出典元:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1136779.html
ハイエース誕生50周年の特別仕様車、スーパーGL 50thアニバーサリーリミテッド登場!
工事現場、幼児の送迎、営業車、バンドマンのライブ活動、デイサービス、救急車など、変幻自在の活躍を見せてきたハイエース。
日本の高度経済成長期に登場し、5度のフルモデルチェンジを重ねながら日本の発展を支え続け、誕生してから50年が経ちました。心からお疲れ様と伝えたい車です。
そんなハイエースに特別仕様車、スーパーGL 50thアニバーサリーリミテッドが登場しました。どうせハイエースでしょ?と油断している方、油断は禁物です。
乗用車としても使用したい、とても格好良い仕様になっているので要チェックです!
スーパーGL 50thアニバーサリーリミテッドの外装の違い
パッと見て高級そうだなと思える顔立ちはフロントロアグリルが影響しているようです。真っ黒のメッキが見る人を惹きつけます。
従来のモデルよリも質感がとても高くなっているので、一目見ただけでその違いを実感出来るでしょう。
スーパーGL 50thアニバーサリーリミテッドの内装の違い
出典元:http://kspec-now.com/2018/08/10/7597/
内装を見るとこれまで見てきた高級なミニバンの一つにしか見えません!ブラウンが基調となった内装は上質に感じられます。
こちらの写真では見にくいですが、シートカラーはダークブラウンとなっています。また、スイッチ類の周りやステアリング、シフトなど茶木目マホガニー調加飾が随所に使用されています。ただの積載車として使用するだけでは勿体無いと思ってしまいます。
50周年記念エンブレムと特別設定色も
出典元:https://hiace.funcars.jp/articles/176
エンブレムにも、50周年記念を表した文字が刻まれています。このエンブレムからも高級車が醸し出す特別感、高級感が味わえます。この記念エンブレムはスマートキーにも記されています。
ボディカラーは特別仕様色としてグラファイトメタリックを選択することができます。特別仕様車を購入するのであれば選択したいカラーではないでしょうか。
もう一色の特別仕様色、スパークリングブラックパールは約3万円のメーカーオプションとなっています。
現行200系ハイエースのグレード構成は?
出典元:http://www.hayukazu.net/hiace/serena-hiace-comparison/
スーパーGL
スーパーGLが最も高いグレードとなっています。今回紹介している50周年の限定仕様車はスーパーGLが元となっています。
様々な場所で見かけるハイエースですが、その中でもスーパーGLは主に一般乗用車として使用されることが多いグレードです。価格はDXとさほど変わらないので迷っているのであればスーパーGLの選択をオススメします。
DX/DX GLパッケージ
DXはかなりシンプルな構造をしているので、人を乗せるよりも積載車としての活躍の方が多いです。工事現場などでよく見かけるのがこのタイプのハイエースだと思います。
DX GLパッケージになるとDXよりも内装が豪華になります。スーパーDLほどの質を求めていないけど、ある程度の装備が欲しいのであればDX GLパッケージにすると良いでしょう。
グランドキャビン
グランドキャビンは日本のワゴン車の中で最も大きなサイズで、10人乗りシートが非常に魅力的です。
ホテルの送迎バスとして使用されたり、部活での遠征のために学校で購入し使用されたりしている印象があります。これだけの人数が乗っても荷物を積む余裕があるのは本当にありがたいですね。
現行200系ハイエースのボディ形状のバリエーションは?
