発生していることが多いので、この段階で気が付いた場合は、なるべく広くてトラブルの少ない所に車を停めて、消防の手配をしましょう。
すでに出火してしまった場合は、人命第一です。車から即座に離れて消防車を呼びましょう。車は、燃料や電気があります。出火すれば、全焼する可能性が高くなります。自分だけでなく、周囲の人命の危険が少なくなるような対応が求められます。
まとめ
車両火災で多い原因は?ユーザーの火災防止策を解説!をまとめると
- 車両火災の原因は、ユーザーの整備不良が多い状況です。
- 火災を防ぐためには、日ごろの定期点検とメンテナンスが大事でしょう。
- 火災にあった際は、人命を守る行動と消防をすぐに呼びましょう。
日本での車両火災は、年間5000件強発生しています。という事は、一日に10件以上もの火災がアチコチであるという事です。皆さんも他人ごとではないと思いませんか?