新型シビック タイプRはサーキットの狼なのか?最新情報からその真相に迫る

新型シビック タイプRはサーキットの狼なのか?最新情報からその真相に迫る
     
   

新型シビックは電子制御スロットルもレブマッチシステムも速さには必要不可欠

photo by 本田技研工業株式会社

ブリッピングやヒール&トゥはサーキットやジムカーナ愛好家のたしなみですが、純粋に速さを追求するとなると、もはや必要ない技術であることは、残念ながら否定できない事実です。320馬力もの大パワーFFなんていう車は、電子制御によるスロットル開度の調整がなくては成立しないものであり、ニュルブルクリンクで幅を利かせるメガーヌRS、セアト レオンクプラ、ゴルフGTIといったハイパワーFFマシンと渡り合うには必要不可欠です。

そして、そうしたハイパワーマシンに求められるのは、ピーキーな演出ではなく乗りやすさだと思われます。つまり、新型シビックはグランドツーリング的な味付けは必ずしもパフォーマンスを落とすようなものではなく、むしろパフォーマンスを十分に発揮するために必要なことだったと考えられるのです。

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