シュビム・ワーゲン
photo by Darkone(CC BY 2.5)
最後にご紹介するクソ車は第二次大戦でドイツ軍が使用した水陸両用車がシュビム ワーゲンです。
photo by Bundesarchiv, Bild 101I-298-1771-19(CC BY 3.0)
水陸両用車として機能性を優先させたデザインはまさしくカエル。かっこよさもクソもない、まさにクソ車な外観です。視点を変えれば愛らしい車です。お尻から生える尻尾のようなスクリューは、もはやチャームポイントでしょう。
もちろんクルマの『クソ度合』を決めるのは結局、主観です。デザインや性能、乗った人間こそが知る実態などさまざまです。世の中では面白おかしくクソ扱いの車でも、自分だけが知る際立つひとつの魅力がそのクルマの愛着を生み出します。一概に「これはクソ車!」と決めつけるのではなく、「それでも〇〇は最高!」と呼べるクルマこそが本物のクルマ好きの心をくすぐるものです。
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