出典元:https://gqjapan.jp/car/news/20171222/toyota-hiace/gallery/6
ロングとスーパーロング
200系のハイエースでは2種類のボディ長を選択することが出来ます。スタンダードなサイズでもロングという名称が設定されてるので注意しておきましょう。
ロングの全長は4,695mmなのでトヨタのノアと同じ長さです。ですが、室内長はノアよりもやや広い3,000mmとなっています。
一方、スーパーロングはその名の通り全長5,380mmと非常に長く、室内長も3,540mmと広々空間が魅力です。
高級外車だと同じようにロングサイズが設けられることはありますが、それでも+300mm程度です。約700mm大きくなったスーパーロングは別の車に感じてしまうほど違いがありますね。
標準ルーフとミドルルーフとハイルーフ
ルーフは3種類に分かれており、グレードによってそれぞれ設定出来るルーフが変わっています。
スーパーGLでは標準ルーフ・ミドルルーフが2種類、GX、GX GLパッケージでは標準ルーフ、ハイルーフの2種類が選択可能です。
スーパーロングのボディ長を選択すると標準でハイルーフが設定されています。
ジャストローとは?
ハイエースにはジャストローと呼ばれる、荷台を完全フラットな状態に出来るモデルがあります。標準のハイエースよりも更に荷物を運びたいという方にオススメです。
四角の荷物を沢山積む時にタイヤハウスが邪魔になって綺麗に荷物を置けないという経験をした方もいると思います。ですがジャストローは荷台にタイヤハウスが無いので邪魔になることが一切ありません。
利便性をとるのであればジャストローの選択も視野に入れてみると良いでしょう。
現行200系ハイエースのエンジンとグレード・ボディ形状の組合せは?
出典元:https://toyota.jp/hiacevan/performance/engine/
現行ハイエースのエンジンは3種類です。グレードやボディ形状によって選択できるエンジンが変わってきます。それぞれ組み合わせをご紹介します。
2.0リッターガソリンエンジン
最も安く購入できるの2.0リッターガソリンエンジンのモデルです。基本的に標準ボディ・標準ルーフのみで選択が可能ですが、ジャストローのハイルーフ仕様など一部例外として選択することが出来ます。
また、スーパーロングでは2.0リッターエンジンは選択できません。車体が大きくなるに従って必然的にエンジンサイズも大きくなるようです。
口コミによると、2.0リッターでは満足出来ないという声がチラホラあるようです。やはり一般的な車よりも多くの積載物を積むことになるので、送迎にしても運搬にしても強いパワーが必要になります。
普段から車内をいっぱいにして走るのであれば、2.0リッター以上のエンジンを搭載するのをオススメします。
2.7リッターガソリンエンジン
2.7リッターガソリンエンジンはワイドボディ・ミドルルーフ・ハイルーフなど、標準よりも大きなサイズに搭載されています。大きな車体を選ぶのであれば力強さを発揮出来る方が良いでしょう。
用途を考慮するとやはり2.7リッターのエンジンを搭載したいところです。2.0リッターと比べて力強くアクセルを踏まなくてもスイスイ進んでいけるでしょう。
2.0リッターガソリンエンジンと比べて最大トルクが61Nm向上しますが、その分20万〜30万円ほど車両本体価格が高くなります。
2.8リッターディーゼルエンジン
メーカーが力を入れて売り出しているのが2.8リッターディーゼルエンジンモデルです。太いトルクが欲しい時に活躍するのはやはりディーゼルエンジンです。
ディーゼルエンジンはグレード・ボディ形状に関係なく設定可能です。
最大トルク300Nmを誇るディーゼルエンジンは燃費の良さも魅力的です。長距離移動になればなるほどディーゼルを選択して良かったと思えるのではないでしょうか!
まとめ
出典元:https://clicccar.com/2018/08/06/616317/
スーパーGL 50thアニバーサリーリミテッドは2018年8月6日に販売を開始しました。まだ街で見かける機会も少ないと思いますが、既に生産終了が2019年7月末と決まっています。
これまで綺麗に使用することなんて考えていなかったハイエースかもしれませんが、新車購入と同時に見直してみてはいかがでしょうか。
また、特別仕様車として販売されているのはスーパーGL 50thアニバーサリーリミテッドだけではありません。スーパーGL DARK PRIME Ⅱも同時に発売が開始となりました。
これまでのハイエースとは一味違った高級感溢れる外観に惚れ惚れするのではないでしょうか。こちらも是非チェックしてみてください。