電気自動車(EV)の問題点その2:充電スポット
それでも 電気自動車(EV)に課題は残っています。先に述べた充電ですが、まず、自己所有の戸建て住宅なら問題ないのですが、借家であったり、マンション/アパートなどの集合住宅、そして外部の月極駐車場を利用される方にとっては、充電設備の設置は大きなハードルとなります。これらの問題をクリアしてまで、電気自動車を購入しようとする人はおらず、また、自宅で充電できなければ電気自動車には何のメリットもなく、ハイブリッド車で充分といえます。
充電スポットにしても、かなり数が増え、ガソリンスタンドと同じぐらいになったそうです。しかし、数は増えても、一度に充電できるのは1~2台というのがほとんどで、しかも満充電までにかかる時間は最新型のEVであったも20分。もし満車ならかなりの時間待たなければなりません。
高速道路のパーキングエリアには、充電すぽーっとが数多く設置されていますが、今でも行楽シーズンになると電気自動車のリーフ以外にプリウスのPHVやアウトランダーPHEVなどでいっぱいになっていることがあります。
この状況に加え、新型リーフが前評判通りにヒットするとこれまで以上の混乱が予想されるのです。