茨城のS級心霊スポットで合成ソフトを使わずに心霊写真っぽい写真が撮れるか試してみた【後編】

     
   
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【登場人物】
牧野(26)/イキクル編集担当ディレクター、独身。いつも上司の林Pの無茶ぶりの犠牲となっている。自分のクルマを購入することが現在の目標。
 
林(45)/プロデューサー、牧野の上司。部下に無茶振りした時の反応を観察するのが大好きなS気質。最近、ホンダのフリードを購入したので、週末は家族でお出かけするのが楽しみ。

前回までのあらすじ

「心霊写真っぽい写真」を撮るため、茨城県のS級心霊スポットにやってきた心霊オタク牧野とプロデューサーの林。現役グラビアアイドル佐藤望美さんの協力もあり、1件目の「大洗の幽霊トンネル」では、身の毛もよだつような「心霊写真っぽい写真」を撮ることができた。

果たして、続いての心霊スポットには何が待ち受けているのだろうか。一行は笠間市にある笠間ダムへと向かう。

前編を読まれていない方は「茨城のS級心霊スポットで合成ソフトを使わずに心霊写真っぽい写真が撮れるか試してみた【前編】」も合わせてご覧ください。

心霊スポットその②:自殺した霊が出ると噂のS級心霊スポットへ!

前回、大洗で満足のいく写真が撮れた牧野。一行は大洗町から北関東自動車道に乗り、続いての心霊スポットへと向かいます。

佐藤さんに、行先をナビに入力してもらいます。
林P
牧野君、次はどこへ行くつもりなの?
牧野
次は笠間市にある飯田ダムに行きます。
林P
ふーん、そこはどんないわくつきなの?
牧野
どうやらですね……

豊かな自然に囲まれており、普段は釣り人や家族連れでにぎわうアウトドアスポット。しかし、近くに広がる山林で、その昔自殺者が出たらしく、それ以降夜な夜な女の霊が出没するとのこと。地元の人の間でも有名な心霊スポットのようです。

というわけで、車で約40分。笠間湖・飯田ダムへと着きました。

佐藤
なんだか、見た目は普通のダムですね。
牧野
まあ、昼間ですからね……。

撮影の関係上、夜に来れなかったのは最大の誤算でした。

林P
ここでもさっきの多重露光を使って撮影するのかい?
牧野
いえ、ここではこれを使います。じゃん!

取り出したるはシャボン玉。

林P
シャボン玉なんて何に使うの?
牧野
このシャボン玉が火の玉に見えないかと考えまして、それっぽく撮ってもらいます。
林P
は?

火の玉といえば、心霊オタク界隈(?)では定番中の定番。欧米では”ウィル・オ・ウィスプ”などとも呼ばれており、世界的にも有名な怪奇現象の1つです。(マキペディア情報)

この飯田ダムでは、その火の玉現象を再現するため、シャボン玉をうまく火の玉に見せかけて撮影することにします。

普通にシャボン玉で遊ぶ佐藤さん。かわいい!(フィルムカメラにて)
林P
牧野君、なんかカメラマンを手品師か何かと勘違いしてない? 大丈夫?
牧野
遠くの背景にピントを合わせてぼかす様にシャボン玉を撮ったらそれっぽくなるのではないでしょうか。とりあえず試してみましょう。

というわけで、撮影した心霊写真っぽい写真がこちら

うーん、そのまんまシャボン玉!

遠目で写真を見ると青白い狐火のように見えなくもないですが、見れば見るほど木々の背景にシャボン玉が浮かぶ普通の写真になってしまいました……。

カメラ
あまり技術とは関係ない気もしますが、やれるだけやってみました。

うーん、夜間ならまた変わったのでしょうが、やはりお昼では明るくてどうしても心霊写真になりづらいようです。

佐藤
でも、夜にここへ行くのは嫌ですね……。お昼だから大丈夫だけど、明かりも何もなくて絶対に怖いですよ。
 
最終的に心霊関係なく、シャボン玉で遊びました。
林P
いわんのこっちゃない。どうしてこう詰めが甘いかなぁ。
牧野
す、すみませんでした……(ションボリ)。

心霊スポットその③:県内最凶のS級スポット、笠間城跡へ!

