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スーパーカーマニア必見「ランボルギーニ」歴代モデル31種全部載せ!

2015.05.12

くさび形の攻撃的なフォルムから時速350kmを一瞬でたたき出すかと思えば、高貴な女性を思わせる官能的なオーラをもまとうスーパーカー。その姿はまるで美女野獣

日本の1970年代のスーパーカーブーム当時から、フェラーリやポルシェといったブランドとは一味違ったエレガントさが今でも漂います。数千万円という高値の花であることが当然と思わせる気品。それがランボルギーニです。

フェラーリとの因縁はランボルギーニの歴史の原点

Lamboghini_traktor

創業者のフェルッチオ・ランボルギーニはトラクターの製造販売業で巨万の富を築きました。スーパーカーのランボルギーニの製造を始める際にこんな逸話があります。

ランボルギーニが所有したフェラーリは何度もクラッチが故障し、自社工場で修理しました。
分解してみるとなんと自社のトラクターと同じクラッチ板が使われているのに、その価格は10倍もしていました。

彼は「高級車ビジネスはもうかる」と考え周囲の反対を押し切って1962年にプロジェクトをスタート。1963年のトリノショーに350GTVを発表。高級自動車製造のスタートを切りました。

ランボルギーニの名車一覧

ランボルギーニのスーパーカーは限定版含めこれまで31種類(Wikipediaより)の車種が販売されてきました。最初にこれまで登場した車種を一気に振り返りましょう。

ウラカン アヴェンタドール
350GTV 350GT
400GT イスレロ
ハラマ エスパーダ
ウラッコ シルエット
ジャルパ LM002
ミウラ イオタ
カウンタック ディアブロ
ブラボー ムルシエラゴ
レヴェントン アートン
ガヤルド デザイン90
エストーケ ヴェーラ(Vera)
ソニア(Sogna) ラプター(Raptor)
セストエレメント ウルス
エゴイスタ(Egoista) アステリオン(Asterion)
ヴェネーノ(Veneno)

ランボルギーニを語る上で外せない10の車

ここからはランボルギーニを語る上では外すことのできない10種類の車を紹介します。

1.ウラカン(フラカン)

ガヤルドの後継として2014年に発表されました。V型10気筒エンジンを搭載した4WD駆動で、変速機はランボルギーニで初めて7速DCTを採用

デザインディレクターのフィリッポ・ペリーニ氏は「ルーフを縦に走る4本のラインは日本の折り紙にインスピレーションを受けた」と語っています。山折り谷折りの連続するラインを「オリガミライン」と呼び、ルーフ以外にも採用されています。直線的なラインと共にウラカンの特徴です。

2.アヴェンタドール

2011年クーペ、翌年ロードスターを発表。V12気筒エンジンは最高出力700馬力をたたき出し、0-100km加速2.9秒以下。最高速度は350km以上とランボルギーニの象徴的存在です。

手製のエンジンはミッドシップに縦置きされ、驚異的なパワーを繰り出します。アルミとカーボンモノコックのコンポジット素材からなる先鋭的なシャシーと4WDシステムは、その動力性能をいつでも発揮します。2015年上海で発表されたSVは、生産台数わずか600台の限定です。

3.ディアブロ

1970年から1980年台の名車カウンタックの後継として1990年に発売されました。空力性能のいいウェッジシェイプのボディと跳ね上げ式のドアは、カウンタックの特徴をそのまま引き継ぎます。

エンジンは5.7LV12気筒DOHCで、最終的に6Lにボアアップされました。縦置きのミッドシップで後輪駆動、4WDと2種類の駆動方式が採用されました。ボディはクーペとタルガトップのロードスターがありましたが、日本に輸入されたのはクーペタイプだけでした。

4.ガヤルド

2003年から2013年まで生産。エンジンは5Lと5.2LのV型10気筒で、500馬力。2006年から520馬力となりました。実に1Lで100馬力以上をたたき出します。これだけのパワーだと2輪駆動ではトラクション確保が難しく、4輪駆動が採用されました。

