新型シビック タイプRの無限チューニング仕様「RC20GTパッケージ」のプリプロダクションモデルをオートサロンで公開!

新型シビック タイプRの無限チューニング仕様「RC20GTパッケージ」のプリプロダクションモデルをオートサロンで公開!
     
   

出典元:http://www.mugen-power.com/automobile/products/RC20GT/

新型シビック タイプR(FK8)の無限チューニング仕様「RC20GTパッケージ」とは?

オートサロン2018で公開された「無限 RC20GTタイプRコンセプト」 

出典元:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Osaka_Auto_Messe_2018_(115)_-_MUGEN_RC20GT_CIVIC_TYPE_R_Concept.jpg

現行のFK8シビック タイプRといえばニュルFF市販車最速ラップを叩き出したのみならず、2018年に行われたシビック タイプRチャレンジにおいてフランスのマニクールサーキット、ハンガリーのハンガロリンクなどヨーロッパの名だたるサーキットのコースレコードを軒並み更新したことも記憶に新しいのではないでしょうか。

ホンダファンのみならず”走るクルマ”に目がない層にはたまらないモデルです。

日本に現行のFK8シビック タイプRが登場したのは2017年9月。翌年の2018年の東京オートサロンの無限のブースには、デビューしたてのFK8シビック タイプRをベースにして製作されたコンセプトモデル「無限 RC20GTタイプRコンセプト」が展示されました。

誰もが夢見る「究極のタイプR」をテーマに開発されたこのモデルはエクステリアにふんだんにドライカーボンを使用し、ブレーキキャリパーやブレーキパッドも専用品に。

フロントのみならずリアシートにもバケットタイプのシートがビルトインされ、ロールゲージも備えた公道走行は不可能なサーキットアタック用のモデルでした。

無眼がタイプRにかける情熱がそのまま反映されたようなこのコンセプトモデルは2018年の東京オートサロンのハイライトの一つともいえる存在感を放っていたといっても過言ではないでしょう。

コンプリートカーではなくカスタムパーツキットとして販売

出典元:http://www.mugen-power.com/automobile/products/RC20GT/

そのコンセプトモデル「無限 RC20GTタイプRコンセプト」の発表から1年、今年2019年の東京オートサロンでは「シビックタイプR無限RC20GTパッケージ・プレプロダクションモデル」が公開されました。

これは2018年の「無限 RC20GTタイプRコンセプト」をさらに”究極のタイプR”としてのコンセプトを突き詰め、空力性能や冷却性能などを向上させてサーキットで鍛え上げたプレプロダクションモデルです。

今回無限はコンプリートカーとしてではなく「RC20GTパッケージ」というカスタムキットとしてリリースするとのこと。

このキットではサーキット専用車ではなく公道走行が可能な仕様になっているようです。

かつて発売されたコンプリートカー「シビック無限RR」

出典元:https://hondacars-nozaki.com/mizuno/fd2-rr/

無限は2007年に無限初のコンプリートカーである「シビック無限RR」を販売したことがあります。

このモデルはホンダから無限RR専用仕様・装備車が供給され、そこに無限が架装を加えた豪華モデルです。

このモデルの為にブリジストンと共同開発した専用タイヤ「ポテンザ RE070 RRスペック」や軽量・高剛性化した専用鍛造ホイールや専用サスなどで足回りを強化。

シートもレカロと共同開発の専用セミバケットシートを搭載するなど、各パーツのエキスパートの協力を得たこの特別なモデルは300台限定で販売されました。

新型シビック タイプR(FK8)の無限「RC20GTパッケージ」のチューニングキット内容は?

