中央道の渋滞のボトルネックとなる小仏トンネル!抜け道や回避方法など渋滞対策を紹介!!

中央道の渋滞のボトルネックとなる小仏トンネル!抜け道や回避方法など渋滞対策を紹介!!
     
   

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お盆のラッシュで心配となる小仏トンネル

出典元:https://4travel.jp/travelogue/11137331

お盆に中央道を利用する方にとって、不安となるのは小仏トンネルではないでしょうか。お盆のラッシュの際には、毎年必ずといっていいほど渋滞のボトルネックとなってしまうポイントですよね。

毎年この小仏トンネルで渋滞に巻き込まれてしまい、今年こそなんとかしたい!と考えている方も多いと思います。

そんな方のために、こちらでは小仏トンネルでの渋滞を回避する方法などについてご紹介していきます。スムーズな規制・Uターンのために、ぜひ参考にしてくださいね。

「ボトルネック」ってなに?

ボトルネックとは「渋滞の原因となっている場所」のことを指した言葉です。直訳すると「瓶の首」なのですが、ラムネ瓶などの瓶って首の部分が少し細くなっていますよね。

あの部分によって液体の流れが遅くなるのですが、その流れの悪さに例えて渋滞の原因となる場所をボトルネックと呼んでいるわけです。

中央道の小仏トンネルはなぜボトルネックになるのか?

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=ZekenyfIFD8

そもそもなぜ小仏トンネルはボトルネックとなってしまうことが多いのでしょうか?その原因と考えられているポイントについて、まずは解説していきます。

トンネルの中間まで、長くゆるやかな上り坂になっている

小仏トンネルの手前、相模湖ICからトンネルの中間部までは実は上り坂になっています。急な上り坂であればほとんどの方は意識してアクセルを踏み込むのですが、あいにくゆるやかな上り坂になっているんですよね。

そのため気付かずにアクセルを踏み込めず気づけばスピードが落ち、流れが悪くなってしまいやすいことがまず1つの原因とされています。

「サグ部」による速度低下

小仏トンネルにはサグ部もあり、これも渋滞の原因とされています。サグ部とは下り坂から上り坂へと変わる、V字になっている部分のこと。凹部とも呼ばれていますね。

サグ部も意識していないと気づきにくいもので、下り坂だと思い込むので上り坂になるとスピードが落ちてしまいやすいんです。

そのため後続車はそれに合わせてブレーキを踏み込むことになってしまいます。そしてそのブレーキを見た後続車もブレーキを……といったようにスピードの低下が連鎖して渋滞になることが多いのです。

上りの場合、3車線から2車線へと車線が減少する

中央道上りの場合、小仏トンネル手前の上野原IC付近で車線が3車線から2車線へと減少します。そのため車線変更したい車が相次ぎ、そうした車に合わせてブレーキを踏むことになることも多いのです。

こうした負の3連鎖ともいえる3つの要因によって、小仏トンネル付近での渋滞が巻き起こされてしまうのですね。

中央道の小仏トンネルの渋滞を回避する方法は?

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それではここから、そんな小仏トンネルの渋滞を回避するいくつかの方法をご紹介していきます。以下の方法を試してみて、スムーズな移動を心がけてみましょう。

渋滞する時間帯を避ける

最も効果的で、特におすすめしたいのはやはり「渋滞する時間帯を避ける」という対策。

渋滞が起こりやすい小仏トンネルですが、なにも1日中渋滞しているわけではなく比較的空いている時間帯ももちろんあるんです。そういった時間帯を狙って通過するのがやはりベストですね。

中央道上りの渋滞予測から見る空いている時間帯

2018年お盆期間の中央道上り小仏トンネル付近の渋滞予測は、以下のようになっています。渋滞が発生する時間帯と、ピークを迎える時間帯をチェックしていきましょう。

ちなみにこちらのデータはJARTIC日本道路交通情報センターのウェブサイトに掲載されている渋滞予測です。

  • 8月9日・・・15:00~21:00 ピーク17時
  • 8月10日・・・15:00~22:00 ピーク17時
  • 8月11日・・・14:00~22:00 ピーク17時
  • 8月12日・・・14:00~23:00 ピーク17時
  • 8月13日・・・12:00~25:00 ピーク16時

出典元:http://www.jartic.or.jp/guide/yosoku/index1.php

お盆前半は基本的に昼過ぎに渋滞ができ始めると予測されています。13日のみ、正午近くから渋滞が始まっていくようです。

  • 8月14日・・・10:00~25:00 ピーク17時
  • 8月15日・・・10:00~23:00 ピーク15時
  • 8月16日・・・10:00~23:00 ピーク15時
  • 8月17日・・・14:00~23:00 ピーク16時
  • 8月18日・・・14:00~22:00 ピーク16時
  • 8月19日・・・12:00~24:00  ピーク16時

出典元:http://www.jartic.or.jp/guide/yosoku/index1.php

お盆後半では14~16日が渋滞のピークで、昼前から深夜にかけて渋滞が起きるようです。全体的に基本的には昼前くらい(14~16日は朝)に通過するのがおすすめできそうですね。

