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ティグアンに新型4WDディーゼルモデルが登場!TDI 4モーションの特徴は?
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フォルクスワーゲンのコンパクトSUVであるティグアンに、このたび4モーション×クリーンディーゼルのグレードが追加されました。
今回はその、フォルクスワーゲン・ティグアン TDI 4モーションについて解説します。
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2.0リッターのクリーンディーゼルエンジンと7速DSGを搭載
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搭載されているエンジンは、2.0Lターボ・ディーゼルエンジンのTDI。
最大トルク340Nm、最高出力150PSを実現しており、低回転から力強く突っ走る、クリーンディーゼルならではの軽快な走り出しが期待できます。
トランスミッションは、既に他のモデルにも数多く採用されている、フォルクスワーゲンが開発した7速DSGを採用。(ガソリン車であるTSIは6速DSG。)
充実の安全装備と先進装備
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フォルクスワーゲンは基本的にすべてのクルマに安全技術を採用しており、ティグアンも例外ではありません。予防安全、衝突安全、二次被害防止の3つのポリシーからの安全装備です。
歩行者や前方車両などを検知して未然に回避するプリクラッシュブレーキシステムFront Assist。
車体の前後左右にある視覚を上空映像のように表示させるアラウンドビューカメラArea View。
通常の運転パターンと違う動きを感知してドライバーの疲労を検知するFatigue Detection System。
これらの安全装備が全てのグレードに標準搭載されているのです。
1.4TSIガソリンモデルとのスペックと燃費の違いは?
ティグアンにはディーゼルエンジン(TDI)の他にガソリンエンジン(TSI)も存在します。それぞれの性能の違いは以下の通り。
グレード | 燃料 | 排気量 | 燃費JC08モード | 最大出力 | 最大トルク | TM |
価格 |
1.4TSI | ガソリン | 1,394 | 16.3 | 110kW/5,000-6,000rpm | 250Nm/1,500-3,000rpm | 6速DSG | 363.6~479万 |
2.0TDI | ディーゼル | 1,968 | 17.2 | 110kW/3,500-4,000rpm | 340Nm/1,750-3,000rpm | 7速DSG | 408.6~524万 |
TSIよりもTDIの方が明らかに低回転でパワーを発揮していますが、ご存知のとおりこれはディーゼル特性であり利点でもあります。
ちなみに、トランスミッションのDSGとはフォルクスワーゲンが開発したデュアルクラッチトランスミッションのことです。とりあえずここではAT(オートマ)と読み替えても問題ありません。
クリーンディーゼルのエコカー減税は対象になるか?
さて、クリーンディーゼルのティグアンですが、エコカー減税は対象となるのでしょうか?
はい、しっかりと100%の対象になります。
公式のトップページでも「合計で140,000円以上の優遇」とひとつの「ウリ」にもしています♪。
税金が公的に安くなる、または免除してくれるというのはありがたい次第。くわしくはディーラーに聞いてみよう!
新型ティグアンTDI 4モーションのグレード別の装備の違いは?
