物価高騰！？安さで選ぶなら新車の軽商用モデル！賢く買って今を生き抜こう！

最近は、あらゆるものが「値上げ値上げ」となっていますね。食料品や雑貨だけでなく、新車や中古車も価格が上がっていると感じます。それもかなり高額と言わざるを得ない状況です。

こんな物価高騰でも、車に毎日乗らないといけない人も多いと考えます。ここでは、物価高騰の中、なるべく廉価で新車に乗るには、「軽商用バンという選択肢が良いかもしれない」というお話をしてみます。

最初に軽商用バンの特徴とデメリットを紹介！

引用：https://www.photo-ac.com/main/detail/25231132

軽商用バンは、商用に特化した軽自動車です。乗用モデルとは少し違う部分もあるといえます。商売に使う車がゆえに、乗用よりもチープな感じ（特に内装）に見えることが多いでしょう。

今回「商用バンは、いかがでしょうか？」というおススメをする前に、商用バンのデメリットと思われる部分を一回把握してもらって、それでも軽商用バンモデルが、この物価高騰で手助けになるかもしれないという提案にしたいと考えます。

軽商用バンのデメリットとは？

• 後部座席が固定式となっており、さらにチープな感じが否めない
• 内装の上半分が鉄板むき出しのモデルが多い
• 最廉価なモデルでは、エアコン以外、標準装備されていない
• 安全装備が少ない、またはないモデルがある
• 最廉価グレードは、マニュアルが基本
• タイヤが商用プライタイヤでないとならない
• エクステリアカラーの種類が少ない（廉価グレードでは選べない）
• 現在の商用バンは、大きく分けてスズキとダイハツ、ホンダしか製造していない

上記のようなことがあげられます。ただ、マニュアルで十分という方もいますし、安全装備が邪魔という方もいるでしょう。安いということは、乗用と比べて装備などに違いが必ずあります。そういった点を理解しましょう。

スズキ　エブリイ

引用：https://www.suzuki.co.jp/car/every/

「いかがでしょうか？」パッと見では、エブリイワゴンと大きな差はないように感じます。ただ、商用のエブリイはハイルーフ仕様になります。荷物を多く積載できることが基本だからです。それだけ頭上空間が広くなると云う事でもあります。

エクステリアカラーは、グレードにより選べる色が異なります。

• ホワイト
• シルキーシルバーメタリック
• ノクターンブルーパール
• クールカーキパールメタリック
• ブルーイッシュブラックパール3

が設定されています。

スズキ　エブリイの内装は？

引用：https://www.suzuki.co.jp/car/every/interior/

軽商用バンと聞くと、一昔前まではビニール素材のシートといった印象があるのではないでしょうか？近年モデルでは、しっかりとしたファブリック素材が採用されています。グレードによっては、車中泊も楽にできるフルフラットにもなります。

スズキ　エブリイの車両価格（税込み）

スズキの比較的空間の大きい乗用モデルの価格幅が、下記になります。

• エブリイワゴン1,569,700円～ 1,929,400円
• スペーシア1,312,300円～1,656,600円
• ワゴンR1,217,700円～1,509,200円
• ワゴンRスマイル1,296,900円～1,716,000円

エブリイの再上位グレードが、150万円ちょっとです。ワゴンRを除いて、安いと考えます。また本当に安い乗り物で、マニュアルでも良く、毎日使いたい人や近場の買い物以外いかないから安いモデルが良いという方には、最下位グレードをチョイスすれば、二桁の金額で購入できます。

スズキ　スペーシアベース

引用：https://www.suzuki.co.jp/car/spacia_base/styling/

上記モデルは、スズキが商用モデルを一般のユーザーにも広めたいという観点から発売開始したモデルです。そのためフロントマスクは、スペーシアカスタムに類似させ、購買意欲をそそるフォルムにしながら、積載重量を大きく取るのではなく、個人ユース、個人商売、個人空間などにも利用できるモデルとしています。

引用：https://www.suzuki.co.jp/car/spacia_base/interior/

リアスペースは、個人空間として利用できる仕様としているのが最大の特徴です。商用らしくない格好良いデザインに、使い方の幅を広くしたモデルと言えるでしょう。

スペーシアベースの車両価格（税込み）

スペーシアベースは、かなり新しいモデルです。そのため新車価格は、バンらしくない少し高めの設定になっています。それでも乗用モデルよりは、安い価格設定になっていると考えます。

ダイハツ　アトレー

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/atrai/

アトレーは、以前はアトレーワゴンという乗用モデルもラインアップしていましたが、現在では商用アトレーしか採用されていません。ただ、乗用の要素をかなり多くつぎ込んだ商用モデルです。そのため商用らしくない少グレード展開ともなっています。

一説によると、ダイハツ　ウエイクが終売になったことがアトレーの登場になったともいわれています。乗用で最大空間を誇ったウエイクがなくなり、代わりにアトレーが引き継いだとのことです。そのため最大空間をもちながら、乗用の高級感も盛り込んだのではないでしょうか。

ダイハツ　ハイゼットカーゴ

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/cargo/index.htm

ダイハツの商用バンモデルとして君臨しているのが、ハイゼットカーゴです。最大の特徴は、ターボモデルも存在しているという点です。パワートレインの幅は、エブリイよりも多いと考えます。

エクステリアカラーはグレードにより異なります。

• ブライトシルバーメタリック
• ホワイト
• アイスグリーン
• トニコオレンジメタリック
• シャイニングホワイトパール
• ブラックマイカメタリック

からチョイスできます。

ハイゼットカーゴの車両価格（税込み）

ダイハツの車内空間が広めのモデルが、下記になります。

タント1,353,000円～1,837,000円

ムーブ1,135,200円～1,782,000円

ムーブキャンバス1,496,000円～1,919,500円

ターボモデルといえば、新車価格が200万円近いというのが現状ではないでしょうか？ハイゼットカーゴの広大な車内空間とターボモデルの場合は、160万円ちょっととなります。

ホンダ　N-VAN

引用：https://www.honda.co.jp/N-VAN/webcatalog/styling/design/

ホンダ　N-VANの車両価格（税込み）

ホンダN-VANの特徴は、マニュアルモデルが6速という点です。さすが走りを追求しているメーカーといえます。ホンダNシリーズは、軽自動車の中でも高額なモデルたちです。N-VANも若干高い価格設定になっていると感じます。

また助手席シートがかなりチープにできています。こういった点が受け入れられる人は、かなり広い車内空間の中で運転できると感じます。

税金関係

軽乗用車（自家用）モデルの自動車税は、一律10800円となっています。一方軽商用（自家用）モデルの自動車税は5000円（一律）です。年間5800円ですが、安いことに越したことはないでしょう。

軽商用バンは、荷物を多く積載することを目的に作られています。そして内装は、かなり軽量化されています。こういったことから、同じタイプの乗用モデルよりも高燃費な可能性もあり得ます（乗車人数などによっては）。

まとめ

物価高騰！？安さで選ぶなら新車の軽商用モデル！賢く買って今を生き抜こう！をまとめると

• 軽商用バンは、乗用モデルとは違いチープな点などもありますが、乗り物としての完成度は高いと考えます。
• 車両価格がかなり安いので、現在の物価高騰の中では検討材料の一台になると思います。

昨今の物価高騰の中、どうやったら安く新車を買うことができるかという点に焦点を集めてみました。軽商用バンという選択肢もアリではないでしょうか。