RAYS(レイズ)といえばボルクレーシングやグラムライツなど不動の人気ブランドを有する日本3大ホイールメーカー!現行ラインナップを一挙大公開!

     
   

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株式会社レイズ(RAYS)とは?

世界のレースで実績

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株式会社レイズは1973年、レーシングホイール部門のレイズエンジニアリングとともに、大阪府で創業されました。ワーク(WORK)、エンケイ(ENKEI)と並ぶ日本3大ホイールメーカーです。

1991年のル・マン24時間レースでは、日本メーカーとして初の総合優勝を遂げたマツダ787Bに装着されていたことで有名。名門F1グランプリの名門コンストラクターウィリアムズへのマグネシウムホイール供給でも知られるなど、幾多のレーシングマシンを支え続けています。

世界のレースフィールドで培った製造技術が、市販のアルミホイールにも惜しまず投入されているレイズ製品。高い性能とともに斬新なデザインも追求し、12種類ものブランドを展開しています。スポーツホイールのベンチマークとなっているモデルも少なくありません。

レイズ・ボルクレーシング(VOLK RACING)

レイズホイールの最高峰

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レイズホイールの定番であり、最高峰に位置付けられるのがボルクレーシング。軽さと強靭(きょうじん)さを両立させた6スポークTE37シリーズを筆頭に、44種類に及ぶ鍛造ワンピースモデルのラインナップを誇っています。

デザインはスポークタイプが中心ですが、モデルによって豊富なオプションカラーも用意。トータルで13〜22インチのサイズをカバーしており、サーキット、グラベルに特化したアルミホイールも展開しています。

レーシングの名の通り、レースフィールドでの技術が注ぎ込まれたブランド。SUPER GTのマシンにおける装着率の高さが、その資質の高さを証明しています。

レイズ・グラムライツ(GRAM LIGHTS)

鋳造アルミホイールの頂点

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高圧プレス加工を必要とする鍛造アルミホイールの高コストを回避するべく、鋳造製法を極めたのがグラムライツ。鍛造に引けを取らない軽さと強さを実現した上で、鋳造ならではの高度なデザイン性も確保しました。28種類のモデルを展開するグラムライツは、人気ブランドとして定着しています。

最もベーシックなデザインのアルミホイールは、グラムライツの起源に通じる5スポークの57CR(15、17、18、19インチ)。海外モデルですが、国内でも一部店舗限定で取り扱っています。

20インチのほか、グラムライツ初の22インチをラインナップしたメッシュモデルの57CNAも人気。また、本体のブラックに映えるリムエッジの赤、いわゆるレイズ伝統のタイムアタックカラーをまとった10スポークモデルの57Trancend REV LIMIT EDITION(15、17、18、19インチ)なども魅力的です。

レイズ・ベルサス(VERSUS)

欧州テイストのラグジュアリー

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愛車のドレスアップを求めるユーザー向けに誕生したのがベルサス。ヨーロッパ風のラグジュアリーなブランドで、高度な切削加工による立体的な造形は鋳造ならではの優れたデザイン性。スポーク、メッシュともクローム系がラインナップされ、優雅な光沢感にあふれる17〜20インチのモデル11種類を展開しています。

車種を問わないヴェリエンス(VARIENCE)シリーズ、ミニバンを意識したストラテージア(STRATAGIA)で構成。中でも、細く鋭いスポークが並ぶSTRATAGIA VOUGE(ヴォウジェ)は、マット調のメタルコーティングカラーが特徴。光の当たり方で色彩が変化するフローズンメタルコーティングも加わっています。

レイズ・フルクロス(HFULLCROSS)

SUVの魅力をアップ

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懐が深いレイズホイールは、SUVのドレスアップにも対応。フルクロスは風格漂う8種類のモデルを展開しています。人気が高いCROSS SLEEKERSシリーズのT6(18、20インチ)はスタイリッシュでありながら、タフでスポーティーなイメージも。鋭角的なスポークのデザインは、大きなタイヤに劣らない存在感の強さです。

ディープリムにダイヤモンドカットのラインを入れた22インチのVICTORIA CROSS MG5も、美しさと堂々たる迫力を表現しています。

アメリカンな雰囲気のCRYSS CROSS BYEIGHT(17、20インチ)もクール。オフロードのシーンはもちろん、アーバンスタイルでもSUVの魅力を引き立ててくれます。

レイズ・ヴァルツ フォージド(WALTS FORGED)

金型鍛造製法を採用

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金型鍛造製法を取り入れた4種のモデル。軽量で高剛性でありながら、デザインの質を高めています。デザインの美しさを極めたS7(18、19、20インチ)、S7の上質感をそのままにスポーティーさを強めた10スポークのS5(18、19インチ)シリーズ、新レーベルのA & N 15R/L(20、21インチ)がラインナップされています。

