アラサーOLが予算300万円で選ぶ、「女性に優しい駐車の簡単な車」10選

     
   

じつは以前父の車を借りて車庫入れしているときに後ろをぶつけてしまってから「比菜子には駐車を任せられないなあ」と父親にことあるごとに言われるので駐車がトラウマなんです……。

前回はデザインの可愛さと好みで10個の車を選んでみましたが、次に注目したいのは駐車のしやすさ。女性が大きな車を苦手とする理由は、駐車の難しさや「ぶつけちゃったらどうしよう……」という苦手意識にあると思うんです。

でも最近の車は自動駐車に近いくらい優秀な機能を持ったものも増えているんですって。友人の評判なども聞きながら、縦列駐車がとくに苦手な私でも運転できそうな車を探してみました。

筆者紹介

大田 比菜子(おおた・ひなこ)/実家暮らしのOL。30歳。彼氏あり。主に父親がゴルフに行くのに10年以上乗っていたトヨタ・プログレを手放すことになり、自分好みの車を買うことに。新車購入の予算は親からの援助もあわせて300万円。車には詳しくないのでデザイン重視で選びたいと思っている。通勤には使わないので、主に週末の遠出やデート、買い物用に購入検討中。

ポイント1:小型で見やすく、緊張しない車

私はわりと小柄なので、どうしても背伸びして助手席側や後ろを振り返ってしまう癖があります。女性が駐車しやすいのは、ある程度車高があって視界の広い車だと思うのです。あと、ボディサイズが大きすぎないことですね。

1:スズキ・ワゴンR

友達が乗っている車がワゴンRなのですが、運転していて視界が広いので駐車もしやすい印象があります。前が短い車は助手席側をぶつけてしまう不安が少ないです。しかも、ワゴンRワゴンは全方位モニター付き!狭い場所でもカメラで左右を見ることができるので安心です。

ポイント2:切り返しがしやすく小回りがきくこと

左右に車が停まっている駐車場で、片方に寄って停めている車の横に止めるのってイヤですよね。ぶつけてしまいそうになってとても緊張します。そういうときに入れやすいのは、微調整のきく小回りのきく車だなと思うのです。

2:ホンダ・フィット

以前からフィットを乗り継いでいる友人が新車を買ったのでこの前運転させてもらったのですが、ハンドルを切ったときに小回りがききやすいフィットも駐車しやすいなと思いました。

車の最小半径が小さいので、切り返しもちょこちょこできるし、スーパーなどの狭い駐車場でも停めやすかったですね。ただ、以前のモデルより少し大きくなった分ちょっと車庫入れはしにくくなったかもしれません。

ポイント3:完全にお任せ!自動駐車機能が欲しい

車任せで駐車してくれたらいいのに……と思って調べてみたら、ありました!

3:トヨタ・プリウス

新しいプリウスには、自動駐車機能が付いているそうですよ。ハンドルの横にある自動Pボタンを押すと、モニターが駐車スペースを自動で探して、「前進」「停止」「シフトをバックに」などの指示が出るそうです。その先は自動アシスト機能が働き、勝手にハンドルが動いて車も動き正しい場所に止まったらブレーキを踏むだけ……と夢のようなアシスト機能がついているのだとか!

車庫入れだけじゃなくて自動出庫もできるそうです。最近の車の進化ってすごいですね。

ポイント4:バックモニターが見やすい

女性の場合は、感覚を重視して運転する方が多いのでちょっとしたことが気になると集中できなくなることもあると思います。運転的からバックモニターが見やすく、気が散らない画面だと落ち着いて駐車ができる気がします。

4:日産・ジューク アラウンドビューモニター

後ろしか見えないバックモニターより格段に安心なのが、トップビュー」「フロントビュー」「サイドブラインドビュー」「バックビュー」の切り替えができ、上から見下ろしているような視点の持てるアラウンドビューモニター機能のついた日産・ジュークです。

運転席と逆側の左前の角や、助手席の後方など死角になってぶつけてしまいやすい場所まで見通せるのは安心感がありますね。

5:トヨタ・ハリアー パラノミックビューモニター

ちょっと予算オーバーになってしまいますが、日産だけではなくトヨタにも似た機能がありました。ハリアーについているパラノミックビューモニターは前後左右に取り付けられたカメラの合成で上から見たような視界でも見ることができるそう。

また、シースルービューという見え方に切り替えることもでき、ボディやシートを透かしてみたような視点で死角の位置を掴むことができます。バックモニターだけだと距離感が掴みにくい私のような人には合いそうな予感。

6:日産・ノート

シフトをバックに入れるとバックビューモニターに距離と車幅の予測ラインが表示されるので、それに合わせてハンドルを切っていけばいいのが楽に停められそうです。

アラウンドビューモニターもついているのですが、ノートの場合は、ルームミラーがバックビューモニターとして変わるのが他と違う機能で面白いなと思いました。障害物を検知して警告を鳴らしてくれる機能もあるので、初めての場所でも安心して停められそうです。

ポイント5:縦列駐車に強いパーキング・アシスト機能つき

道路沿いの時間制パーキング。前からすっと入れて停められたらいいんですけど、前後が詰まっていてうまくバックで縦列駐車しないと停められない場所を見た瞬間、諦めてしまう……という女性は私だけではないはず。

7:新型MINIシリーズのパーキング・アシスト機能

フロントとリア周りにセンサーがあって、ぶつかりそうになったら知らせてくれる機能に加え、縦列駐車に心強い機能が付いているのが新型MINIシリーズです。センサーが自動でどこにどう停めたら良いかを感知して、ハンドルが自動で動いてくれるんです。

私達はディスプレイの表示や音声の指示に従ってアクセルとブレーキを動かすだけ!8.8インチのワイドディスプレイも大きくて見やすいのもポイントが高いですね。

8:BMWシリーズのパーキング・アシスト機能

MINIと同じようなパーキング・アシスト機能がついています。時速35キロ未満で走行すると縦列駐車のように並行に進んでからバックするまでの間に、車がセンサーで縦列駐車をするために入る位置を見つけ出してくれます。

私がそうなんですが「ここなら入れられる」スペースなのかどうかの判断って慣れていないと一瞬でできないんですよね。それをセンサーが自動で感知してくれるとは……嬉しいかぎりです。

9:フォルクスワーゲン・ビートル パークアシスト機能

MINIやBMWと同じような機能で、縦列駐車をサポートしてくれる機能がフォルクスワーゲンのビートルにも付いています。横を通り過ぎるさいに前と後ろに停止している車に前後40センチずつ以上スペースがあるところを見つけてくれるようです。

ハンドルの自動操作機能もあり、自分で何度も切り替えさなくても済むと思うと心強いですね。

10:メルセデスベンツ・Aクラス アクティブパーキングアシスト

メルセデスベンツにも同様の縦列駐車を助けてくれる機能が付いています。縦列駐車だけではなく並列駐車にも使えますが、センサーが検知する前後左右の幅は50センチ以上余裕がないとダメなようで、他のブランドに比べると広めの設定になっているようです。

機能の付いている車に乗っている人に聞いたところ、「慣れないと怖い」ということだったので、練習は必要なのかもしれません。

こちらで紹介した車以外にも、各メーカーが駐車アシスト機能にはしのぎを削っているようです。いずれの機能もオプションで設定されているものが多いですが、ぶつけて心理的に落ち込むことを考えると付けておいたほうが安心ですね。

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