出典元:https://c63amg-young.com/2018/08/03/aventador_svj/
アヴェンタドールSVJクーペの特徴は?Sクーペとはどこが違う?
出典元:https://carsmeet.getnavi.jp/2018/08/29/75781/
ロー&ワイドな車の象徴ともいえるランボルギーニ。車について詳しく知らない方でもランボルギーニといわれて想像するのが、アヴェンタドールではないかと思います。
アヴェンタドールSVJは、アヴェンタドールSVモデルの性能を更に高めたモデルとしてランボルギーニの最高峰として君臨しています。またアヴェンタドールSVJでは、かつてランボルギーニから一台のみ販売された伝説の車「イタオ」の名称が復活となることでも話題を呼びました。
これまで販売されてきたSクーペとの違い、SVJクーペの進化をご覧頂ければと思います。
V12気筒エンジンは770馬力にパワーアップ
ランボルギーニでも比較的安価なウラカンと、ウラカンの上位モデルにあたるアヴェンタドールの違いの一つがエンジンです。
ウラカンに搭載されているエンジンはV10気筒なのに対して、アヴェンタドールに積まれているエンジンは更に大きなV12気筒エンジンです。
もちろんアヴェンタドールSクーペにもV12気筒エンジンが搭載されていました。最大出力740PSという圧倒的なパワーを持っていたものの、SVJクーペはそれをも上回る770PSを記録しています。0-100km/hまでわずか2.8秒という驚異的なスピードを誇ります。
ALAシステムを採用した専用エクステリア
ALA(Aerodynamica Lamborghini Attiva)システムが搭載されており、これにより車両の状況に応じてエアロダイナミクスを変動させ、空気抵抗を低減します。
圧倒的な走行性能を誇るアヴェンタドールSVJだからこそ、とても有効に働きます。このシステムはウラカン ペルフォルマンテにも採用されていましたが、アヴェンタドールSクーペには未だ採用されていませんでした。
4WS(LRS)と強化されたアクティブサスペンション(LMS)
2WD、4WDなどはよく耳にするかと思いますが、アヴェンタドールSVJクーペに搭載されている4WSは後輪操舵システムのことを指しています。LRS(ランボルギーニリアステアリング)と略されることもあり、走行スピードに応じて後輪が1.5度〜3度変化します。
それにより、高速走行時の安定性を確保出来たり、小回りの効き易さにも力を発揮することになりました。
磁性流体サスペンションと呼ばれるLMS(ランボルギーニ・マグネトレオロジカル・サスペンション)は、サーキットでの走行に考慮して前モデルよりも硬く設定されています。
カーボンやアルカンターラを多用した専用インテリア
出典元:http://www.carmag.co.za/news/wild-new-lamborghini-aventador-svj-finally-unwrapped/
その佇まいを見て誰もが興奮を覚えるのではないかと思いますが、エクステリアのみでなくインテリアにも感性に触れるようなポイントがあります。
レザー、アルカンターラを使用した高級なシートに加え、内装の様々な点でカーボンが使用されており、シートに座ると特別な世界に連れていってもらえるような感覚を味わえるはずです。
赤のステッチがシンプルながらも非常に男らしい印象を受けます。飛行機のコックピットを思わせるような作りになっています。
SVJクーペに至るアヴェンタドールの進化の歴史を振り返る
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ムルシエラゴの後継としてデビューしたアヴェンタドールLP700-4
アヴェンタドールLP700-4はムルシエラゴの後継モデルとして2011年9月から日本で販売を開始しました。
ボディサイズはムルシエラゴよりも大きくなっているにも関わらず、カーボンファイバーを使用し軽量化を計り、ムルシエラゴよりも90kg軽い1,575kgでの販売となりました。
ロードスターモデルの追加
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2011年11月にロードスターモデルが公開されました。オープンカーとなると従来のモデルよりもより都会的な印象を受けますね。
アヴェンタドール自体、日本での販売を開始したのが2011年の9月だったので、納車を待っている最中にロードスターモデルの追加情報を聞いて、悔しい思いをした方もいるかもしれませんね。
アヴェンタドールLP720-4 50°アニヴェルサリオ
アヴェンタドールLP720-4 50°アニヴェルサリオはランボルギーニの創立50周年の記念モデルとして作られた限定車です。
通常のアヴェンタドールでも新車購入価格が4,000万円超えですが、アニヴェルサリオは本体価格のみで6,000万円近い価格となっています。
世界で100台、日本では4台が販売され、元プロ野球選手の山﨑武司さん、GACKTさんが購入されたことでも話題となったモデルです。
アヴェンタドールLP750-4SV
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ムルシエラゴにも与えられた4SVが刻まれたアヴェンタドールLP750-4SV。ランボルギーニのファンからすると待ち望んでいたモデルでしょう。
アヴェンタドールLP700-4がモデルとなった上位グレードで、名前の通り最大出力は700PSから750PSへとパワーアップしました。更に上の走りを追求し、車重を50kg落とし1,525kgとなりました。
マイナーチェンジによりアヴェンタドールSに進化
アヴェンタドールSは2016年の年末に発表があり、2017年の4月に日本上陸が決定しました。
SVJクーペにも使用されている磁気流体サスペンション、後輪操舵システムの4WSなどはアヴェンタドールSからの採用となりました。
パワーアップもさることながら、アヴェンタドールSでは街乗りに適したモードなど4種類のドライビングモードが設定可能となったので、これまでよりも扱いやすい車になったといえるのではないでしょうか。
アヴェンタドールSVJクーペとライバルのスーパースポーツカーのスペックを徹底比較!
