2月のある昼下がり。イキクル編集部からの取材のお達しが。
編集部「テスラの試乗に行ってこい!」
筆者「テスラ・・・なにそれ、おいしいの?」
編集部(・・・絶句)
あろうことか、イキクルに寄稿しているにも関わらず、テスラの存在を知らなかったバカヤロウな筆者(アラサー独女)。
グーグル先生に聞くと、アメリカ合衆国のシリコンバレーを拠点に、バッテリー式電気自動車と電気自動車関連商品を
開発・製造・販売している自動車会社で、本社所在地はカリフォルニア州パロアルト。
社名は電気技師であり物理学者であるニコラ・テスラにちなむと。。。。(二コラテスラだれだろう。。。)
テスラ モデルSの価格は900万円~1370万円と、、
サラリーマンの生涯年収より安いスーパーカーより安いとはいえ、とてもじゃ無いですが手が出ません。
ただ、2016年4月に発表された テスラ モデル3 は400万円台と!!
それでも、まだ、手が出ません 苦笑
ガソリン車も年に数回しか運転しないほぼペーパードライバーの私が、テスラなる超最新型の車に乗れるとは……。恐れ多いような気もしますが、100倍楽しみ!
「テスラ」青山ストアで試乗に行ってみた
やってきたのは地下鉄外苑前駅近くのテスラ青山ストア。2015-2016年カーオブザイヤーのイノベーション部門を受賞したテスラは、ガソリンを一滴も使うこと無く、一気に時速100kmに達するという環境にやさしい車です。
ストアの2階には、テスラの車台が。ここにバッテリーが乗るみたいです。何にも無いっ!
こちらは前の部分。
シートのバリエーションも豊富です。
ちなみに今回の試乗はインターネットで予約しました。必要事項を入力して申込をすれば、当日は運転免許証を持参するのみ。ペーパードライバーならではの大きな不安をふりきり、大きく気合いが入ります!
試乗するのは、こちらのテスラ! かっこいい! テスラモーターズ・MODEL S のホワイトです。
テスラのお姉さん(左)が同乗してくれます。はあ、優しそう。女性なので気が楽です。
車が好きなんだそうです。女性なのにアクティブで素敵!
タッチパネルで何でも操作できちゃう!
最初はお姉さんが運転してくれます。青山通りを出発。かっこいい!
とても静か。走り出しは、なめらかで、ススッ、スゥーという感じでした。何度も言いますが、音はとても静かです。
運転席と助手席の間にモニターが。大きなタッチスクリーンで、車のほとんどの機能がコントロール可能。運転モードもワンタッチで操作です。タブレットみたい!
インターネットにも接続可能。WiFiです。Yahooなどのサイトも、通常通り見られます。
もちろん、カーナビの役割もあります。充電スタンドの情報もばっちり入っています。カメラもついてますよ。
サンルーフもあります。これもタッチパネル操作。わ~い!(はしゃぐアラサー)
電話もかけられちゃう!すごいっ。そこはかとなく未来っぽいです。
どんな人がテスラを買っているのか聞いてみると、すでにガソリン車に飽きてしまった車好きの男性や、IT社長さんたちが多いんだそうです。1000万円くらいするのだから、それは富裕層の方たちなのでしょう。
こ、これがテスラの加速パワーか!スピード体験に絶叫
テスラといえば、加速がハンパなくすごいことで有名。試乗では、アクセルを思いっきり踏んだときの加速も体験させてくれます。
お姉さん「いまからスピード出しますよ。頭をしっかりシートに着けてくださいね。」
筆者「はぁい」(無邪気)
3,2,1・・・
キイイイィィィィィーーーーーン!
筆者「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁあああ~~!」
その速さ、まさにジェットコースター級。絶叫系が苦手なワタシは断末魔と化しました。笑顔がアイドル並みにかわいく、声も癒し系なお姉さんに油断していました。
お姉さんによると、まだ100kmではなく、70km程度の速度だったとか。体感速度、わずか2秒で70kmです。急加速すると、こんなにGを感じるものなんですね(震え声)。
しかし、あれだけ加速したのに、車内はとっても静か。小さな「ミーーーーン」というモーターの回る音がかすかに聞こえただけでした。
それにしても油断してたので腰がぬけました。恐るべしテスラ・・・ガクブル。(続く)
(文/東香名子)