出典元:https://response.jp/article/2018/03/22/307522.html
新型BMW・8シリーズ(G15)の特徴は?
出典元:http://car-moby.jp/92442
遂にBMWから新型の8シリーズが発表されましたね。BMWは7シリーズまでと思っていて8シリーズの存在を知らなかった人も多いでしょう。
19年前に販売されていたので約20年ぶりの復帰です。約20年の時を経て姿形は大きく変わりましたが、BMWファンからすれば堪らない一台なのではないでしょうか。
BMWの美しいデザイン言語を採用したラグジュアリークーペ
4シリーズ、6シリーズなどBMWの偶数の車種といえば美しいクーペなのが魅力的ですよね。8シリーズもその美しさは健在で、BMWならではのデザイン言語が採用されているのは分かりますね。
世界一美しいクーペの血を受け継いでおり、言葉を失ってしまうような完璧なデザインといっていいでしょう。高級感に溢れている、勝者の貫禄すら感じさせるようなラグジュアリークーペです。
パワーアップしてV8ツインターボエンジンと8速AT搭載
8シリーズにはV8ツインターボエンジンが搭載されており、最大出力は530ps、最大トルクは749Nmという圧倒的な力を発揮します。トランスミッションは8速ATが搭載されています。
0〜96km/hの加速は3.6秒と、美しさのみならず有り余るほどの力も兼ね備えています。
Mディファレンシャルを採用したスポーツカー
BMW・Mモデルに採用されているアクティブMディファレンシャルを8シリーズにも搭載しています。エンジンの性能をより効率的に伝えることができるのでトラクション性能が向上します。
スポーツカーともいえるMモデルのパーツが組み込まれているということは、8シリーズももはやスポーツカーといって過言ではないでしょう。
最新のレーザーライト技術
8シリーズには最新のレーザーライトが搭載されています。通常のLEDライトが300mくらいなのに対してレーザーライトは約2倍の600m先まで照らすことが出来るのです。
8シリーズのキリッとした鋭い目にレーザーライトが青く刻まれておりクールな印象を受けます。
進化したジェスチャーコントロールやデジタルコックピット
8シリーズには最新のジェスチャーコントロール、デジダルコックピットが搭載されています。
ジェスチャーコントロールは、ディスプレイの前で指を回して音量を調節したり、指をスライドさせて電話に出ることが出来たりと非常に便利な機能です。5シリーズ、7シリーズなどにも搭載されています。
デジタルコックピットはBMWの最近のモデルに多く使われているディスプレイです。ナビと同じようにメーター類もディスプレイになるのでとても見やすくなり、インテリアとしての統一感も綺麗に見えます。
新型BMW・8シリーズ(G15)を初代8シリーズ(E31)や6シリーズ(F12/13)とスペックを比較すると?
新型8シリーズを19年前に販売されていた初代8シリーズ、現行6シリーズとスペックを比較してみます。初代8シリーズとはその違いに驚くことでしょう。
BMW・840Ci
出典元:https://www.bmwblog.com/2017/04/23/stunning-1998-bmw-840ci-sport/
新型との違いは見た目から感じられるので大きく取り上げる点もなくていいかと思いますが、キドニーグリルの小ささが印象に残りました。
現在のBMW車だと数字が大きくなるほどキドニーグリルが大きくなるのですが、初代の8シリーズのキドニーグリルは非常に小さく驚きました。
最大出力が286ps、最大トルクが400Nmなのでパワーは現行の5シリーズよりもやや大きいくらいになります。
BMW・650iクーペ
出典元:https://www.caranddriver.com/reviews/2016-bmw-650i-test-review
8シリーズが発表されるまではBMWのラグジュアリークーペといえば6シリーズでしたね。今でも高級感が溢れています。
ローアンドワイドな車体が見るものを引きつけること間違いなしの一台です。
最大出力が450ps、最大トルクが650Nmとかなりのパワーを備えていますが、新型8シリーズと比べるとやや劣る数値です。
スペックまとめ
8シリーズの価格はまだ公表されていませんが、7シリーズと同等、またはそれ以上の価格帯になるのではないでしょうか。
車両本体のみで1200万程度みておいた方が良いでしょう。
価格 | 燃費 | トルク | 馬力 | |
新型8シリーズ(G15) | – | – | 749Nm | 530ps |
840Ci(E31) | 10,500,000円〜 | 6.7km/L | 400Nm | 286ps |
650iクーペ(F13) | 11,810,000円〜 | 8.1km/L | 650Nm | 450ps |
新型BMW・8シリーズ(G15)とライバルのラグジュアリークーペのスペック・サイズ・価格を徹底比較!