中央道下りの渋滞予測から見る空いている時間帯

反対に下りの渋滞予測は以下のようになっています。下りは上りに比べるとそこまで渋滞しない傾向にありますが、念のためチェックしておきましょう。

  • 8月9日・・・9:00~13:00 ピーク10時
  • 8月10日・・・9:00~14:00 ピーク10時 20:00~28:00 ピーク21時
  • 8月11日・・・5:00~16:00 ピーク6時
  • 8月12日・・・5:00~13:00 ピーク9時
  • 8月13日・・・5:00~15:00 ピーク7時

出典元:http://www.jartic.or.jp/guide/yosoku/index1.php

10日は朝から昼だけではなく、夜にも渋滞が起こる見込みとなっているのでこの日は注意してください。また、11~13日はピーク時には45km級の大きな渋滞になることが予測されています。

  • 8月14日・・・5:00~13:00 ピーク9時
  • 8月15日・・・6:00~12:00 ピーク7時
  • 8月16日・・・7:00~12:00 ピーク8時
  • 8月17日・・・7:00~13:00 ピーク8時
  • 8月18日・・・6:00~14:00 ピーク7時
  • 8月19日・・・7:00~12:00 ピーク8時

出典元:http://www.jartic.or.jp/guide/yosoku/index1.php

後半は全体的に渋滞となるタイミングとピークを迎える時間帯が似ていますね。昼過ぎから夜にかけての移動が、共通のおすすめタイミングとなりそうです。

迂回路、抜け道を利用する

もしこのまま中央道を進んだら渋滞に当たってしまう、というケースになったとき。そんなときは思い切って一般道に降りて、迂回路や抜け道を利用するのもおすすめです。

結果的にこちらの方が早く目的地に到着できるといったケースも多いですよ。次はそんな迂回路や抜け道について詳しくご紹介していこうと思います。

中央道(上り)の小仏トンネル渋滞時の迂回路・抜け道は?

出典元:https://blogs.yahoo.co.jp/ducakashivcxr/30235604.html

それでは特に渋滞が起きやすい中央道上りの小仏トンネル付近が渋滞しているときの特におすすめしたい迂回路・抜け道をご紹介します。

渋滞に巻き込まれそうになってしまったときのために、ぜひ押さえておいてください。

都留から県道24号線を経て国道413号線(道志みち)で渋滞を迂回

今回ご紹介するのは、都留ICから県道24号→国道413号(道志みち)と進んでいく方法。事前に渋滞情報をチェックして、大月JCT付近まで渋滞が続いていた場合はこの方法を利用するのがおすすめです。

まずは中央道を進んでいき大月JCTを経由して、中央道富士吉田線へと進んでください。その後、都留ICを降りてすぐの道路を左折して県道40号を進みましょう。

県道40号から県道24号へ

県道40号を進んでいくと最初の交差点である「寿町交差点」が見えてきます。この交差点を右折して、道なりに進んでいくとある「中央一丁目」交差点を直進することで国道139に合流できます。

国道139号を直進していくと、左折すると交差点に県道24号へと進めることを示す青い標識があります。この交差点は信号もなく、うっかり見落とすこともあるので注意しましょう。

その標識がある交差点を左折して県道24号に乗り、直進していきます。

県道24号から国道413号(道志みち)へ

県道24号に乗ってしまえば、あとは国道413号までひたすら道なりにまっすぐ進んでいくだけです。所々に急なカーブがあるので、スピードを出し過ぎないように注意しながら進んでください。

県道24号の突き当たりの信号に当たったら、左折して国道413号に乗りましょう。

413号を直進していくと「青山」交差点に突き当たります。突き当たったら相模原方面を目指したい方は左折、厚木方面を目指したい方は右折してください。

直進することがほとんどで、どこを曲がればいいのかが分かりやすいのがこの迂回路の魅力ですね。ぜひ試してみてください。

中央道の小仏トンネルの渋滞の緩和を目指す対策工事計画

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多くの方を悩ませている小仏トンネル付近の渋滞ですが、実はそんな渋滞緩和のための対策工事も計画されています。

工事が終わり想定通りに渋滞緩和されれば、無理に迂回路などを利用しなくていいので素敵な話ですよね。最後に、現在どんな工事が計画されているのかをご紹介しようと思います。

上りにトンネルを増設

まず、上りについてですがこちらはトンネルを増設する動きがあります。今の小仏トンネルに並行する形で新たなトンネルを作り、渋滞を緩和させようという試みですね。

2015年に増設する案がまとまったものの、まだ計画段階で工事は着手されていません。上りは特に渋滞ができやすいので、早めの完成を期待したいところです。

下りの相模湖IC~相模湖東IC区間を3車線化

下りは相模湖IC~相模湖東ICの区間を、2車線から3車線にしようという計画があります。下りで渋滞ができやすいのは相模湖IC付近なので、3車線にすることで流れがスムーズになりそうですね。

左側に車線を1つプラスして、3車線にするようです。こちらも2016年に計画がまとまったものの、工事の着手はまだされていません。

まとめ

出典元:https://4travel.jp/travelogue/10408056

リラックスするためのお盆の帰省・旅行も、長い渋滞に巻き込まれてしまうと余計な疲れを感じることに。

今回ご紹介したように渋滞しやすい時間帯を避けたり、迂回路を利用したりしてスムーズなドライブを楽しんでください。

 

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