クルマをコスパで選ぶならどれ?低燃費、低価格、そして安全性能と三拍子そろった車5選

     
   

次のクルマは何にしようか、考えるだけでワクワクしますね。

でも、10年に一度の大きな買い物ですから慎重に選びたいものです。

ひと昔前なら、気に入ったデザインと馬力、そして価格といったところが判断基準でしたが、現在では低燃費、低価格、そして安全性能というのクルマ選びの基準になるようです。

そこで現在販売されている国産車からコスパのいいクルマをタイプ別に5台のおすすめ車種を選んでみましたので、あなたのクルマ選びの参考になれば幸いです。

これを読み終わるころには今すぐにでもディーラーに行きたくなるかも知れませんよ!

軽自動車クラス編:ダイハツ・ミライース

photo by ダイハツ工業株式会社

サイズもエンジンも軽規格で制限されている軽自動車は、何かしら我慢しいなくてはならないと思っていませんか? 

ところが最新の軽自動車は普通車を凌駕するほど進化しています。

その中でも、低燃費、低価格、そして安全性能と三拍子そろった車種こそダイハツのミライースなのです。

”第三の軽”として登場したミライースは、いわゆるハッチバック型の軽自動車。

ライバルのスズキ・アルトエコとの燃費競争の中で鍛えられ、低燃費性能は35.2㎞/Lにまで達しました。

そして2017年5月のフルモデルチェンジにおいて、低燃費性能のためにないがしろにされていた内外装をブラッシュアップし、見違えるほどの高品質に生まれ変わりました。

さらに、低価格はそのままに、自動ブレーキに代表される高性能な運転者支援システム「スマートアシストⅢ」を設定したのです。

ミライースの室内空間。

低燃費性能はこれ以上追求すると、低価格という軽自動車本来の目的を見失うため、大人一人分以上の軽量化によって出来た余裕を、高品質と安全性に振り向けたミライースは新しい軽自動車のカタチになりそうです。

ユーザーの反応も良好で、初期受注は計画の約2倍の2万台。5月の販売実績は1万562台と、軽自動車全体の2位につけ、ライバルのアルトに約3千台の差をつけています。

JC08モード燃費:35.2km/L
価格:84万2400円~133万9200円

コンパクトカークラス編:スズキ・ソリオ

photo by スズキ株式会社

コンパクトカークラスには、多くの優れた車種が存在します。この中から1台選ぶのは至難の業ですが、低価格という基準を当てはめると、おのずと車種は限られてきます。

今回、ピックアップしたのは、スズキのソリオです。

モアスペースクラスとも言われる、軽ハイトールワゴンのノウハウを持ちいた広い室内スペースはミニバン並み。

後に登場したダイハツ・トールやそのOEM車であるトヨタ・ルーミー/タンクの1.0Lエンジンよりも低価格で低燃費。

しかも新たに加わったマイルドハイブリッド車はハッチバックタイプのアクアやノートe-POWERより低価格なのです。

このマイルドハイブリッドは通常のハイブリッドよりも燃費性能では劣るものの、コストがかからず大きなバッテリーも必要としないので室内スペースを犠牲にしないというメリットがあります。

そのため、欧州メーカーなどでは多く採用されているシステムなのです。

ミニバン並みの室内空間を持つソリオ。

低価格で低燃費、もう一つの安全性能という点では、2つのカメラで人もクルマもとらえ、自動ブレーキによって衝突回避や衝突被害軽減をサポートする 「デュアルカメラブレーキサポート」 を始め、「誤発進抑制」など、多彩な機能を満載しています。

JC08モード燃費:32.0km/L
価格:145万4760円~212万2200円

SUVクラス編:日産・エクストレイル

photo by 日産自動車株式会社

SUVブームの昨今。

今回のブームではかつてパジェロがのようなオフロードタイプが流行した頃とは違い、オシャレで使い勝手の良いボディサイズのモデルが中心となっています。

そして、SUVであっても低燃費で、普段の使用が主となるファミリーカーとしての安全性能も求められています。

マイナーチェンジされたばかりのエクストレイルは、「プロパイロット」の設定が話題となっています。

この「プロパイロット」は、高速道路の同一車線でのみ有効な自動運転の「レベル2」にすぎず、自動運転としての性能は不十分ですが、これを安全装備ととらえれば文句ない性能と言えるのです。

