新型ポルシェ・カイエン発売間近!?最高級SUVのフルモデルチェンジに迫る!

     
   

ドイツのスポーツカーメーカー、ポルシェのクロスオーバーSUVであるカイエンが2018年にフルモデルチェンジを経て3代目として発売されることが発表されました。積載量や居住性と、スポーツ走行性能を両立したカイエンの世界累計販売台数は70万台を優に超えており、その人気からも新型への期待は高いといえるでしょう。今回はこれまでのカイエンについてふり返りつつ、新型カイエンの特徴についてみていきましょう。

次世代のスポーツカーの姿:カイエン

photo by ポルシェジャパン

ポルシェにおいてはじめてクロスオーバーSUVの形をとって発売されたカイエンは、ポルシェの伝統的なスポーツカーである911のようなRR(リアエンジンリア駆動)ではなく、フロントにエンジンを搭載する4WDです。一見普通のSUVに思えますが、ポルシェがカイエンのことを「新しい形のスポーツカー」と位置付けているように、性能は他のスポーツカーに引けを取りません。

現行の2代目後期モデル(958型)の最上級モデルであるカイエン・ターボSはなんと、最大出力は570馬力で、0-100km/hの加速は4.1秒という、他のSUVと比べると驚異的な数字をたたき出しています。この加速力は、BMWの代表的スポーツカーであるM4に匹敵します。さらに4WDであるため、悪路の走破性能も非常に高いです。

加速よし、最高速よし、道を選ばない走破性能よしと、これだけの性能を誇るカイエンはまさしく、「新しい形のスポーツカー」といえるでしょう。

上記のようなダイナミックなスポーツカーとしてのパフォーマンだけでなく、SUVならではの快適性と多様性も備えているのが、カイエンの強みです。重量感のあるボディによって、非常に安定した走行を可能としていることは勿論、SUVならではの車内空間の広さは長距離ドライブにおいても快適に過ごすことができます。さらにトランクスペースも十分な容量があり、670Lものトランクスペースを確保しています。

重い車はしばしば、その重さゆえにブレーキの効きが十分でないこともありますが、カイエンは違います。モータースポーツの世界での過酷なレースに耐え抜いてきたポルシェのブレーキ性能技術を応用し、多くの荷物を積載した状態であっても安定したブレーキングが可能な、卓越したブレーキ性能を実現しています。

あの芸能人や著名人も愛するカイエン

photo by ポルシェジャパン

女優の宮崎あおいさんがカイエンに乗っていることは、彼女が軽い事故を起こしてしまったことからも有名になりましたが、カイエンはやはり、高級車として有名人にも人気なようです。他にも秋元康さんや小木博明さん、安室奈美恵さんなどが愛車としています。カイエンの特徴として、グレードが多数存在し価格帯が幅広いことがあげられます。900万円ほどのベースグレードから、2000万円超えの最上級グレードまでと、高級車としての役割ももちつつ一般人にも手の届く範囲にまで選択肢が広がっていることは魅力のひとつではないでしょうか。

新型カイエン、2018年に発売か!?

photo by autoblog

2017年8月29日にドイツにて、カイエンがフルモデルチェンジすることが発表され、2018年には3代目カイエンとして発売されることが予想されています。現在、YouTubeには新型カイエンが山道を走り抜ける疾走感あふれる動画が公開されています。パナメーラにも似たフロントフェイスや、最近のトレンドである細くてシャープなテールライトが特徴的です。シフトチェンジや加速を意識したカメラワークからは、カイエンはスポーツカーであるというポルシェからの強いメッセージが伝わってきます。

今回はフルモデルチェンジということで、先代のカイエンとは別で新開発された要素が多くあります。まず、ボディの軽量化です。同じフォルクスワーゲングループのアウディ・Q7や、ポルシェ・パナメーラとボディフレームを共用し、アルミやカーボン製のパーツを使用することによって先代よりも約100kgちかく軽量化しています。SUVの弱点として、その重さゆえの燃費の悪さが挙げられますが、これを少しでも改善することに貢献しています。

photo by autoblog
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次にエクステリアに関しては、上記に挙げたように、パナメーラにも似たデザインが新型カイエンの特徴です。全長は先代よりも延長されつつ、全高を下げることで、ポルシェの車の魅力である流線的なボディデザインに磨きをかけています。インテリアでは先代と同様シンプルかつ高級感のあるものとなっていて、トランクスペースに関しては先代よりも大幅に大きくなり、770Lと改善されています。

エンジンスペックはグレードによって2種類あるようです。「カイエン」は3LのV6ターボエンジンを搭載し最高出力340馬力、そして上位グレードの「カイエンS」には2.9LのV6ツインターボエンジンを搭載し最高出力は440馬力となる予定です。ミッションは新開発されたATの8速ティプトロニックSトランスミッションを使用し、アクティブ制御の4WDにより最適なトルク配分を実現します。新型カイエンの日本での価格は未だ公表されていませんが、おそらく先代と同じくベースグレードの「カイエン」が、約900万円超あたりからの販売となると予想されています。

現在人気上昇中の高級志向のSUV、そのなかでもカイエンは、ポルシェのスポーツカーとしてのブランドイメージを損なわない魅力的な走行性能と、SUVならではの快適な乗り心地や実用性という、両極端な車の楽しみ方を両立しています。今回のフルモデルチェンジを経て、さらに洗練された新技術がどれほどカイエンの魅力をより引き立たせてくるか、今後のポルシェの発表に期待が高まります。

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