あなたは「欲しい車は?」と聞かれたときに、多くの男性のように「ポルシェ!」と答えるのでしょうか。
『いつかはポルシェ!』と憧れを持ちつつも「高そう」「維持費かかりそう」「壊れそう」などの心配や、奥さんの反対により購入に踏み切れないというサラリーマンお父さんも多いと聞きます。
でも、諦める必要はありません。5年前まで購入に小心者だった僕でも、お金を貯めてポルシェを買って、いまではポルシェ2台を所有するようになりました。
誰でも賢い買い方をすれば国産車よりお得ですし、何も臆することなく、憧れのポルシェオーナーになれることを僕の経験からわかってもらえたら嬉しいです。
著者紹介
石川荒太(いしかわあらた)/37歳。4年前に脱サラしたIT系会社経営者。これまでに所有したポルシェはケイマン981、ボクスター981、マカンS、997、991。ケイマンGT4、現在はケイマンGT4とマカンSの2台持ち。今はマカン ターボ パフォーマンスを購入検討中。欲しい車は991のGT3(MT/後期型)。現在は中目黒で一人暮らし。
目次
2ちゃんねるの「ポルシェ板」を見て思いを募らせる日々
まずは僕の5年前の話から始めます。当時32歳だった僕の年収は600万円。銀行の定期預金と株をあわせて資産は700万円程度。ボクスターかケイマンなら現金一括で買えますが、大きな買い物に慣れていない僕は、なかなか購入に踏み切れませんでした。
周囲にリアルポルシェオーナーがいなかったこともあり試乗にすら行く度胸がなく、2ちゃんねるの「車板」で情報収集したり、ネットで中古車情報を見たりする日々を繰り返し……。初ポルシェ購入までは確かにそれほどハードルが高かったんです。
今思うと初めてポルシェオーナーになる際のハードルが高い理由は、周りにアドバイスしてくれる人がいないという、「孤独な状況」から始まるからではないでしょうか。
ましてや、周りの友人にポルシェが欲しいと言おうものなら、「お金持ち〜!」とはやし立てられたりします。おまけに「身分不相応じゃないの?」などと他人の夢を壊す、いわゆる「ドリームキラー」がまわりにいたら最悪です。あなたの購入モチベーションもどんどん下がっていくことでしょう。
僕のポルシェオーナーになりたいという信念は非常に強いものだったので、いつからか周りの友人にはポルシェの話を一切しなくなりました。
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