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ラグジュアリークーペ新時代への挑戦!レクサス・LCの魅力に迫る!

2017.12.25

レクサスのフラグシップラグジュアリークーペとしての鮮烈な印象を与えつつ、2017年3月にデビューしたレクサス・LCが、今年の第38回日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018にてエモーショナル部門賞を獲得しました。今回はそのレクサス・LCとはどのようなクルマなのか、LCがこの賞にふさわしい魅力を持っているかどうかについて、詳しく見ていきます!

ダイナミックで独創的デザインが評価されたレクサス・LC

レクサス・LCは2016年ジュネーブモーターショーで初公開され、これまでにない斬新かつエキセントリックなデザインで一躍話題となりました。LCにはLC500とLC500hが存在し、それぞれ前者が5L・V8エンジン搭載のガソリン仕様、後者が新型3.5LV6エンジン搭載のハイブリッドモデルとなっています。

先日発表された日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018ではエモーショナル部門賞を受賞。同賞は第1次選考から選出された10車種のベストカーの中でも特に秀でたデザイン・ドライブ性能を持つ車に与えられる賞であり、2016年にはBMW・M2クーペ、2013年にはマツダ・アテンザなどが受賞をしてきました。レクサス・LCは、そのダイナミックで独創的なデザインやドライビングの楽しさが高く評価された結果となります。

多くの最新技術を採用し、レクサスの次世代高級車への挑戦の集大成であるLCはどのようなクルマに仕上がっているのでしょうか。次からはエクステリア・インテリア・走行性能・安全性能といった観点から具体的に検証していきます。

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レクサス・LCのエクステリア:鋭くも艶やかなボディーラインの色気

まず目を引くのが、唯一無二の革新的なエクステリアデザインです。

2012年にデトロイトオートショーにて発表されたコンセプトカー「LF-LC」のデザインを踏襲しつつ、現実的かつ魅力的なデザインに洗練されたのがLCです。LCのデザインの主眼は、先進技術を惜しみなく投影しつつも大人な品格を湛えたエレガンスを大切にすることです。エンジンをフロントミッドシップのレイアウトにしたことは、低重心や前後重量配分の均等化だけでなく、その美しいデザインを実現することにも貢献しています。このエンジンレイアウトにより低いフードのデザインとそこからしなやかに低く流れるルーフラインといったダイナミックなシルエット設計が可能となりました。

レクサス特有の鋭いフロントスピンドルグリルの伝統を受け継ぎつつ、LF-LCのデザインを昇華させキレのある翼のようなヘッドライトが新鮮かつアグレッシブな印象を与えます。また新開発の小型3連LEDヘッドライトは存在を主張しすぎず、しかしフロントフェイスのシャープさを引き立てます。四輪のタイヤを強調する盛り上がったフェンダーは艶やかな曲線を描き、ラグジュアリークーペとしての美しさだけでなくスポーティなボディラインを形作っています。リアのテールランプも、奥行きを感じさせるミラー構造を取り入れたライト点灯は大人なクールさを醸し出しています。

レクサスは今回LCをデザインする上で見た目のエレガントさだけでなく、ドライバーの機能性も重視しています。フロントピラーの角度や曲率、細さが見た目として流線的で美しいだけでなく、ドライバーが十分に視界を確保できるよう工夫されています。

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レクサス・LCのインテリア:上質さとシャープさを内包する極上の快適性

高級車のインテリアに当然として求められるのは、質感と快適性でしょう。レザーやアルカンターラを惜しみなく使用した内装の高級感は申し分ない高級感があると同時に、ドライブにおいて重要なパドルシフトはマグネシウム素材を使用し小気味良い操作性を実現しています。

コックピットはドライバーを包み込むようなデザインで、ペダル配置やシートのホールド性、ハンドルの位置などにもこだわり、車との協和を楽しむと共に快適にドライビングできるようになっています。運転席とは対称的に助手席は、段差により見た目にも奥行きを感じさせ、前方へ視覚的に開放感ある空間となっています。

各種スイッチやシフトレバーも一連の操作を流れるように行うことができる心地よさを重視し、左手でエンジンスタートスイッチからドライブモードセレクトスイッチ、シフトレバーと軽快に操作できるよう設計されています。インテリアの表皮巻きやステッチは職人がひとつひとつ作り込み、本革の滑らかさを最大限に肌で感じられるよう仕上げられています。

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レクサス・LCの走行性能:パワフルな走破性か、新時代のエコシステム

エンジンをフロントミッドシップのレイアウトにしたことによる低重心、前後重量バランスの調整により、鋭く機敏なハンドリングと走行時の安定性を実現しています。LC500に搭載される5LV型8気筒エンジン「2UR-GSE」は最大477馬力を発生させ、エンジンの回転数に応じた高周波のサウンドはドライバーを奮い立たせます。自然吸気の良さであるレスポンスの良さと、大排気量であることによるトルク感と加速の伸びが際立ちます。

レクサスはエンジンサウンドを熱意持って作り込み、アクセルを強く踏んだときの轟としたサウンドと、クルージングのときの静かさを両立させ、静と動の最適な融合が図られています。また、新開発10足オートマトランスミッションである「Direct Shift-10AT」を搭載し、走行に常に効率的な変速を行うことで気持ちの良い加速と低燃費を可能としました。

また、変速速度も約0.2秒と切れ味の良い変速ができ、車を意のままに操舵する楽しみを提供してくれます。ハイブリッドモデルのLC500hは、3.5LV型6気筒の新型エンジン「8GR-FXS」を搭載し、180馬力を発生させます。燃費は15.8km/LとLC500に比べて2倍ほど改善されています。

LC500hには世界初のマルチステージハイブリッドシステムが搭載されていることが最も注目すべき点でしょう。レクサス・ハイブリッド・システムに変速機構を直列に配置し、10段変速制御することで、低中速域からの加速性能を保ちつつ燃費の良さも両立させています。この燃費性能は同価格帯の高級車には例を見ない優秀さであると言えるでしょう。

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レクサス・LCの安全性能:確信的システムにより高度な安全を提供

LCには統合安全コンセプトという考え方の安全システムが採用されており、予防・被害軽減、事故後の救護支援など、それぞれのシステムを連携させて高度の安全性能を目指そうとするものです。LCは新型シャシーにより乗員部の強度の増加をするだけでなく、衝突した際の衝撃をうまく吸収分散させる構造を探求し、高い安全性能を実現しています。

「Lexus Safety System+」と呼ばれる予防安全システムは、弐種類のセンサーにより周囲の状況を高精度に認知し、事故予防のためのサポートを行います。その機能として主に、レーダークルーズコントロール(一定の車間距離での追従走行)、オートマチックハイビーム(対向車を察知しハイビームとロービームを使い分ける)、レーンキーピングアシスト(走行レーンの白線を認知しパワーステアリングを制御)、プリクラッシュセーフティシステム(周囲車両や歩行者を認知し警報ブザーやブレーキアシストを行う)が挙げられます。

まとめ

LCはそのデザイン性や走行性能から、レクサスの新たなラグジュアリークーペの概念への挑戦と自信を感じることができます。新車価格は1300万円からであり、ライバルとなる高級車は国産車ではなく外国車となってきますが、その外装内装、エンジンスペック、環境・安全への配慮は他の高級外車に引けを取らないクオリティに仕上がっています。今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーは惜しくも逃しましたが、LCのエレガントかつセンセーショナルな魅力はエモーショナル部門賞の名に恥じないものです。今後どのようなマイナーチェンジが行われ、さらに洗練されていくかに期待したいと思います。

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文:一条


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