スズキがインドでジムニー5ドア販売を発表！日本へは？

ついにというか、やっとというべきか、ようやくジムニー5ドアの発売が公示されました。ただ日本ではなく、インドで発売開始となったようです。

ジムニーと言えば、世界でも大人気の本格モデルです（世界では軽自動車規格ではないです）。ここでは、ジムニー5ドアのエクステリアや内装、パワートレイン、そして日本発売の動向などについて解説します。

スズキがインドでジムニー5ドア販売を発表！エクステリアなどは？

ジムニーは、ラダーフレーム構造を採用しています。これには、多くの利点があります。その一つにボディの延長が比較的楽にできるというのがあります。

これによって、ジムニーは5ドア化が比較的容易にできたと思います。現行型ジムニーシエラと同じフェイスで同じリアデザイン、そして全長やホイールベースを拡大し、5ドア化したというのが実際のところと感じます。

そのため乗員は、4名と変わらず5名乗りになっていない点も見逃せないと感じます。上記画像を見てみると、リアシートのヘッドレストは2個しかないことがわかります。ジムニーにとって大事なのは、デザインを3ドアと変わらず、5ドア化している点と言えるでしょう。

引用：https://www.nexaexperience.com/jimny

インドでは、7カラーがラインアップしています。モノトーン4色に2トーンが2色です。今後もう少しカラーが増えてくるかもしれません。

安全装備内容だけでなく、ジムニー本来の山道走行などをより快適に過ごすためには、5ドア仕様というのも重要な要素であると感じます。

確かに山道でも険しすぎる道であれば、3ドアモデルのほうが走破性に有利かもしれません。しかしながら多少の山道であれば、5ドアの車内空間の方が乗っている人は楽になるといえます。

内装に至っても、3ドア仕様に近い状態で販売されていると考えます。唯一後席部分のゆとりが、大幅に拡大しているというイメージと言えるでしょう。

じつは、あまり変わっていないというのが、ジムニーの特徴であると考えます。スズキは、ジムニー系列で大幅な変更を行う予定はなく開発していると想像します。

引用：https://www.nexaexperience.com/jimny

現在日本で販売されているジムニーシエラの全長×全幅×全高＝3550×1645×1730mmとなっています。5ドアでは、435㎜延長されているのがわかります。全幅は変わらないので、やはり4人乗りは変わらないと考えます。

軽規格のジムニーが、日本では有名です。世界基準からすると、軽ジムニーはなくシエラのオーバーフェンダーを外し、バンパー形状を変えて、エンジン排気量を660㏄にしたものが軽ジムニーといえます。

インドで発売のジムニーは？

現在インドで販売開始になっているジムニー5ドアモデルは、日本に導入されるのでしょうか？筆者の見解は、日本に導入されることは確実であると考えます。それは、日本市場でも5ドアの要望が多く寄せられていたことからも判断できます。

ただ現在軽ジムニー・ジムニーシエラの両方が、国内で順調に納車できていない現状を踏まえると、早くても日本導入は2024年以降になると考えます。まずは、3ドアモデルをしっかりと納車していき、そのあとに5ドアの受注を受けていく段取りとなると予想します。

スズキでは、まずインド市場にジムニー5ドアを導入し、その後ヨーロッパへ導入すると示唆しています。日本導入は、その後になるのではないでしょうか？もしかすると、日本導入前にインドネシアやマレーシアなど、オセアニア地域などにも展開しているかもしれません。