外装はドライカーボン製のエアロパーツ、LEDテールライト採用

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エクステリアはサーキット走行において究極の空力性能を突き詰め、軽量化を図るためドライカーボンを使用。

カーボエアロキットにはエアロボンネット、フロントリップ&サイドスポイラーにフロント&リアバンパー、リヤウィングがセットされています。

フロントバンパーの印象が強く、通常のシビック タイプR とはかなり異なる雰囲気に仕上がります。

リアにはLEDテールライトが採用され、ウィンカーは流れるように輝くシーケンシャルタイプに。迫力はしっかりと感じさせながらも先進的で洗練された印象を与える絶妙のバランス感覚です。

チタンマフラー、エアクリ、オイルクーラーなどのパフォーマンスパーツ

超軽量フルチタン製のマフラーを備えたハイパフォーマンスエキゾーストシステムは魅力的なサウンドを奏でます。もちろんパワーアップにも貢献。

また空気抵抗を減らして動力性能をアップさせるハイパフォーマンスエアクリーナー&ボックス、ドライカーボン製のオイルクーラーシステムは限界走行時の油温の安定を図ります。

足回りはピロボール式のプロスペック車高調、鍛造20インチホイール装着

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サスペンションにはサーキット由来のプロスペックピロボール式車高調整式レーシングダンパー、切削鍛造の20インチ「MDCF」アルミホイールと気合十分。

性能はもちろんのこと、ルックスも特別感あふれる仕上がりになっています。

ブレンボ6ポッドキャリパー、380mmローターでブレーキ強化

”走るクルマ”で最も注目されるのは走行性能かもしれないですが、その素晴らしい走りを支えるのは優れたブレーキがあってこそ。

この「RC20GTパッケージ」にセットされたブレーキはもちろんブレンボ社製の6ポッド鋳造モノブロックキャリパー、さらに380mmローターに専用のブレーキパッド。

強化されたブレーキで”究極のタイプR”の走りをしっかりと支えます。

内装はフルバケ、サベルト4点シートベルト、ショートシフター採用

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インテリアにも注目してみましょう。

カーボンとナッパレザーを贅沢に使用し、シルバーステッチが施されたスポーツステアリングホイールに「RC20GTパッケージ」専用デザインの “MS-RS無限オリジナルフルバケットシート、シリコン製のシフトノブ、無限エンブレムの入ったスポーツマットやラゲッジマットなど、オリジナルアイテムが揃います。

またサベルト社製の4点シートベルト、ショートシフトストロークなども採用、徹底してレーシング仕様にこだわったインテリアとなっています。

新型シビック タイプR(FK8)用の「RC20GTパッケージ」では過激すぎる人には

FRP製の単品購入可能なエアロパーツを発売予定

公道走行可能とはいえ、さすがにこの「RC20GTパッケージ」はちょっとハード過ぎ……という方もいらっしゃることでしょう。

そこまでの性能は求めていないけれどカスタマイズしたい、という方には無限の定番、FRP製のエアロパーツがおすすめです。

エアロボンネットやスポーツグリル、フロントアンダースポイラーやリアウィングなど、これまでのシビック タイプR用にラインナップされていますが、現行のFK8シビック タイプR用のものも発売予定ということ。

「RC20GTパッケージ」に気後れしてしまう、という場合にはこういったエアロパーツを導入してみてはいかがでしょうか。

すでに発売済のハッチバックと共用パーツ

出典元:http://www.mugen-power.com/automobile/products/civic/parts/index.html

無限からはシビック タイプRより一足先に現行のシビック ハッチバック用の様々なエアロパーツが販売されています。

そのうちドライカーボン製のフロントグリルガーニッシュや一部がウェットカーボン製のウィングスポイラーがFK8シビック タイプRにも共用できる仕様となっています。

FK8シビック タイプR専用のFRP製エアロパーツの発売が待ちきれない方はもちろん、一部分でもいいからドライカーボン製のエアロパーツを試してみたい、という方にもおすすめです。

あなたの好みは”究極のタイプR”を追求した「RC20GTパッケージ」でしょうか、それとももう少しマイルドな仕上がりのカスタマイズでしょうか?それぞれお好みに合わせてチェックしてみてください。

 
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