リム周縁部からセンターに向かってスポークを落とし込んだコンケイブ形状のS7は、ヴァルツ フォージドの原点。デザインの緻密さは、芸術品の域に達するクオリティーです。大きなディスクをさらに大きく見せるデザインで、メタリックな風合いのブラックカラーは目を見張る輝きを放っています。

レイズ・ホムラ(HOMURA)

次世代のスタンダードへ

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プレミアムカーのエレガントさを引き立てるアルミホイールがホムラ。グラムライツと同様、鋳造ワンピース構造のポテンシャルを極限まで追求したブランドです。揺らめき立つ炎(ほむら)をイメージさせるクロススポークデザインがベースで、5、7、9、10クロススポークのシリーズが用意されています。

定番は7クロススポークの2×7(18、19、20インチ)。クロススポークの分岐部分には、スポークの足長感の演出と軽量化に効果をもたらす切り込みが。細部までこだわり抜いたシンプルな造形が、次世代のスタンダードを標榜したモデルです。

レイズ・ブラック フリート(BLACK FLEET)

大径ならではの迫力と華やかさ

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ブラック フリートはレイズホイールにおけるマルチピースの代表格。鋳造ツーピース構造の大径アルミホイールで、リバースリムとコンケイブイブ形状で強烈な押し出し感を印象付けています。

3種類のモデルは5スポークのV205C(19、20インチ)、ブランド初のオーバーリムデザインを取り入れた10スポークのV625C(19、20インチ)、緻密な10交点メッシュデザインのV210Re(20インチ)で構成。シンプルなフォルムながら大胆なサイズ展開で、迫力と華やかさを表現しています。

レイズ・エコドライブギア(ECO drive GEAR)

フットワークと耐久性を両立

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15、17インチのSUPER ECOシリーズをラインナップ。レイズホイールが追求してきた軽さと耐久性を、エコに生かしたブランドです。レイズが選択したのは、インチごとにデザインを変えながら軽量化を果たすというアイデア。15インチモデルの重量は、わずか4.1kgです。

省燃費のため、ホイールにできることを追求したブランド。レイズホイールが誇るデザインのノウハウとともに、ボルクレーシングで培った高性能理論も投入されています。

レイズ・デイトナ(DAYTONA)

本格的なオフロード走行をイメージ

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レイズホイールの素晴らしさは、本格的なオフロード用ブランドも擁していること。クロスオーバーSUVを意識したフルクロスとの棲み分けにより、ダート走行も想定したデイトナのラインナップは17種類に及びます。

6スポークをベースとしたスタンダードモデルのFDX(16、17インチ)は、ワンピース構造とは思えないほど緻密で華やかなデザイン。立体感を強調するディープリムが目を引きます。

FDXの16インチのモデルはFJクルーザーとランドクルーザープラドのユーザーがターゲット。17インチはハイエース、キャラバン用です。

レイズ・KCデコール(DAYTONA)

軽カー&コンパクトのために

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レイズホイールのラインナップはカジュアルな軽自動車、コンパクトカーに向けても抜かりがありません。KCデコールA-LAP-P(16インチ)は、軽さと強さを併せ持つ9スポークの鍛造ワンピースモデル。ディープリムによる圧倒的な立体感を生み出しています。

A-LAP-J(16インチ)は、ジムニーのために設計された10スポーク。限られた馬力を最大限に生かすため。軽量化を重視したモデルです。ノーマル、拡大ボディーのシエラはもちろん、カスタム好きが多いジムニーユーザーのために、オーバーフェンダー仕様にも対応しています。

2018年には限定400本のリミテッドモデル、A-LAP-J REDOT EDITION 2018(16インチ)もリリースされました。

レイズ・TBR

ハイエース専用設計

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サーキットでトランスポーターとして使われることも多いハイエース専用設計TBR(ツー ブラザーズ レーシング)TB-01はオーバーフェンダー装着も想定した16インチを設定しています。

懐かしさと新しさを同時に感じさせるデザインは、6穴のアルミホイールによく馴染む6スポーク。太さが異なる2パターンのスポークを組み合わせたレイアウトで、ステップリムの採用でネオクラシックな雰囲気を醸し出しています。

まとめ

きめ細かいコンセプト

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「The concept is racing.」という自信に満ちたキャッチコピーを掲げつつ、デザインの作り込みも高いレベルにあるのがレイズホイール。

美しさと高性能を併せ持つ数多くのモデルから愛車のベストマッチングを見つけ出すのは難しいように思えますが、ブランド、シリーズ、モデルごとにきめ細かく設定されたコンセプトが打ち出されています。

チューニング、ドレスアップの方向性に合わせて絞り込めば、お気に入りのモデルが必ず見つかるはず。愛車に最も適したアルミホイール探しをナビゲートするレイズの製品情報サイトも、とても見やすく充実しています。

 

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