出典元:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/thebeetle.html#home&item=1&gallery=150692159987480588
フォルクスワーゲン・ザ・ビートルの特別仕様車マイスターの特徴は?
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専用デザインホイールに純正ナビやエンブレム内蔵バックカメラ標準装備
今回ご紹介するのはザ・ビートルの日本国内販売終了に伴うキャンペーンの第四弾として2018年10月23日に販売開始された特別仕様車です。
その名も「ザ・ビートルマイスター」。マイスターとはドイツ語で「親方」「名人」「巨匠」などの意味を持つ言葉ですが、今回の特別仕様車はその名に恥じない充実した装備を身に着けたものになっています。
ザ・ビートルの集大成として有終の美を飾るこのモデルには人気オプションのハイコントロール機能付きのバイキセノンヘッドライトや純正ナビゲーションシステム”716SDCW”、リアエンブレム内蔵型のリアビューカメラ、パドルシフト、2ゾーンフルオート式エアコンディショナーなどが標準装備となっています。
また、マイスター専用デザインの17インチアルミホイールも用意。エクステリアでも通常モデルとは差をつけたものになりました。
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Rライン、2.0Rラインも設定、レザーシート標準装備
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特別仕様車「ザ・ビートルマイスター」にはRライン、2.0Rラインもラインナップ。
先に述べた特別装備にRラインではブラックとレッドから選択できるレザーシート、運転席と助手席のシートヒーターが追加。上質な空間を演出します。この2色の他にオプションでハバネロオレンジメタリックも選択が可能。ボディカラーとの組み合わせ次第で個性的なビートルになりそうですね。
2.0RラインにはさらにUVカット機能付きの電動パノラマスライディングルーフが装備されます。
フォルクスワーゲン・ザ・ビートルのSee You The Beetle キャンペーンとは?
出典元:https://sp.volkswagen.co.jp/seeyoubeetle/
2019年に生産終了
長年にわたって多くのファンに愛されてきたザ・ビートルが2019年で生産終了になるという、車の一つの時代の終わりを告げるニュースが正式にフォルクスワーゲンから発表されたのは2018年9月13日。
日本国内での販売終了は早い時期からアナウンスされていましたので予想はしていましたが、いざ発表されると何とも寂しくなってしまいますね。
最後の記念モデルを生産後、2019年の7月にメキシコ工場での生産が終了ということです。
第1弾はザ・ビートルサウンド
出典元:http://openers.jp/article/1592776
ビートルファンへの感謝をこめてフォルクスワーゲンが感謝の気持ちを伝えるキャンペーンとして登場した第一弾がザ・ビートルサウンド。
これはザ・ビートル デザインをベースに、8スピーカーとサブウーファー、400Wパワーのアンプで迫力あるサウンドを演出するプレミアムサウンドシステム“Fender® Sound”を搭載した限定モデルです。
音楽好きにはたまらないですね。
“Fender® Sound”と手掛けるフェンダーはギブソンと並んで世界2大ギターメーカーといわれる老舗ギターメーカーです。ストラトキャスターの代名詞でもありますね。
エリック・クラプトンやジェフ・ベック、ジミ・ヘンドリックス、リッチー・ブラックモアなどの著名なギタリストの愛用するギターとしてもよく知られています。
ザ・ビートルには過去にもこの”Fender® Sound”を搭載したモデルが登場していますが、最後を記念するモデルにも採用されることになったようです。
その他の特別装備としてはハイトコントロール機能付きのバイキセノンヘッドライト、2ゾーンフルオートエアコン、アレルゲン除去機能付きフレッシュエアフィルター、パドルシフト、インテリアアンビエントカラー、リヤビューカメラなどがあります。
またブラックベースにレッドステッチを施した専用デザインのファブリックシートに加え、専用インテリアも用意されました。
第2弾はオプションサポートWeb チャンス
出典元:https://www.gorenje.co.uk/products/cooling/models/freestanding-fridge-freezers/obrb153bl/590938
第二弾は期間限定で公式サイト内から応募した方から抽選で500名にザ・ビートル購入時に利用可能な10万円相当の割引券をプレゼントする、というもの。この割引券はオプションやアクセサリー購入時に使用できるというものなので、ザ・ビートルの購入を考えている方には嬉しいキャンペーンですね。
10万円分のオプションが無料でつけられる、となれば応募は必至。
