【オニキス(日昇自動車販売株式会社)インタビュー】話題の軽自動車専用リース「フラット7」。人気の裏にあるのは「先を見据える力」

     
   

『新車に月々定額1万円から乗れる!』という触れ込みで、昨年11月からサービスを開始したオニキスの「フラット7」。若年層の自動車所持率が下がっている中、老若男女問わずに好調な売り上げを記録しています。その成功の秘訣はどこにあるのでしょうか。開発責任者の今村智氏に話を聞いてみました。

フラット7がユーザーに受け入れられた理由とは?

――「フラット7」とはどういうサービスなのでしょうか。概要について教えてください。

今村智氏(以下、今村):「フラット7」は軽自動車の新車に、7年間かかる全ての経費を込々にして、「リース」という方法でお乗りいただけるというサービスです。購入時にかかる車の代金や各種オプション、さらに乗り続ける間にかかる自動車税や車検代、オイル交換代やその他消耗品の費用など、7年間のメンテナンス費用を我々がプロの目線から算定。お客様は自分が気に入ったクルマを選んで乗っていただき、月々一定の費用をお支払いいただくだけというシステムです。

――フラット7を選ばれているのはどのような方が多いのでしょうか。

今村:フラット7を使用されている方の平均年齢は48歳。お若い方から年金を受給されている方までさまざまです。例えば、契約から3年目と5年目には必ず車検を受けなければなりませんが、直前まで忘れていると突然の出費で、誰でもちょっと困るかと思います。しかし、「フラット7」なら毎月一定額の支払いなので、突然の出費は発生せず、全年代のお客様に安心してご利用いただけるプランです。

――近年は、「若者の自動車離れ」ということが叫ばれて久しいですが、若い方の反応はどうでしょうか。

今村:昔ならば、家族で展示場にクルマを見に行って、息子はクラウンやアリストを欲しがる一方で、両親は軽自動車やコンパクトカーを勧めてケンカになるという光景をよく見かけましたが、今はほとんど見なくなりました。若い方々のクルマへの興味が薄れている、クルマへのこだわりが無くなってきているのを如実に感じます。だからこそ「月々1万円で乗れる!」というシンプルな買い方が受け入れられていると感じています。

――お話を聞いていると「フラット7」は斬新なサービスという印象が強いですね。

今村:実はこれまでもマイカーリースという販売形態はさまざまな会社さんがやってきており、弊社でも何度も試してきました。しかし、既存のリースはどれも売れ行き好調とは言えませんでした。

――では、他社のマイカーリースと違って、フラット7が成功した理由はどこにあったのでしょうか?

今村:「フラット7」全体で、軽自動車を一括購入し、大量に仕入れることでコストを削減。費用を安く抑えられたという点がまず1つ。さらに、根本的に違う点として、これまでのリースは値段が高かったという点も挙げられます。ユーザーの目線に立っておらず、販売側の都合や利益をメインに考えていたので、それを一から見直しました。「フラット7」はクルマ本体の価格から差し引いた「残存価格(残価)」の部分が他社のリースの残価よりも多く、月々のお支払も抑えることができるのです。

例えば、購入から7年後に自動車を下取りするため、必ず残価は設定しなければなりませんが、これまではリース会社が金額が設定されており、事故などのリスクから、非常に低い金額に見積もられていました。

しかし、私たち販売店は自動車の相場を持っています。そこで、我々が考えて独自に設定した残価をリース会社に交渉して飲んでもらい、月々設定の料金を安く抑えることができるようになりました。「フラット7」はリース会社さんの協力により実現した安価プランなのです。

――実際に「フラット7」をリリースした後の反応はどうだったのでしょうか?

今村:「フラット7」を開始したのが昨年11月で、加盟店でのスタートは今年の1月からでしたが、どの加盟店でも悲鳴が上がるくらいの売り上げでした。後発のサービスも出始めていますが、おそらく販売台数は他を圧倒しているという自信があります。

フラット7はクルマ屋さんが考える以上に、ユーザーさんが求めていた買い方なんだということがサービスを始めてみて分かりましたね。

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