プロパイロットのイメージ写真。

さらに、エクストレイルは2.0L車以外にも、ハイブリッド車も設定されており燃費性能にも優れ、ハリアーはもとよりクラス下のC-HRと比べても割安感がある車種なのです。

もちろん、その走行性能はどんな状況化にも対応できるSUV本来の実力をしなえていることは言うまでもありません。さらに3列シート車も設定され使い勝手の良さも人気の要因となっています。

JC08モード燃費:20.8km/L
価格:219万7800円~366万5520円

ミニバンクラス編:ホンダ・ステップワゴン

photo by 本田技研工業株式会社

このクラスは基本的に3車種だけのクラスで、トヨタのノア/ヴォクシー/エスクァイア、日産のセレナ、ホンダのステップワゴンです。

唯一のハイブリッド車であるトヨタの3兄弟、プロパイロットでおなじみのセレナ、独創のダウンサイジングターボのステップワゴンと、見た目は同じように見えても、三種三様の個性あふれる車種が揃います。この中から選ぶのはホンダのステップワゴンです。

ステップワゴンの特徴は、従来の2.0Lエンジンからダウンサイジングされた1.5Lのターボエンジンを採用していることです。さらにこれを一部車種ではなく、全車に採用したことが評価されます。

燃費ではハイブリッド車には届きませんが、動力性能には定評があり、ライバル車種の2.0L車以上の低燃費性能となっています。

さらにハイブリッド車のように割高ではなく、1.5Lという排気量のために、自動車税もライバルより安いという経済性に優れる特典もあります。

「Honda SENSING」の作動イメージ。

安全性能も対象の位置や速度の測定に強いミリ波レーダーと、対象の形や大きさの識別に強い単眼カメラを融合した高精度な検知機能で、安心・快適な運転を支援する「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を搭載し、平成27年度自動車アセスメントの予防安全性能評価において、満点で最高ランクの「ASV+」を獲得した折り紙付きです。

JC08モード燃費:17.0km/L
価格:228万8000円~366万5000円

セダンクラス編:トヨタ・プリウス

photo by トヨタ自動車株式会社

セダンといってもいわゆるトランクが独立した4ドアセダンに限らないとすれば、その筆頭はやはりトヨタのプリウスになるでしょう。

燃費などを考えると新設定されたPHVに目が行きますが、標準のプリウスに対して約80万円アップの価格は差がありすぎて、せっかくの低燃費の意味がなくなってしまいます。

それに自宅に充電設備を備えなければメリットがあまりないということも考慮すれば、標準のハイブリッド車の方がはるかに経済的です。

「Toyota Safety Sense P」のイメージ。

なにしろ40.8㎞/Lという低燃費性能には文句のつけようがありません。

そして安全性能も“Toyota Safety Sense P”を用意しています(グレードA以上に標準装備。それ以外は85400円のメーカーオプション)。“Toyota Safety Sense P”は、ミリ波レーダーと単眼カメラという特性の異なる2種類のセンサーにより、事故の回避や衝突被害の軽減を支援。クルマや白線、対向車のランプだけでなく歩行者も認識できる卓越した認識能力と信頼性の高いシステムなのです。

車両価格も242万9018円からとなっていて、ミニバンクラスとほぼ同等の価格帯となっています。

JC08モード燃費:40.8km/L
価格:242万9018円~319万9745円

まとめ

5つのクラスに分けてみましたが、もっと細かく分けたほうがいいとも思いました。

しかし、もし購入するクラスさえもハッキリしていないになら参考になると思います。

そして、ここにあげた5台が、低燃費、低価格、そして安全性能と三拍子そろった車であることは確かで、買い換えてもけっして後悔しないはずです。

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