また、クーポン当選者の先着50名はオプションサポートクーポンとして使用する他にもワーゲンバス冷蔵庫との引き換えも可能でした。
このワーゲンバス冷蔵庫は可愛らしいツートーンカラーで人気のあったフォルクスワーゲン・タイプⅡ(通称ワーゲンバス)のフロントデザインをイメージした冷蔵庫。おしゃれなスロベニアの家電メーカー、ゴレニアとのコラボで生まれた冷蔵庫です。
こんなキュートな冷蔵庫は他にまずないでしょう。ゲットできた方はラッキーですね。
第3弾はザ・ビートル エクスクルーシブ
出典元:https://nextmobility.jp/lp/
第三弾として登場したのは「ザ・ビートル エクスクルーシブ」。500台限定での販売でした。
ザ・ビートル デザインをベースに多くの専用アイテムを特別装備したこの特別仕様車はディープブラックパールエフェクトとピュアホワイトの2色を設定。
ドアトリムやステアリングホイール、ダッシュパッドはブラックとなり引き締まった印象に。シートは上質なナッパレザーを使用したベージュとブラックのツートーンカラーのスポーツシート。ダイヤモンドステッチが施され、華やかな雰囲気を車内に添えています。
シートシーターや2ゾーンフルオートエアコンディショナー、アレルゲン除去機能付フレッシュエアフィルターも装備され快適装備も充実。
純正ナビシステム“716SDCW”、リアビューカメラに加えて前後のパークディスタンスコントロールも装備し安全性能も充実したものになっています。
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フォルクスワーゲン・ビートル80年の歴史を振り返る
初代ビートル=タイプ1
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一般的にビートルとして多くの方に認識されているのがこの初代ビートルでしょう。初代ビートルは様々な試練を受けてきた車でもあります。
初代ビートルはポルシェの創始者で天才的な車の設計者として知られているフェルディナント・ポルシェによって設計されました。第二次世界大戦が勃発する前年の1938年には量産型のプロトタイプが完成していたといいますが、その後第二次世界大戦が始まり、生産は実現しませんでした。
戦後の1945年に生産が開始され、その後は世界的名大ヒットカーとなっていったのはご存知の通り。日本には1952年に登場し、当時は特に開業医に好まれたといいます。
ハリウッド映画「トランスフォーマー」のスピンオフ作品としてアメリカで2018年12月に公開される映画「バンブルビー」では、バンブルビーはこの初代ビートルにトランスフォームするそうです。
本編となる「トランスフォーマー」シリーズではバンブルビーはシボレー・カマロに変身していますが、もともと原作のアメコミではバンブルビーはビートルにトランスフォームしていたので、より原作に忠実になっている、といえるでしょう。
それにしてもビートルが生産終了するこのタイミングでビートルが活躍する映画の登場とは、なんだか感慨深いものがありますね。
本国生産終了後も南米で継続生産、累計生産台数2,150万台超え
ドイツ本国での初代ビートルの生産は1978年で終了していますが、その後もメキシコ工場で生産を継続、一時期はブラジルでも生産されたこともありましたがついに2003年、生産終了となります。累計販売台数は約2,153万台。
生産開始から基本設計をほぼ変えずにこの数を生産した四輪自動車は初代ビートル以外にはないということです。どれだけ初代ビートルが世界中で愛されていたのか、よくわかりますね。
50年ぶりに登場したニュービートル
出典元:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Volkswagen_New_Beetle_Germany.jpg
1945年の初代ビートルの量産開始から50年の時を経て、1995年の東京モーターショーで市販車でニュービートルの市販車バージョンに最も近い「二代目コンセプトⅡ」はワールドプレミアされました。
日本での販売開始は1999年。初代ビートルの特徴的な「カブトムシ型」スタイリング、インテリアなどのモチーフも初代ビートルの雰囲気を色濃く残すものでした。2010年に生産終了となります。
最後のモデルとなるザ・ビートル発売
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続いて2012年に登場したのが3代目となるザ・ビートル。新型フォルクスワーゲン・ジェッタと共通のプラットフォームとなり、ボディサイズが拡大しています。
初代ビートルのニュアンスは感じさせるものの現代的にアレンジされたものとなっています。様々な特別仕様車や期間限定モデルが登場しましたが、ついに2019年に生産終了となることが正式に発表されました。
初代モデルの登場から約80年を経て、また偉大な車が去っていくことになります。激動の時代に生まれ、多くの人に愛されたビートル。その姿はファンの心の中でいつまでも鮮やかなままで輝き続けることでしょう。
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