実は【日本】が優勝回数最多!?超エコなレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ」とは

     
   

最近では高速道路から見える景色や電車の車窓から空き地太陽光パネルが設置されている様子を見る機会が増えてきました。

家庭用の太陽光パネルも、リフォームの選択肢のひとつとして、グリーの子会社が太陽光パネルを設置するリノコというサービスを展開していたりと一昔前よりもかなり身近になってきました。

さらに、家庭用だけでなく最近は個人や企業が耕作放棄地や空き地に設置した中古の太陽光発電所を売り買いできるソルセルというサービスまでもが登場しています。

ところで、太陽光パネルのある車といえば…ソーラーカーですが、実はオーストラリアでソーラーカーの大注目のイベントが開催されていることをご存知でしょうか。

その名も

World Solar Challenge
(ワールド・ソーラー・チャレンジ)


Photo By Nuon Solar Team

実はこのイベント、今年日本が優勝できるかどうかによって「最多優勝国」の座を追われるか守れるかが決まります。今回は、そんな隠れた要チェックイベント「ワールド・ソーラー・チャレンジ」を紹介します。

ワールド・ソーラー・チャレンジとはどんなレースなのか?


Photo By Nuon Solar Team

ワールド・ソーラー・チャレンジとは、1987年から開催されているソーラーカーのレースです。

会場はオーストラリア。オーストラリアを南北に縦断する形で、総延長約3000kmのコースを走ります。3000kmとは、日本で言うと択捉島の端っこから与那国島の端っこまでで約3300kmほどになりますので、日本の端から端までの距離になります。

企業や大学生のチームに加え、中には高校生のチームまで参加します。今年は24カ国42チームが参加します。かつて日本のチームが連覇をなしとげたこともあり、実は注目のレースなのです。

日本からの参戦チーム

日本からは今年、2014年の大会には合計で5チームが参戦します。ここからは注目の5つのチームを見ていきましょう。

名古屋工業大学 ソーラーカー部

 

1992年に梅野研究室付属 ソーラーカー研究所から始まったソーラーカー部。2000年には国内の大会で優勝するまでに成長しました。2013年まではなかなか順位がふるいませんでしたが、昨年2014年には鈴鹿で総合5位に食い込むなど善戦しています。

チームのサイト

金沢工業大学 夢考房ソーラーカープロジェクト

 

ブレーキ版ではNISSANに、タイヤではブリジストンに協力してもらいながら制作している金沢工業大学のチーム。最近北陸新幹線でも話題ですがこちらも注目のチームです。

チームのサイト

東海大学 ライトパワープロジェクト

 

東海大学のライトパワープロジェクトは、ソーラーカーチームの参戦です。他にも人力飛行機や電気自動車の制作など、学生が自主的に取り組んでいるチームがあります。過去のワールド・ソーラー・チャレンジでは優勝した経験もあるので今年の活躍に注目です。

チームのサイト

工学院大学ソーラーカープロジェクト

 

NHKの番組でも取り上げられた注目のチームがこちら、工学院大学ソーラーカープロジェクトです。デザインだけでなく、流体解析などまで学生たち自身で行ったマシンで参戦します。開発当初の見た目がフクロウに似ていたことから、マシンはOWL(おうる)と名付けられました。

チームのサイト

呉港高等学校 エコテック部

 

なんとここは高校生のチームです。ソーラーカー設計16年と、高校生の年齢ほどの経験のある山田氏が顧問となり、高校生たちが授業で習っていない溶接や機械加工、FRP成形などにもチャレンジしています。

チームのサイト

歴代の優勝チーム

ワールド・ソーラー・チャレンジの優勝回数は、実は日本とオランダが同じ5回。そのため今年、日本が優勝すれば唯一の最多優勝国になることができるのです。

そんなワールド・ソーラー・チャレンジの歴代優勝チームを見てみましょう。近年は実は日本とオランダがほぼ毎年優勝争いをしている構図になっていることがわかります。

開催年 チーム名 平均速度(km/h)
1987 ゼネラルモータース アメリカ合衆国 66.9km/h
1990 ビール工科大学 スイス 65.2km/h
1993 ホンダ 日本 85.0km/h
1996 ホンダ 日本 89.8km/h
1999 オーロラ ビークル アソシエーション/RMIT 大学 オーストラリア 73.0km/h
2001 デルフト工科大学 オランダ 91.8km/h
2003 デルフト工科大学 オランダ 97.02km/h
2005 デルフト工科大学 オランダ 102.8km/h
2007(チャレンジ部門) デルフト工科大学 オランダ 90.87km/h
2007(アドベンチャー部門) 芦屋大学 日本 93.57km/h
2009(チャレンジ部門) 東海大学 日本 100.54km/h
2009(チャレンジ部門シリコン) ニューサウスウェールズ大学 オーストラリア 76.28km/h
2011 東海大学チャレンジセンター 日本 91.54km/h
2013 デルフト工科大学 オランダ 90.71km/h


まとめ

ワールド・ソーラー・チャレンジは2015年8月18日から25日まで開催!

はたして日本のチームは優勝できるのでしょうか!?結果に期待です!

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