世界で大ヒットしたランドローバー・レンジローバーイヴォークが超キープコンセプトで新型へフルモデルチェンジ!

     
   

出典元:https://www.landrover.co.jp/vehicles/new-range-rover-evoque/first-edition/index.html

現行ランドローバー・レンジローバーイヴォークはどんな車?

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ランドローバー・フリーランダー2のレンジローバー版

ランドローバー・フリーランダーは1997年に誕生したブランド内で最もコンパクトなSUVです。日本にも2001年に上陸しました。2代目であるフリーランダー2は2007年に日本で販売が開始されますが、2014年に特別仕様車である「ファイナルエディション」の販売終了とともに姿を消すことになります。

ランドローバーのラグジュアリー部門であるレンジローバーがレンジローバーイヴォークのコンセプトモデルであるLRXを北米国際自動車ショーで発表したのは2008年。

英国政府の助成を受け、2009年に量産化が決定します。このレンジローバーイヴォークはランドローバー社初の温室効果ガス排出量削減を目指し設計された車でもありました。

その為車体の軽量化が必須に。加えてLRXの低いシルエットの実現に加えてヘッドクリアランスの確保やランドローバーの存在意義ともいえる確固たる”オフロード性能”を維持させるために、フリーランダー2のプラットフォームを使用しながらも90%の部品を新たに設計しなおして生まれたモデルです。

クーペと5ドアボディ、世界初SUVコンバーチブル追加

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発売当初は3ドアのクーペと5ドアボディの設定でしたが、2016年に登場した2017年モデルでは、SUVでは初となるソフトトップルーフを備えたコンバーチブルモデルがラインナップに追加されました。

こうしてみるとレンジローバーイヴォーグは、ランドローバーにとっていろいろな意味で革新的なチャレンジを行うのにふさわしいモデルと認識されているように感じますね。

2012年に日本で発売した当初は納車1年待ちの人気車両に

初代となる現行レンジローバーイヴォーグが日本に登場したのは登場したのは2011年。東京モーターショーにて初披露されました。販売が開始されたのは2012年3月です。

発売されるや否や日本においても大人気に。レンジローバーイヴォーグはレンジローバーの中では最も小さいボディサイズのモデルですが、日本の道路事情においては程よい大きさで取り回しがよく、これまでレンジローバーの導入に車体の大きさの点で購入にまで踏み切れなかった層を取り込んだのではと思われます。

導入当初はなんと納車までに1年かかることもあったといいます。超人気車種の仲間入りをしたわけですが、これは日本だけではなく、レンジローバーイヴォーグは世界的にも高い人気を誇り、これまでに世界で77万台以上が販売されています。

9速AT採用などのマイナーチェンジ

登場時にはトランスミッションはダイアル式セレクターの6速ATと6速MTでしたが、2013年に発表された2014年モデルからはZF社製の9速ATが世界で初採用されました。

またトルクベクタリングや4WDアクティブ・ドライブトレインなどが標準装備となり、より高い走行性能を有するように。

先進安全機能のブラインド・スポット・モニターやパークアシストもオプションに新たに設定され、より時代の流れに対応した使い勝手の良いモデルへと進化しました。

新型ランドローバー・レンジローバーイヴォークはどこが変わった?

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キープコンセプトながらすっきりしたラインとよりモダン化したデザイン

レンジローバーのラインナップの中で最小モデルになるレンジローバーイヴォーグ。先にも述べたように高い人気を誇るモデルですが、今回のフルモデルチェンジではその人気を保つためかエクステリアに関してはそれほど大きな変化はなく、キープコンセプトした形になりました。

ですが先代から受け継がれたレンジローバーイヴォーグ独特のクーペスタイルはそのままに、より現代的でスタイリッシュなスタイルに。ヘッドライト、テールライトもこれまでよりもスリムになりました。

しかしこの新型レンジローバーイヴォーグにおいて、従来と同じなのはドアヒンジのみとはレンジローバーの弁。キープコンセプトながらも全面的に革新されていることをアピールしています。

マイルドハイブリッドシステム搭載、PHEVも追加予定

今回の新型レンジローバー・イヴォーグには、マイルドハイブリッドシステムが搭載されます。これはランドローバー初とのこと。

現在のクルマ市場は100年に一度ともいわれる変革期ともいわれていますが、それは先進安全機能の進化と共に電気自動車化が主な内容となっています。

現在ではほとんどの自動車メーカーがハイブリッドシステムを搭載したモデルを生産し、さらに一歩進んだPHEVを発売するメーカーも増えてきました。レンジローバーもいささか電気自動車化の流れに後れを取った感はありますが、ここにきてようやくその流れに乗ってきたようです。

1年後にはPHEVも追加でラインナップされる予定ということ。一気に電気自動車化か進んでいくようですね。

透明ボンネット「グラウンド・ビュー・テクノロジー」を世界初搭載

この新型レンジローバーイヴォーグの最もエポックメイキングな点は「グラウンド・ビュー・テクノロジー」を世界初搭載したことでしょう。これは”透明ボンネット”や”透視ボンネット”などとも呼ばれる技術で、フロントグリルとサイドミラーのカメラが捉えた路面や周囲の映像をタッチスクリーンに映し出すものです。

ドライバーはまるでボンネットを透視しているかのように鮮明に状況を把握できます。

レンジローバは当初この機能をオフロード走行時に役立つ機能としていましたが、実際には都市部での駐車時や狭い道の縁石などに注意が必要な際にも便利な機能といえるでしょう。あらゆる走行環境において役立ちそうな新技術ですね。

新型ランドローバー・レンジローバーイヴォークの日本導入モデルは?

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ガソリンモデルはパワーの異なる3種類の仕様

2.0L直列4気筒ターボのインジニウムエンジンを搭載するガソリンモデルは200ps、249ps、300psと馬力の違うものが3種類ラインナップされます。

組み合わされるトランスミッションは9速AT、駆動方式は4WDです。ガソリンモデルではすべてのエンジンにマイルドハイブリッドシステムがセットされています。

ディーゼルモデルとRダイナミックシリーズも継続

導入があるのかどうか危ぶまれていたディーゼルモデルですが、無事導入されることに。ディーゼルモデルは本国では150psと180ps、そして240psの3種類が用意されるようですが今回日本に導入されるのは180psのディーゼルモデルのみとなりました。

トランスミッションや駆動方式はガソリンモデルと同様。もちろんマイルドハイブリッドシステムも搭載されます。

また200psのガソリンモデル以外には、先代から引き続きRダイナミックシリーズも継続して設定されるようです。

ファーストエディションも設定、2019年初夏に発売予定

パノラマミックルーフ、グロスダークグレーダイヤモンドターンドフィニッシュを施した20インチのアロイホイール、マトリクスLEDヘッドライト、14ウェイパワーシートなどを備えたファーストエディションも登場。

上記の装備に加えてパークアシストや360°パーキングエイド、リバーストラフィックディテクションなどの駐車時の運転をサポートするパークパックとアダプティブクルーズコントロールやハイスピードエマージェンシーブレーキ、ブラインドスポットアシストなどの先進安全・運転支援機能がセットになったドライブパックが標準装備されます。

180psのディーゼルエンジンと245psのガソリンエンジンの2種類が用意され、2019年の初夏に発売される予定とのこと。

現行モデルも登場時はかなりの人気となったようですから、この2代目もオーダーが殺到する可能性大。特にファーストエディションは熾烈な争いになるかもしれませんね。

 

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