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ティグアンTDI 4モーションには3つのグレードが存在します。諸元表を見た限りではエンジン周りにはそれほど大きな違いは無いようで、内装、外装にその違いが多く採用されているようです。
ティグアン TDI 4モーション コンフォートライン (Tiguan TDI 4MOTION Comfortline)
3台の中で一番のベーシックモデルに相当するコンフォートライン。
ステアリング部分でオーディオ操作が可能となるマルチファンクション、運転席・助手席・後部座席のそれぞれでエアコンの設定が可能な3ゾーンフルオートエアコンディショナー、そしてもちろん、安全装備はしっかりと充実しています。
まずはベースモデルとしてひととおりの機能がそろっているという感じです。
タイヤ・ホイールは17インチ。
4,086,000円(税込)。
ティグアン TDI 4モーション ハイライン (Tiguan TDI 4MOTION Highline)
前述のコンフォートのワンランク上に位置するグレードです。
先進技術のデジタルインターフェースによるメータークラスターActive Info Displayを搭載。
オプションで天井窓を電動パノラマスライディングルーフにすることが可能です。
タイヤ・ホイールは18インチが標準ですが、オプションのDCCパッケージを指定することで19インチに変更が可能。
4,940,000円(税込)。
ティグアン TDI 4モーション Rライン (Tiguan TDI 4MOTION R-Line)
3つのグレードの中で最上級のスポーティモデル。ベースであるコンフォートラインよりも100万円も値段がアップします。
LEDヘッドライト、バンパー、内部シート、専用ドアシルプレート、アルミ調ペダル(アクセル、ブレーキ)等、細部に渡りこだわりが満載のモデルとなっています。
タイヤ・ホイールは19インチ。ハイラインと同じく、オプションのDCCパッケージで20インチにすることも可能です。
5,240,000円(税込)。
特別限定車TDI 4モーション Rライン ブラックスタイル (Black Style)の装備内容は?
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そして、ティグアンではクリーンディーゼルの導入を記念して、特別限定車のブラックスタイルが発売されます。その数全国で450台のみ。
車体はR-Lineがベースとなっており、パーツはホイールを含めてブラックカラーで統一、個性的なエクステリアとなっています。
インテリアでは、R-Line専用レザーシートが標準装備。(R-Lineではオプション。)
アルミホイールは19インチを使用。
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新型ティグアンTDI 4モーションとライバルのコンパクトディーゼルSUVの燃費・価格を徹底比較!
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どんな車でも他社メーカーの車と比べてみたくなるものです。ここではフォルクスワーゲン・ティグアンと他メーカーのコンパクトディーゼルSUVを比較してみました。
フォルクスワーゲン・ティグアン TDI 4モーション
まずはティグアンの主要諸元をおさらいしておきましょう。
全長:4,500x全幅:1,840x全高:1,675(mm)
重量:1,730kg
燃費:17.2km/L(JC08)
エンジン:DFG 直列4気筒DOHCインタークラー付ターボ(4バルブ)
排気量:1,968cc
最高出力:110kW(150PS)/3,500-4,000rpm
最大トルク:340Nm(34.7kgm)/1,750-3,000rpm
燃料:軽油
TM:7速DSG(4WD)
BMW・X1 xドライブ18d
出典元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X1/2015/xdrive18d.html
BMW待望のクリーンディーゼルモデルです。メーカー最先端の技術を集結させたパワートレインは新世代パワーユニットの集大成。クリーンディーゼルならではの環境性能の他、豪快な走り出しとロングドライブに対応した屈強なエンジンを持ちます。
2.0Lエンジン、4WD、最高出力110kW、最大トルク330Nmは、まさにフォルクスワーゲン・ティグアンの良きライバルといって良いでしょう。
燃費はJC08で19.6km/Lとなり、ティグアンよりも2.4km長く走れる計算となります。
価格はベースモデルの場合でティグアン・コンフォートラインより60万程高い設定です。
BMW X1 xDrive18d
燃費:19.6km/L(JCO8)
価格:4,700,000円(税込)
ランドローバー・ディスカバリースポーツ(ディーゼル)
出典元:https://www.landrover.co.jp/offers-and-finance/discovery-sport_diesel_debut_fair.html
