D1グランプリ(全日本プロドリフト選手権)の基礎講座!参加車両の規定や出場条件、単走・追走の審査基準はどのようになっている?

D1グランプリ(全日本プロドリフト選手権)の基礎講座!参加車両の規定や出場条件、単走・追走の審査基準はどのようになっている?
     
   

ライセンスは取得年の12月末まで有効で、大会で優秀な成績を収めた選手は次の年に上のライセンスが取得できる仕組みです。

D1GPの車両レギュレーション

出場する車両は自動車メーカーが販売している量産車両である必要があります。出場専用の車を独自で開発してはいけないということですね。

また安全装置についてや寸法、重量、エンジンなど細部に渡って「D1車両規定」にて定められており、これに全て適合しないと出場できない仕組みになっています。

D1グランプリ(全日本プロドリフト選手権)の審査基準とは?

出典元:https://blogs.yahoo.co.jp/yamauchi5322/297101.html

D1グランプリは「ポイントを競う競技」と先に記しましたが、その審査基準はどのようになっているのでしょうか。

ここで詳しく説明いたします。

単走と追走とは?

単走とはその名の通り単独でサーキットを走ることで、D1グランプリの予選はこの方法で行われます。

どれだけ正確な技術を持っているかを採点して順位を決めます。

具体的にはカーブをどれだけ大きく安定したドリフトで駆け抜けられるか、またどれだけ角度の切り替えを素早くできるかなどが挙げられます。

追走とは先を走る車と後を追いかける車を最初に決め、スタートからゴールまで何度か順番を入れ替えます。

先に走る車は自分のペースでベストの走りをし、後を追いかける車は先の車と同じ走りになるように走行します。

タイムを競う訳ではないので、スピードを出した方が勝利という単純なものではないところが面白いですね。

こうした走行を2回実施し、点数の高い選手が勝ち上がるというトーナメント方式で追走は行われます。

審査基準とポイント制度

さて、先の記事でドリフト走行を「ポイント化」して競うと書きましたが、どのような審査基準があるのかを記していきたいと思います。

単走の場合は審査基準となる要素は4つ。

「速さ」「鋭い振り(ドリフトに入るときの速さ)」「ドリフトの角度の大きさ」「定められたトラック内を走行しているか 」です。

追走の場合は先に走る車は単走の場合と同じ審査基準で採点します。

後を追いかける車は「先に走る車について走っているか(スピードが離れていないか)」「先行車と比べてドリフト角度が大きいか」「先に走る車と並走している時間が長いか」などが挙げられます。

DOSSによる採点とは?

以前は他のスポーツのように審査員がいて上で示した審査基準を判断していたのですが、今ではDOSS (D1 Original Scoring System)というシステムを導入しています。

DOSSとは何かというと、走行する車にあらかじめGPSセンサーや角速度センサーを取り付け、ドリフト時の角度の大きさや振り戻しの速度などを機械が自動的に測定しポイント化するものです。

フィギュアスケートなどでも問題になっている「審査員が芸術点を採点する難しさ」「贔屓目」などを排除した画期的なシステムです。

しかしDOSSが導入されているのは単走の時のみで、追走はほぼ審査員が採点を行っています。

後ろから先頭車を猛追する迫力などは、やはり機械ではまだ採点できないようです。

D1グランプリ(全日本プロドリフト選手権)の開催場所・サーキットは?

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