気を取り直して、一行は笠間市を縦断し、飯田ダムから車で15分の距離にある「笠間城跡」へと向かいます。

牧野
最後は本当にヤバイらしいですよ!! 何度も合戦があった場所で着物の女性や落ち武者の霊が出るとか出ないとか!(ハアハア)
林P
うん、分かった。分かったからちょっと落ち着こう。

興奮を抑えられない牧野。それもそのはず。笠間城跡はかつてフジテレビの某奇跡体験のテレビ番組でも取り上げられたことがあり、県内はもとより県外の心霊ファン(?)にも有名な超S級スポットなのです。

現場は木々が生い茂った森の中で昼間にもかかわらず薄暗くジメジメしています。

カメラ
うわ、なんかここヤバイですよ……。嫌な感じがします。

第六感とでもいうのでしょうか。同行しているカメラマンさん嫌な気配を感じたようです。霊感はないとのことですが、やはりここには”何か”が居るのでしょう。

何気ない風景の写真でも少し怖い雰囲気です(佐藤さん撮影)
カメラ
明るさを下げて普通に撮影するだけでも迫力がありますね。これ見てくださいよ。

うわぁああ!!

ちょっと背筋がゾクっとしました。

林P
うわぁ、この写真ヤバイね……。のぞみんが本当の悪霊みたいに見える。
佐藤
午前中のトンネルの写真も相当でしたけど、この写真は……。

二人ともあまりの恐怖にドン引きしている様子。いや、僕もちょっとひきつった笑いが出ましたし。

ちなみに多重露光を駆使して撮った写真はこちら。

うん。もう、これ明日祟られてもおかしくないよね。

牧野
今更試す必要もなく怖い写真が撮れていますが、もう少し雰囲気ある写真を撮影してみましょう。

山頂までの上り道にちょうど崖に掛かった橋がありましたので、佐藤さんにもう一度白いワンピースを着てもらい、撮ってみました。

ガチの心霊写真やんけ!!

失礼。あまりの迫力に変な方言が出てしまいました。しかし、それくらい素晴らしい写真が撮れたと思います。

佐藤
怖い! 怖いよこの写真! 夜寝られなくなっちゃう!!
林P
うわぁ、マジで呪われそう……。

お二人にも満足してもらえたようで、牧野も今回の取材を企画したかいがあったというものです。

ちなみにハイキングコースを登っていくと、城跡と思われる開けた広場になっており、石碑なども建てられていました。心霊スポットとしてだけでなく、歴史に興味がある方もぜひ一度ドライブに来てみてはいかがでしょうか。

牧野も心霊のようになれないかチャレンジ(失敗)
林P
牧野君はそんな隅っこで何やってるの?
牧野
合わせ鏡は霊を呼びやすいということで、霊が集まるこの地で試してみようかと。
林P
あ、そう……。(わざわざそのためだけに姿鏡持ってきたんだ……)

なんだかかわいそうなものを見る目で見られましたが、僕も今回の取材は大満足で終えることができました!!

後日談:社内にて

取材から数日経ったある日。牧野は今回の記事の作成をしていました。

カメラ
こんにちは、この間の取材で撮った写真ができましたのでお渡しに来ました。
牧野
あ、どうもありがとうございます。確かに受け取りました。

牧野
さて、どれどれ……。お、今回も良く撮れてる! さすがプロだなぁ。

牧野
あれ、最後の1枚、文字化けしてる? 気味悪いなぁ。そういえば、取材の時、ホンダカーズのスタッフさんが警告してたよなぁ、なんてね。ははは……まさか……。

牧野
ともかく、ファイルの中身を開いてみますか。ッ…!!!!

結論:Photoshopって便利!

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文・編集:牧野(イキクル編集部)
写真:輿石有佑

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