ディスカバリー・スポーツは初代モデルの登場が2015年と歴史はまだ浅く、日本での導入は当初はガソリン車のみでした。
ランドローバーではクリーンディーゼルとは呼ばず、インジニウムディーゼルという言葉を使用しています。
総排気量はティグアンと同じ2.0Lですが、最高出力132kW、最大トルク430Nm、そして車体サイズなど、全てにおいてティグアンより「デカイ」です。
4WDの9速オートマチック。
LAND ROVER DISCOVERY SPORT DIESEL
燃費:14.4km/L(JCO8)
価格:4,730,000円(税込)
プジョー・3008 GTブルーHDi
出典元:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/3008-gt.html
エンジンはクリーンディーゼル2.0L BlueHDi。低回転域から発生するパワフルなトルクと、新開発の8速オートマチックTM 、EAT8との組み合わせにより、走り出しから強力なパワーを実現しています。
最高出力130kW、最大トルク400Nmと、パワーに関してはティグアンを若干上回る感じです。
一方で車体サイズはティグアンとほぼ同じで、燃費もJC08モード17.8km/Lという、こちらもほぼ同等のレベルとなります。同じくエコカー減税も対象。
決定的な違いは駆動方式で、こちらは2WDの前輪駆動です。
SUV 3008 GT BlueHDi
燃費:17.8km/L(JC08)
価格:4,480,000円(税込)
ジャガー・Eペイス(ディーゼル)
出典元:https://www.jaguar.co.jp/jaguar-range/e-pace/
ジャガーで始めてのコンパクトSUVです。キャッチフレーズを見るとコンセプトにはファミリーカーとしての要素も含んでいるようです。
とはいえ、さすが外車…。車体の幅はティグアンよりも4cm程太い1900mm。
2.0L D180 ターボチャージドクリーンディーゼルエンジンを搭載したATのAWD(全輪駆動)です。
燃費はJC08モードで14.9km/L。最高出力132kW、最大トルク430Nm、TMは先に上げたランドローバーと同じ9速オートマチック。
個人的な意見ですが、ジャガーはいつ見てもカッコイイですね♪。
JAGUAR E-PACE DIESEL
燃費:14.9km/L(JC08)
価格:4,510,000円(税込)
ボルボ・XC40 D4(日本未導入)
出典元:https://www.volvocars.com/intl/build/suv/xc40
最後に紹介するのは、ボルボの新世代SUVであるXC40。現時点ではガソリン車のみ輸入されている状態で、ディーゼルエンジンのD4シリーズは発売が未定です。(2018年10月時点)
2.0L直列4気筒DOHC16バルブ ディーゼル ターボの4WD。TMは8段ATです。最高出力140kW、最大トルク400Nmと、こちらもティグアンをやや上回ります。
車体サイズは、4425×1863×1652mmでティグアンとほぼ同等です。燃費はWLTCモード で14.1-15.6km/LでJC08モードの表記はありません。
兄貴分であるXC60は日本を含め各国でカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しまくりました。
日本未導入のため価格は不明ですが、参考までに販売中のガソリン車は3,890,000円〜5,390,000円となっています。
VOLVO XC40 D4
燃費:14.1-15.6km/L(WLTC)
価格: –
メーカー・車種ごとの燃費・価格一覧
紹介した車種ごとに表を作りました。競合車種と比較してもフォルクスワーゲン・ティグアン TDI 4モーションはまだ購入しやすい価格といえるのではないでしょうか。
是非購入の際の参考にしてくださいね。
車種 | 燃費 | 価格 |
フォルクスワーゲン・ティグアン TDI 4モーション | 17.2km/L | 4,086,000円 |
BMW・X1 xドライブ18d | 19.6km/L | 4,700,000円 |
ランドローバー・ディスカバリースポーツ(ディーゼル) | 14.4km/L | 4,730,000円 |
プジョー・3008 GTブルーHDi | 17.8km/L | 4,480,000円 |
ジャガー・Eペイス(ディーゼル) | 14.9km/L | 4,510,000円 |
VOLVO XC40 D4 | 14.1-15.6km/L | – |
一度乗ったらやめられないディーゼルエンジン
出典元:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/tiguan.html
今回の記事の中でも何度も言葉にしましたが、ディーゼル車の魅力はなんと言ってもそのトルク特性にあります。
発進時の出足の快適さなどは一度体験すると、もはや他のタイプでは満足できなくなってしまいます。
フォルクスワーゲンティグワンにおいても、ぜひ、ディーゼル車の特性を存分に体感していただき、納得いくドライビングを堪能して下さい!
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