スーパーカーという言葉にふさわしいスペック、ルックスを秘めたアヴェンタドールSVJクーペですが、それに対抗できる数少ない車がいくつか存在します。
もちろん簡単に手が届く車ではありませんが、競合となるスーパーカーたちも同時にチェックしてみましょう。
フェラーリ・812スーパーファスト
出典元:http://car-report.jp/blog-entry-1184.html
フェラーリ・812スーパーファストは2017年5月に初公開されたスーパーカーです。車名の8は最大出力800PS、12は12気筒エンジンを表しています。サブネームとしてスーパーファストが付けられており非常にストレートで明快です。
アヴェンタドールSVJクーペを上回る800PSという最大出力を持つ車は本当に限られてくるでしょう。
人生一度でいいから見てみたいと思える、男なら誰もが憧れる車の1つでしょう。
マクラーレン・720S
出典元:http://car-report.jp/blog-entry-1184.html
思わずため息をついてしまうほど美しく感じられる、マクラーレン・720S。誰もが目を奪われる車ではないでしょうか。
720Sという車名をみて勘が鋭い方はすぐに気づいたと思いますが、最大出力は720PSを誇ります。日本車だとレクサスしか浮かんできませんが、海外のスーパーカーはスペックを車名に入れることが多いようですね。
このコスパという表現がふさわしいのか分かりませんが、スーパーカーを求める方の中では比較的安価で購入できる点は人気を集める要因となっているようです。
アストンマーティン・DBSスーパーレッジェーラ
出典元:https://gqjapan.jp/car/news/20180629/aston-martin-dbs-superleggera-launched
日本で初公開されたのが2018年6月で、ちょうど納車が始まったばかりなのがアストンマーティン・DBSスーパーレッジェーラです。
アストンマーティンに対して、スーパーカーというより超高級車というイメージを持っていましたが、それを大きく覆されるパワーを備えていました。
他のスーパーカーたちと比べて、パワーをひけらかすのではなく、いざという時の為に内に秘めているような印象を受けました。
スペックを比較
車両価格 | トルク | 最大出力 | |
アヴェンタドールSVJクーペ | 5,154万円 | 720Nm/6,750rpm | 770PS/8,500rpm |
フェラーリ・812スーパーファスト | 3,910万円 | 718Nm/7,000rpm | 800PS/8,500rpm |
マクラーレン・720S | 3,338万円 | 600Nm/5,000-6,500rpm | 720PS/7,250rpm |
アストンマーティン・DBSスーパーレッジェーラ | 3,500万円 | 900Nm/1,800-5,000rpm | 725PS/6,500rpm |
アヴェンタドールがかなり高い価格となっていますね。コスパが良いと評判だったマクラーレン・720Sは予想通り最も低い価格設定となっているようです。
また、アストンマーティン・DBSスーパーレッジェーラのトルクの太さにはとても驚かされました。他のスーパーカーと比べても圧倒的な数値です。
ここまでスペックが高くなると、トルクや馬力ではなく他のところをみて選んだり、そこまで考えずに即決するのではないかと思ってしまいますが、是非参考にして頂ければと思います。
アヴェンタドールSVJクーペの発売時期と価格は?特別仕様車のSVJ63も公開!
出典元:https://motori.corriere.it/motori/foto-gallery/anteprime/18_agosto_27/lamborghini-aventador-svj-63-4b1571f0-aa08-11e8-bb57-056c6010fdbf.shtml
アヴェンタドールSVJクーペの販売時期はまだ未定ですが、そう遠くはないでしょう。価格は前述したように5,154万円ほどと見られます。今年中には日本で街を走るアヴェンタドールSVJクーペが見られるかもしれません。
また、特別仕様のSVJ63の販売も決定しています。車名の63はスペックではなくランボルギーニ創業の1963年に由来しており、販売台数は63台を予定しています。こちらにも期待が高まりますね。