自由気ままに場所を決めて旅をする。
そんな旅のお供として最近注目されているのが、キャンピングカー。
今年7月に東京ビッグサイトで行われた「東京キャンピングカーショー」には2日間で全国から約2万人以上もの人が集結する人気ぶりでした。そんないま熱いキャンピングカーですが、ここでひとつ疑問があります。
本当にキャンピングカーで生活できるのか?
そこで今回はキャンピングカーの素朴すぎる疑問について調べました。
キャンピングカーで生活するときの4つのギモン
1.お風呂にトイレ。水はどこで確保するの?
Photo By Tim Geers
キャンピングカーでは、車内に設置されている給水タンクで水を確保します。
給水タンクの水は、水道やガソリンスタンドから分けてもらいます。その場合、飲用に適しているかを確認する必要があります。大量に水を使う場所では井戸水であることが多く、飲用に適さないケースも。
使う水の多くはトイレ、シャワーなどの生活用水なので、飲用、料理用の水はペットボトルを使うことにするほうが、便利かもしれません。
2.移動し続ける車に郵便は届くの?
Photo By Fabian Reus
気ままな生活が堪能できそうなキャンピングカーですが、逆にいうと、一つの場所にとどまらないということ。
自動車には住所はないので、基本的に郵便は届きません。ですが、郵便物を受け取る方法はいくつかあります。
一番メジャーなのは、郵便局留、支局留にして、その局に取りにいく方法。ちなみに、宅急便なども営業所留まりで出してもらい、取りにいけば受け取ることができます。
もしくは、土地を購入するか賃貸して、その土地に駐車したり、オートキャンプ場で、郵便の宛先をその場所にすれば届きます。
郵便物は届きませんが、なにかしらの方法で郵便物を受け取ることは可能なようです。
3.キャンピングカーの1か月の生活費はどのくらい?
Photo By Sarah Joy
次は気になる費用面。
まず、キャンピングカーの購入です。上を見れば1000万円以上とキリはありませんが、軽自動車キャンピングカーや中古車ならば200万円程度で買えるでしょう。この車で2年間住むとすると
200万円÷24ヶ月=約8万3000円/1ヶ月
月8万円ちょっと。3年住めば月あたり5万6000円ぐらいになります。
これに、車検代、バッテリー、オイル代、ガソリン代、ガスボンベ代などが合わさって1か月の生活費になります。
一方首都圏で部屋を借りるとなると、ワンルームでも月6万円から10万円、さらに敷金、礼金などがかかります。部屋代の他に、上下水道代、光熱費がかかります。となると、案外キャンピングカーの方が安く済む可能性もありそうです。
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4.キャンピングカーの税金は通常よりも安いってホント?
キャンピングカーは登録では8ナンバーとなる特殊車両です。
8ナンバーは規定では税金は通常より安いです。
ですが、それを利用して、不正8ナンバーが増えてしまったため、平成13年から徐々に8ナンバーの自動車税が上がり、今では普通車と変わらなくなっています。
例えば、2500㏄クラスのミニバン普通自動車の自動車税は4万5000円ですが、2700㏄ハイエースクラスのキャンピングカー8ナンバーは4万800円です。
税金についてはあまり差がないと考えて良さそうです。
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