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外国人に一番人気の博物館【トヨタ産業技術記念館】の魅力とは

2015.09.18

東京オリンピックも決まり、日本各地の観光地には多くの外国人観光客が訪れるようになってきています。

今回はトリップアドバイザーのランキングの中で、そんな外国人観光客に最も人気だった博物館を紹介します。

その名も

トヨタ産業技術記念館

一体何が人気の理由なのでしょうか。外国人観光客にも人気で、車好きのお父さんから、子供まで楽しむことができる、大人気スポットの魅力を、
・繊維機械館
・自動車館

の2つに分けてそれぞれご紹介します!

トヨタ産業技術記念館とは?

 

combat08さん(@combat08)が投稿した写真

トヨタ産業技術記念館とは愛知県の中心部に位置しており、東名など各高速から下りて10〜15分程度のところにあります。

ここはトヨタの創業者である豊田佐吉の信念「研究と創造の精神」を基に、トヨタの技術について学ぶことができる施設です。

モノ作りの楽しさが分かるように、時代の進化による変化の過程を展示したり、機械などの実演をしたり、さまざまな工夫が凝らされています。

TOYOTAの歴史を学べる繊維機械館

トヨタといえば誰もが「自動車」のイメージがなることでしょう。なのになぜ繊維、、?と思った方も多いのではないでしょうか。

実は、トヨタの始まりは、織物機械だったのです。そのため、トヨタ産業技術記念館には紡績機械の展示もあります。

紡績機械の中でも特に、豊田佐吉が発明したG型自動織機は、世界で最も高い生産性を誇り、世界各国の繊維産業の発展に大きく寄与しました。

車に通ずる技術の進化が分かる!

紡績機械館では、江戸時代に始まり近代・現代までどのようにして紡績機械が進化してきたかを見ることができます。

江戸時代の「手織り」から、「からくり」へ。そして、機械制御から電子制御、現代のロボット制御までの移り変わりを実物と一緒に眺めることができます。

その中でも特に注目すべき機械はこの2つです!

当時世界一の生産性を誇ったG型自動折機

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Photo By Marufish
1924年に豊田佐吉が発明したのがこのG型自動折機。これは、世界初の無停止自働杼換装置(自動で横糸を交換する装置)などがついた自動機械でした。

他にも24種類の自動化や安全装置が組み込まれており、当時世界一の紡績機械メーカーであったイギリスのプラット社に技術供与をするまでに至り、日本のご術者に大きな自信を与えました。

入ってすぐに展示されている圧巻の環状織機

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Photo By Marufish
ロビーに展示されている圧巻の機械「環状織機」もまた印象的な展示の一つです。

これは折機の自動化を実現した豊田佐吉のもう一つの願いが込められた機械です。それは「動力を空費せず、超広幅の布を静かに製織できる機械を作る」というもの。この環状機構はその願いが形になったものです。

従来の折機とは異なる回転円運動によって布を織り上げる画期的な構造で「夢の機構」と言われました。この機構は世界19カ国で特許を取得し、日本の技術力の高さを世界に知らしめることとなりました。

2.自動車館

自動車館では、自動車が出来上がるまでを圧倒的なスケールで再現しています。

そんな自動車館の見どころは3つ紹介します。

1.名車が勢ぞろい

1つ目の見どころは、歴代自動車の展示ブース。懐かしの名車が勢ぞろいです。

トヨダAA型

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Photo By Emran Kassim
1936年に発売されたトヨタ初の乗用車です。独特の流線型ボディは歴史物の映画などで見たことがある方も少なくないのでは…
発売当時は超高級車でしたが、フォードやシボレーと同クラスであったため大衆車と名乗っていました。

トヨタカローラレビン(ハチロク)

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Photo Byharu__q

ハチロクの愛称で知られている名車。乗っていたという方もいあらっしゃるのでは?
スバルのBRZとの兄弟車としても有名です。

スバルBRZとは「大人がヤンチャするための車」である。その魅力を徹底解剖

初代トヨタ セリカ

セリカ
Photo By Wikipedia
独特のマルイボディから「だるま」という愛称がつけられた1970年台の名車。
当時、エンジン・変速機・内装を自由に選べるフルチョイスシステムを採用して成功をおさめていたフォード・マスタングにならい、セリカもフルチョイスシステムを採用していました。しかし、皮肉にも最も販売台数が多く、現在でも愛好家が多いのはフルチョイスシステムの対象外だったGTモデルでした…

他にも、実際に使われていたロールスロイスのシルバーゴーストや、フォードのサンダーバードなど、めったに見ることのできない車をみることができます。

ただ、ココでの展示はあくまで「技術」がメイン。もっとたくさんの車が見たい!という方には、トヨタ博物館がおすすめです!こちらには、約140台もの世界的代表車が展示されています。

2.まるで工場!車が出来るまでを完全に再現

 

mikiさん(@mi_co_is)が投稿した写真

トヨタ産業技術記念館だからこそできる、自動車製造の再現。自動車館には、1960年ごろに町工場で活躍した600tのプレス機や、A型エンジンのシリンダブロック製造の再現など、車の製造過程を完全に再現しています。

また、機械はほとんど実演してくれるところも嬉しいポイント。組み立て作業や、塗装装置、プレスした鋼板をスポット溶接する機械など多くの機械が実際に動くので、迫力のある自動車づくりを目の当たりにすることが出来ます!

3.自動車づくりの歴史もまるわかり


自動車館では、どのように自動車が作られていったのかも丁寧に紹介されています。自動車開発に取り組んでいたときの研究施設や、エンジン、タイヤなど各パーツごとの変遷もわかりやすく展示されています。

各展示場には、ガイドスタッフがいるので、より詳しく、分かりやすい説明も聞くことが出来ます。

いつも乗っている車の歴史や仕組みが楽しく学べるので、もっと車が好きになるかもしれません!

トヨタ産業技術記念館へのアクセス

料金 大人500円 中高生300円 小学生200円
営業時間 9:30〜17:00(受付は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始
住所 名古屋市西区則武新町4丁目1番35号
電話番号 052-551-6115
公式サイト http://www.tcmit.org/

JAF会員証による割引があります

まとめ

博物館や工場見学は1日で見学することができ、雨にも濡れないため気軽に遊びに行く場所として最適です。

しかも、ただ車を見るだけでなく、実際に機械が動いている様子を見ることができるので子供も飽きることなく過ごすことができるでしょう。

また、日本を訪れる海外の観光客にとって、世界的に有名な日本の企業「トヨタ」の歴史を実物とセットで(しかも安い見学料で)見ることができるのが人気の秘密なのかもしれません。

車、繊維機械の基本から、最新技術まで知ることができるお得なスポット、ぜひシルバーウィークなどに遊びに行ってみてください。

Top Photo By mari

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文:イキクル編集部


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