車がもらえる!そんな時どうする?―名義変更の方法を詳しく解説ー

     
   

皆様は運転免許を何歳で取得したでしょうか。筆者は運転免許を大学生になってから取得しましたが、高校三年生の卒業間際に学校を通じて取得する人もたくさんいました。車を運転する理由は様々ですが、運転免許を取得すると、実際に車を運転したくなるものですよね。

そのような場合、通勤通学のために車を買ったり、もらったり、はたまた親に貸してもらったりして車を運転するケースがほとんどではないでしょうか。親の車を運転するケースは任意保険の内容の限定や運転年齢条件を訂正すればOKですが、車をもらう場合にはそうはいきません。正式な手続きをする必要があるのです。

今回はこれから車に乗りたいという若い方や車を譲渡したいという親御さんのために、車の譲渡の方法と注意事項を詳しく見ていきましょう。車の譲渡のケースは車を所有する方や車によって様々ですが、ここでは最もポピュラーな方法をお伝えしたいと思います。正しい知識を身に着けて、楽しいカーライフをお送りいただければ幸いです。

名義変更するパターンは主に6つ!それぞれの手続きを紹介!

ここでは名義変更の最もスタンダードな方法をご説明させていただこうと思います。今回は親、または先輩や友人などから車を金銭のやり取りなしで譲り受ける場合の名義変更の方法をお伝えいたします。また、下記の条件がある場合は名義変更の方法が異なりますので注意が必要です。

①車検が切れている

②車検証の使用者と所有者が別

③車検証の所有者欄にディーラーやファイナンス会社の名前が記載されている

④所有者が亡くなっている

⑤旧所有者と新所有者の運輸支局の管轄が異なる

⑥新旧所有者に未成年が含まれる

以上、様々なケースが考えられます。①の場合は車検を新たに通してから名義変更する必要があります。②の場合には使用者の住民票と委任状が必要になります。③の場合には所有権解除という手続きをディーラーまたはファイナンス会社に対してとる必要があります。④の場合は遺産分割協議書と亡くなられた所有者の戸籍謄本が必要です。

⑤の場合にはナンバーが変わるため車を新所有者の管轄の運輸支局に持ち込む必要があります。運輸支局は名古屋ナンバーや品川ナンバーなど、その土地のナンバーを管轄する役所のことです。複数ナンバーを取り扱う運輸支局もありますのでネットで調べてから伺うとよいでしょう。⑥の場合はこれから車に乗りたいという方には一番多いケースかもしれません。この場合には未成年の方の戸籍謄本と両親どちらかの印鑑証明、同意書が必要になります。

ケースは様々ですので、実際の名義変更を行う前に一度、車検証をもって運輸支局に伺うとよいでしょう。登録相談コーナーというところがありますので、必要書類や手順などを優しく教えてくれます。

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