トヨタからファン待望の新型スープラが16年ぶりに復活!?【ジュネーブモーターショー2018最新情報】

     
   

1978年から発売されているトヨタ・スープラは、発売以降多くのドライバーから支持されているスポーツカーで、ゲームなどにも登場するぐらい非常に人気のある車種です。

しかし、最新世代となる4代目スープラが2002年に生産を終了してから、新たなモデルは登場しておらず、今後の発売がないと思われていました。

そんなトヨタ・スープラですが、3月6日からからスイス・ジュネーブで開催されたジュネーブモーターショーで16年ぶりに復活がアナウンスされました。

今回は、現在自動車業界で多くの注目を集めている新型トヨタ・スープラの最新情報をこれまでのスープラの歴史とともに見ていきましょう。

トヨタ・スープラの歴史

初代トヨタ・スープラ:A40型/50型

初代スープラは、1978年から1981年まで製造・販売されていました。

当時はスープラという車種名ではなく「セリカXX」というものでした。日本ではこの車種名で販売されていました。しかし輸出先の国では、このXの連記は適正なものではでなかったため、スープラという車種名に変更され発売することとなりました。

また、今では定番となっているトヨタエンブレムは、この初代スープラから使用されていおり、トヨタの原点とも言える車種です。

1980年に発売されたA50型のスープラは、前モデルであるA40型のマイナーチェンジですが、わずか7か月間しか発売されず、非常に貴重なモデルとなりました。

2代目トヨタ・スープラ:A60型

1981年から発売された2代目スープラは、初代と比較して大きくデザインが変わりました。

初代は、高級感のあるデザインであったのに対して、2代目は非常にスポーツ要素強いものへと変貌。ボディのデザインはよりシャープな形状になり、空力を意識したものへ変更されています。

また、一番の特徴であるヘッドライトのデザインがリトラクタブルヘッドライトに変更され、この部分だけでもスポーティさが感じられますね。

外観だけでなく、内装の装備も大きく変更され非常に充実したものとなっています。スピーカーやウーファーなどのオーディオシステムは非常に凝ったものとなっています。

さらにA60型には、クルーズナビコンが装備され、目的地までの距離を自動で算出する、現代のカーナビのようなシステムも導入されています。

3代目トヨタ・スープラ:A70型

1986年から1993年まで発売されていた3代目スープラは、国内での車種名をセリカからスープラへと変更されました。

これまでは、国内と海外では別々の車種名でしたが、3代目からはどちらもスープラに統一。そのため、国内では初代スープラとして、今でも多くのドライバーから愛されている一台です。

また、日本国内では初代となるA70型の当時のキャッチコピーは『TOYOTA 3000GT』であったことから、2000GTをかなり意識していたと思われます。実際に2.5GTの最高出力は280PSを持っており、3代目スープラへの期待も感じられる作りとなっています。

4代目トヨタ・スープラ:A80型

1993年にデトロイトモーターショーで公開され、2003年まで販売されていました。

3代目スープラと比較して、ヘッドライトのデザインやリアのデザインが大きく変更されることとなり、賛否両論の声が聞こえてくるようになりました。3代目スープラは、非常に直線的でシャープなデザインでしたが、4代目となったスープラはやや丸みのあるデザインとなり、スポーティさが薄くなったように感じます。

ただ、性能に関して最高出力 280PS/5,600rpm、最大トルク 44.0kgf·m/3,600rpmとなっており、かなり高スペックです。

デザインはA70型、性能はA80型と言われ、スープラファンの間では良くも悪くも印象に残る一台となっています。

トヨタ新型スープラのスペックや価格は?

2002年に販売が終了してから16年間待ち望んでいたファンも多くいるはずです。

ジュネーブモーターショーで発表された、新型スープラのスペックはどのようなものでしょうか。

新型スープラのエンジンスペック

排気量
メインモデル BMW 直6: 3,000cc ツインターボ

出力/トルク
メインモデル 350ps / 48kgf-m

今回発表された新型スープラはBMW『Z4』と兄弟車種であることから、エンジンもBMW社製が搭載されています。トヨタはここ数年、直列6気筒ガソリンエンジンを作っていないため、BMWとの共同開発となったことが原因の一つです。

新型スープラの価格

まだ正式な発表はありませんが、予想では最低450万円になるのではないかと言われています。

兄弟車であるBMW・Z4の価格とも似てくると予想されています。

2.0Lモデルでは450~500万円、上級グレードの3.0Lモデルでは800万円前後となるのではないでしょうか。

気になる発売日は?

トヨタ新型スープラの発売日は2018年10月ごろではないかと言われています。

今回ジュネーブモーターショーで発表されたスープラは、市販モデルではなくレーシングコンセプトモデルであるため、市販されるものとは少し異なります。

日本でもボディにカモフラージュ柄が施されたテスト車両が目撃されていることから、新型スープラの市販モデルが発売されるのは、そう遠くないはずです。

まとめ

トヨタ新型スープラに関して、様々な情報が出ています。

正式な発表はなく、まだまだ予想の部分が多いですが、16年ぶりに発売されるトヨタのスープラに期待が高まります。

先進的なボディラインや最新の技術を搭載し、新たに生まれ変わった新型スープラの登場が楽しみですね。

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