2004年にイタリア警察がパトカーに採用し、世界最速の「ガヤルド・ポリツィア」が誕生。このパトカーは交通任務だけでなく移植用臓器の搬送にも使われました。

また、ランボルギーニ史上最多の14,022台が生産されたことでも有名です。

5.ウラッコ

ランボルギーニが4座席のスポーツカーの市場を狙って開発されたのがウラッコです。V型8気筒SOHCエンジンは後部2座席を確保しながら横置きに配置。1970年のトリノショーで発表されるや大変な評判を得ました。

しかし、製造工程に莫大な投資が必要だったため生産が遅れ、1973年にやっと発売が開始されました。新型エンジンもクランクシャフトとドライブベルトの故障が頻発。生産したのは791台のみで、1979年に製造が中止されています。

6.カウンタックLP500S

日本人が「ランボルギーニ」と言って思い出すのは、このLP500Sではないでしょうか。松田優作主演の映画「蘇る金狼」にも登場しました。

1975年に赤色の1号車が製作されました。これは、当時の石油王、ウォルター・ウルフが入手したLP400に大型リアウィング、オーバーフェンダーを取り付けたモデル。さらに、エンジンやフレーム、ブレーキなどが強化された2台が生産されました。

後の1982年になって、ウルフ仕様を継承したLP500Sが323台生産されました。

7.ハラマ

harama
Photo By Wikipedia

ベルトーネデザインのハラマは、V型12気筒4Lを持ちGTで350馬力。セミモノコックのボディを持ち、直線と平面を基調にしたシンプルながら、フロントを縮め、2+2の座席を確保しています。

優れた操縦性と、静かな室内は快適で、ランボルギーニの本業であるエアコンの性能も良好。故障もせず、実用性の高いスポーツカーでした。

1970年のジュネーブショーでデビューしましたが、1973年の石油危機で販売が伸びず、1976年には生産中止となりました。

8.イスレロ

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Photo By Wikipedia

ランボルギーニの市販第1号車の350GT、400GTの後継車が、1968年に登場したイスレロです。400GTを発展させ、V型12気筒4Lのエンジンにダブルウィッシュボーンのサスペンションと、2+2の座席を持っています。

ボディもこれまでのアルミからスチールに変更。シンプルな面と直線が多いデザインは、インテリアまで直線が主体です。

ランボルギーニにしては少し大人しい外観が不振だったのか、1968年はわずか125台が生産されただけで、結局1969年で生産は中止されました。

9.エスパーダ

VIPが使えるフル4シーターのコンセプトで設計されたのがエスパーダです。1968年のジュネーブショーで発表されました。V12気筒4Lのエンジンやサスペンションなどの駆動系はイスレロのものが流用されています。

セミモノコックシャシーのボディはVIP用4シーターを意識し、サイズはランボルギーニの中でも最大の全長4738mm。後部座席も大人2名がゆったり座れるだけのスペースが用意されました。内装も革張りなど最高級の仕上げでした。

10.ヴェネーノ

ランボルギーニ創業50周年の2012年にわずか3台だけ生産された特別記念モデル。イタリア語で「ヴェネーノ=毒」と名付けられたモデルは、アヴェンタドールLP700-4と同じV12気筒6.5Lエンジンを搭載。750馬力を誇り、最高355kmに達します。

外観もウェッジシェイプに、エンジンフードから後ろへのシャークフィンが特徴。この整流作用でコーナーでの安定性を高めます。

価格も約3億6300万円と破格。後に、ロードスターモデルも9台生産されました。

まとめ

創業者フェルッチオの車作りのモットーは、暑くなく、乗り心地が良く、十分に速く、仕上げが完全なグラン・ツーリスモでした。フェルッチオは1974年に去りますが、彼の精神は今もランボルギーニに受け継がれています。どの車種も圧倒的な動力性能に、強烈な個性を身にまとっています。

そんな、スーパーカー好きなら人生で一度でいいから乗ってみたいランボルギーニ。みなさんはどの種類が一番好きでしょうか?

トップ画:From Flicer
Photo By Axion23David Villarreal FernándezAxion23BenSpanish Coches

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