ここまで高級な車になるとなかなか目にする機会は少ないと思いますがライバルとなる車種は沢山います。いくつか紹介させて頂きます。
レクサス・LC500
出典元:https://response.jp/article/2016/01/12/267596.html
レクサスのラグジュアリークーペことLC500。ラグジュアリークーペの代表格とも言えるかもしれません。ハイブリッド仕様を選択することも可能で、ハイブリッド仕様では価格が1120万〜となっています。
その高級感は外観だけでなくインテリアにも組み込まれており、その上質感を楽しむことができるでしょう。
8シリーズが販売開始となりますが、間違いなく競合となる一台です。
マセラティ・グラントゥーリズモ
出典元:https://dealers.maserati.com/dealers/jp/ja/20-mino/index/maserati/news-events/2012/20121113.html
マセラティの2ドアクーペといえばグラントゥーリズモですね。勝者を感じる冠のエンブレムがとても印象的です。
1630万円〜の価格設定なのでかなり高価に感じてしまうかもしれませんがそれに見合った車だと思います。
アストンマーティン・DB11 V8
出典元:https://db11.astonmartin.com/ja
アストンマーティンのDB11 V8も非常に美しいクーペで、洗練された外観にはため息が漏れてしまうほどです。価格帯が更に上がるので日本ではあまり見かける機会も少ないでしょう。
V12モデルとV8モデルが存在しV8モデルに搭載されているエンジンはメルセデスベンツのAMG製のものとなっています。AMGというだけあって非常に大きなパワーを兼ね備えています。
誰もが一度は乗ってみたいと思える一台ではないでしょうか。
メルセデスベンツ・S550 4マチッククーペ
出典元:https://www.mbusa.com/mercedes/vehicles/class/class-S/bodystyle-CPE
SシリーズにクーペがあるのにBMWにそのライバル車は無いの?と思っていた人も多いでしょう。S550 4マチック クーペだとM850i xDriveがピッタリな相手になりますね。
メルセデスベンツのイメージとして持たれがちな男っぽい感じや、オラオラとして強気な印象が無く、とても美しい一台といえるでしょう。
スペック・サイズ・価格を比較
価格 | 燃費 | トルク | 馬力 | |
BMW・840i | – | – | 749Nm | 530ps |
レクサス・LC500 | 9,800,000 | 10.2km/L | 600Nm | 422ps |
マセラティ・グラントゥーリズモ | 16,240,000 | – | 460Nm | 405ps |
アストンマーティン・DB11 V8 | 23,800,000 | – | 700Nm | 608ps |
ベンツ・S550 4マチック クーペ | 15,700,000 | 9.2km/L | 700Nm | 455ps |
新型BMW・8シリーズ(G15)の国内販売は?グランクーペやM8の追加は?
出典元:https://e-nenpi.com/article/detail/307114
クーペモデルの発売
8シリーズのクーペモデルは日本国内での発売は確実とはいえませんが、ほぼ間違いないでしょう。日本未発売のBMW車はありますがそこまで多くありません。
6シリーズは2011年からフルモデルチェンジを行なっていないので、日本の6シリーズオーナーは8シリーズの導入を待ち望んでいるのではないでしょうか。
販売の開始時期は早くても2018年の冬ごろと見込まれます。
カブリオレやグランクーペの追加
4シリーズ、6シリーズ同様にカブリオレやグレンクーペの追加にも期待が高まりますよね。オープンカーとしてドライブを楽しめるカブリオレも、実用的な4ドア仕様となるグランクーペもどちらにも魅力があります。
カブリオレは嗜好性が高いですが、グランクーペは多くの人が望んでいると思うので導入の確率は高いのではないでしょうか。
M8の発売
公式サイトには「The BMW Concept M8 グラン クーペ」としてページが作成されており、M8の発売は確定のようです。
また、8シリーズではカブリオレ、グランクーペが追加になる情報はありませんでしたが、M8はクーペ、カブリオレ、グランクーペのモデルがそれぞれ導入されるようなので8シリーズにも追加になることでしょう。
「M850」がBMWから商標登録されているようで、販売はM8よりもM850の方が先になると見られます。