ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)では、2020年1月10日(金)から1月12日(日)まで開催された東京オートサロン2020会場にて、軽クロスオーバーのコンセプトモデルとなる「TAFT(タフト)コンセプト」を世界初出展しました。
同モデルのコンセプト内容や特徴、そして発売開始動向などを紹介します。
TAFT(タフト)コンセプトの概要等
「TAFT コンセプト」は、日常生活からレジャーまでアクティブに使える新感覚の軽クロスオーバーであり、開放感あふれるガラスルーフや、フラットで使い勝手の良い荷室空間といった、毎日を楽しくしてくれるアイテムを多く採用しています。
TAFTコンセプトとは、「Tough&Almighty Fun Tool」の頭文字をとって名づけられています。
今回「タフト」というモデルは、皆様も馴染みのない名前となっていると思います。それもそのはずで、ダイハツでは2020年中旬ごろまでに販売開始を目標にして開発している、完全新型モデルであります。
引用:https://www.daihatsu.com/jp/media/topic/event_20191223.html
新型TAFT(タフト) の魅力点
今回、ダイハツが新開発してきたタフトは、アクティブに遊び心を満載にしたモデルに仕上がっていそうです。その中でも大きな特徴点があります。
・ガラスルーフの採用
多分軽自動車の分野で、ガラスルーフを採用しているモデルは非常に少ないのではないでしょうか?開放感溢れる車内空間を、タフトで表現しているといえますね。
・リアのラゲッジスペースの確保
最近の軽自動車は、ラゲッジスペースのアレンジも多彩になっているのですが、タフトでは、リヤシートがフラットに倒れる構造になっています。
ラゲッジスペースの床面と後席の背面の間に段差がなくなっていることで非常に便利に仕上がっています。後席背面や荷室など荷物が当たる部分が、樹脂製で出来ていて、汚れたら水拭きすることで掃除もできちゃいます。
引用:https://www.daihatsu.com/jp/media/topic/event_20191223.html
新型TAFT(タフト)エクステリアの特徴
軽クロスオーバーとして、新型タフトは、スクエアなボディを強調して、直線ラインを多用している印象です。ボンネットのラインも非常に直線基調で、前の見切るも良さそう!
サイドビューでは、樹脂製のフェンダーアーチが無塗装仕上げで、更にスクエア感と押し出し感を強めてワイルドに仕上がっていますね。
タイヤ外径は、大きく作られていて、軽クロスオーバーとしての印象を最大に強調させる存在です。リアバンパー両サイドが、斜めにカットされていることで、タイヤのトレッド面が広く見えているところは、オフローダーといったイメージですね。
新型TAFT(タフト)内装は?
第一印象では、非常にタフさとスポーティさをミックスさせた内装に仕上がっていそうです。筆者が注目したのは、シートアレンジ。
現在の多くの軽自動車は、フロントにベンチシートを採用しているのですが、新型タフトでは、セパレートシートが選択されています。
セパレートにすることで、ホールド感の良いスポーティなシートを表現しているのではないでしょうか。
インパネ類もスクエアな雰囲気でディテールされていて、エクステリアとシンクロした作りに仕上がっています。電動パーキング(最近の流行)も採用され、センターコンソールにスィッチが、インストールされています。
新型TAFT(タフト)のスペックなどは?
現在コンセプトモデルとして公表されている情報としては、
・軽自動車規格であること
・エンジンは、660㏄ターボ搭載の予定
・駆動方式は、FFモデル
であるという点が、判明しています。FFモデルだけでなく4WDモデルもラインアップされると、オフロード&タフ感を、さらに高めるのではないでしょうか。
安全装備は、スマアシⅢが搭載され、サポカーSワイドモデルとなるでしょう
新型TAFT(タフト)のライバルって?
ダイハツが、この新型タフトを企画し、世の中に出すのにはやはりライバル会社の動向が大きく関係しているでしょう。やはりスズキのハスラーを意識して、タフトを世に送り出すといっても過言で無いかもしれません。
ダイハツらしい軽クロスオーバーを作り、ライバルモデルをこれから追いかけ、追い越して行きたいという想いが、同モデルから伝わってきます。
新型TAFT(タフト)の販売日や販売価格は?
新型タフトは、現在販売されているキャストの後継車種とされています。冒頭でダイハツの販売開始目標が、2020中旬となっているので、オリンピックの頃までには、登場すると予想します。
現行型キャストの販売価格が、1,248,500から1,804,000円まであります。今回のタフトは、ターボエンジン搭載とのことですので、155万位からの価格設定になるのではないでしょうか?
スズキ ハスラーのターボモデルが1,459,700円からとなっていますので、ライバルモデルよりも高すぎない設定にしてくると予想します。
まとめ
ダイハツ新型TAFT(タフト)をまとめると
・ダイハツが、2020年中旬までに販売開始する軽クロスオーバー
・ダイハツらしさが盛り込まれた、スクエア感タップリなエクステリアと内装
・ライバルモデルは、ズバリ!スズキ ハスラー
・販売価格は、155万円くらいからになると予想
ダイハツが開発した軽クロスオーバーは、コンセプトに忠実に育て上げられているでしょう。ユーザーの好みでアレンジできそうなところも多く、アクセサリー類も気になっちゃいますね。販売開始が待ちきれません!