ダイハツがタントを改良し、ファンクロスも設定!

ダイハツがタントを改良し、ファンクロスも設定!
     
   

ダイハツは、現行タントカスタムをマイナーチェンジし秋から販売開始することを先行公開しました。また新企画としてファンクロスモデルを追加し、より幅広いユーザーに親しまれるようなタントに仕上げていそうです。

今回のタントカスタムでは、フェイスチェンジを行うことで、より強力な押し出し感のあるデザインに更新しているとのことです。ここでは、ライバルモデルとも対比しながらタントカスタムやファンクロスモデルを解剖していきます。

ダイハツ 新型タントカスタムの概要など

引用:https://www.daihatsu.co.jp/tanto/special/teaser/

タントカスタム最大のアップデート内容は、フロントフェイスの大幅な変更です。このフェイスチェンジは、筆者の調べによると、現行モデルのフェイスの人気が良くないという結果があったからと考えます。

また近年のダイハツモデルは、トヨタの影響を多く受けていると考えます。キーンルックスタイルに変更することで、タントの押し出し感や大人の雰囲気をプラスしたと感じます。

2019年~のマイナーチェンジ前モデル

引用:https://u-catch.daihatsu.co.jp/catalog/TANTO/MODEL__201907/

筆者は、新車・中古車を販売している方々数人に調査してみました。その結果2019年までモデルのカスタムフェイスが、かなり落ち着いた印象になってしまったため、スペーシアカスタムの人気が上がり、新車も中古車も注文が多くなっていきているとのことでした。

こうした中、早急にダイハツがフェイスチェンジを行うこととしたと考えられます。

先代2013年モデル

引用;https://u-catch.daihatsu.co.jp/catalog/TANTO/MODEL__201310/

先代モデルの際は、スペーシアカスタムの方が柔らかい雰囲気で、タントカスタムの方が押し出し感の強いモデルになっていたと考えます。

そのため「タントカスタムの人気が高かった」と、調査先の方々は話していました。今回のタントのモデルチェンジでは、先代モデルのような押し出し感の出るモデルに大幅変更したと考えます。

ダイハツ 新型タントカスタムの内装など

引用:https://www.daihatsu.co.jp/tanto/special/teaser/

タントカスタムの内装で重要な点は、助手席側のBピラーがないことです。これによって、後席などからの乗降アクセスがかなり楽になるだけでなく、荷物の乗せ下ろしもかなり楽になるでしょう。

カスタムモデルは、中~上位グレードモデルになるといえます。内装の仕上がりもブラック基調とされ、シックで落ち着いた仕様になった居ると考えます。

ダイハツ 新型タントカスタムのライバル

引用:https://www.suzuki.co.jp/car/spacia_custom/styling/

タントカスタムのライバルといえば、やはりスペーシアカスタムやN-BOXカスタムであると感じます(販売台数的に)。その中で台数が近くスペーシアカスタムは、ライバル感が強いでしょう。

スペーシアカスタムは、昨年12月にマイナーチェンジが施されています。この時の仕様変更は、フロントフェイスの大幅な変更でした。両モデルともに押し出し感の強くなったカスタムグレードといえるでしょう。

新型タント ファンクロス(ターボ)の概要など

引用:https://www.daihatsu.co.jp/tanto/special/teaser/

明らかなことが、ひとつ言えます。このタントファンクロス(ターボ)は、スペーシアギアのライバルモデルとして投入されている点です。

スペーシアギアとは違い、四角い雰囲気を全面に出しながら、都会以外のアクティブも楽しくこなせる車として設定されています。例えるならハスラーVSタフトという関係でしょう。

新型タント ファンクロス(ターボ)の内装など

引用:https://www.daihatsu.co.jp/tanto/special/teaser/

遊び心もありながら、使用しやすいラゲッジスペース、防水処理の施されたシートなどが特徴となっています。こちらは、スペーシアギア・ハスラーの良い点・悪い点も参考にしながら良い仕様に仕上げたのでしょう。

新型タント ファンクロス(ターボ)のライバル

引用:https://www.suzuki.co.jp/car/spacia_gear/

スペーシアギアは、2018年から販売されているモデルです。すでに4年が経過しています。しかしながらこういったアクティブ系のハイトワゴンは、なかなか存在していなかったのが現実です。

これからは、現在ダントツ1位の販売台数に君臨しているN-BOXシリーズにタントカスタムがたんと全体の販売台数でどれだけ寄与できるかというのも重要ですな。

2021年度 販売台数

  • N-BOXシリーズ 191534台
  • スペーシアシリーズ 103605台
  • タントシリーズ 101112台

まとめ

ダイハツがタントを改良し、ファンクロスも設定!をまとめると

  • ダイハツは、トールタイプワゴンシリーズの台数販売強化のために、早々にマイナーチェンジと追加モデル設定をしたと感じます。
  • タントカスタムは、かなり押し出し感の強いフロントフェイスに更新されています。ファンクロスは、購買層を広げるためのモデル追加といえるでしょう。

ここでは、タントのモデルチェンジ(マイナー)について解説しました。各メーカーが、トールタイプワゴンを来ナップしている中、一歩上に踏み出せるかがカギになるでしょう。

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