ホンダ・CR-Vが復活!?ジュネーブモーターショーの最新情報をお届け!

     
   

2016年3月末に惜しまれつつも国内販売の生産を終了したホンダ・CR-V。

ヴェゼルの人気もあり、その立ち位置を長らく追われていましたが、昨年10月の東京モーターショーに新型CR-Vが出展。国内においても夏頃に発売との情報が出たほか、先日開催されたジュネーブモーターショーにて欧州仕様のモデルが初公開されました。

今回はその人気SUV、CR-Vの先代である、4代目CR-Vの振り返りを行いながら、新型の先行情報と予測をお伝えしていきたいと思います!

先代ホンダ・CR-Vってどんなクルマだったの?

ホンダ・CR-Vはシビックのプラットフォームをもとに開発されたミドルサイズのSUVです。

1995年に初代がデビューしてから、そのパフォーマンスの高さや劣悪な災害地でも走破性を見込まれ、現在に至るまで献血用の血液搬送車のベース車両としての採用実績も数多くあります。

4代目ホンダ・CR-V

先代である4代目CR-Vは2011年11月のロサンゼルスオートショーで発表されました。

ボディサイズは全長4,535mm、全幅1,820mm、全高1,685mmとミドルクラスの寸法を維持しつつも、エンジンは2.0L、2.4Lの直四エンジンを設定し、パワフルな走りを実現しました。

ミッションは5速ATに加えて、CR-Vでは初採用となるCVTも採用されました。

長年少しずつ大型化していったこともあり、2013年に発売が開始されたヴェゼルの人気のあおりを受け、2016年3月には国内販売の生産に終止符が打たれました。

どうなる!?新型ホンダ・CR-V

2017年の10月の東京モーターショーにおいて、その復活が示唆されたCR-Vですが、北米や中国ではすでに日本に先駆けて発表されております。

今回は北米、中国仕様やジュネーブモーターショーで発表された欧州仕様の内容も追いながら、国内で復活するCR-Vの機能や装備に迫ってみましょう!

主要諸元

5代目CR-Vは海外型で見ると、全長4,605mm、全幅1,820mm、全高1,685mmと、ほぼほぼ従来の大きさを維持しています。

この大きさはちょうどヴェゼルと兄弟のように一回り大きいサイズで、明確な住み分けができています。

今回に関しては、自動車業界全体の動向も見据えて3列シートの設定もあるようです。

おそらくは後ろが少し伸びるような形になるのではないでしょうか。

エクステリア

エクステリアに関して特筆すべきはその切れ長のヘッドランプとグリルを中心とした近年のホンダに見られる統一感のあるデザインでしょう。

フェンダーの緩やかな張り出しも、ラグジュアリーな質感を醸し出し、アーバンSUVとしての尊厳を示しています。

インテリア

インテリアに関しては先代のイメージを踏襲しながらも長く水平に張り出したインパネやゆったりとしたシートなど、ややゆったりとした空間を演出しています。

その中でも小さめのステアリングホイールや中央に張り出したATレバーなどはしっかりとスポーティな印象も抑えています。

スポーティさとラグジュアリーさがうまく調和のとれた室内空間となっており、上手にまとめられている印象です。

パワートレーン

今回のCR-Vではパワートレーンは二つ。

一つは1.5Lターボエンジン、そしてもう一つは2.0Lと2モーターを組み合わせた「SPORT HYBRID i-MMD」のハイブリッドエンジンです。

近年のダウンサイジングの潮流を受けてのターボエンジンの設定ですが、最高出力は184hpを発揮する力強いエンジンとなっています。

対してハイブリッドエンジンの方は、エンジン自体は主に発電機として機能する、日産のe-powerと似た機構になるようです。 こちらの方がエネルギー効率がよく、なおかつモーターから発せられる力強くシームレスな加速感を得ることができます。

充実の安全装備

装備に関しても今回のデビューで安全装置の充実が図られています。

先進安全装備「Honda SENSING」は全車標準装備で搭載。さらに従来の衝突軽減ブレーキシステム、路外逸脱抑制機能、車線維持支援システム、標識認識機能、前方後方誤発進抑制機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームに加え、ガソリングレードでは歩行者事故低減ステアリングが、そしてハイブリッド車では渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロールが追加されています。

今後のホンダへ

いかがでしたでしょうか。近年のホンダの人気車種はN-BOXやステップワゴンなどの実用的な車種が多かったのは事実です。

そんな中でホンダのスポーツスピリットの復権を望む声が多いのも事実です。

最近のシビックの復活や今回のCR-Vの復活も、今後のホンダの未来を予感させる序章ということもできるでしょう。

今後のホンダの動向に注目が集まっています。

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