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【燃費向上!?】ホンダ・シャトルが待望のマイナーチェンジ!新型の魅力について徹底解説

2017.09.15

手頃な価格と高いユーティリティで再び注目を浴びつつある、1.5リッタークラスのステーションワゴン。この人気を牽引しているのが、ホンダ・シャトルです。そんなシャトルですが、本日マイナーチェンジが発表され、明日から新型シャトルが発売されます。新型シャトルはどんなクルマになるのでしょうか? ここではシャトルのあゆみを振り返るとともに、マイナーチェンジの内容について解説。新型の魅力に迫っていきます。

ホンダ・シャトルの源流となったクルマとは?

ここではまず、シャトルのあゆみから見ていくことにしましょう。 このクルマのルーツをたどっていくと、「シビックシャトル」というクルマに行き着きます。シビックシャトルは1983年にモデルチェンジが行われた3代目シビックのラインナップのうちの一台で「FFニューコンセプトセダン」という触れ込みで登場しました。 使い勝手に優れたシートアレンジメントやルーミーな室内、空調機構の工夫などホンダらしい独創的なクルマに仕上がっていたのが特徴です。 1987年に行われたモデルチェンジでは、キープコンセプトながら徹底したフラッシュサーフェス化が行われ、より個性が引き立つスタイルとなりました。そしてその後のRVブームにより、その人気に拍車がかかったのです。

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21世紀によみがえった「シャトル」

photo by 本田技研工業株式会社

そして2011年、一度途絶えていた「シャトル」のネーミングが復活しました。採用されたのは、フィットをベースとしたステーションワゴンです。 「フィット シャトル」と名付けられたそのクルマは「コンパクトカーでありながら、暮らしを豊かに広げるクルマ」をコンセプトに、ホンダがこれまで培ってきた高いスペース効率を誇るパッケージングを引っ提げてデビュー。 パワーユニットはコンベンショナルなガソリンエンジンに加え、ハイブリッド車も設定されました。このハイブリッド車は実績のあるホンダ独創の「IMAシステム」を採用することで、優れた燃費性能を実現。同時に、上質な走りも獲得しました。 モデル末期まで高い人気を誇り、日本のワゴン人気を復活させた功労者です。

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2015年、単独車種としてシャトルが再スタート

photo by 本田技研工業株式会社

前述のように高い人気を最後まで維持し続けたフィット シャトルはモデルチェンジ時期を迎え、2015年にシャトルとして新たなスタートを切ることになりました。単独車種とすることでベース車のイメージから脱却し、独自の世界観が構築できるのがその狙いです。 エクステリアデザインはその最たるもので「ソリッド・ウイング・フェイス」を筆頭にオリジナリティと強い個性が発揮されています。 走行性能をつかさどるパワーユニットも大きく刷新され、ハイブリッド車にはDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を採用。スポーティでシームレスなシフトフィールを実現しました。 また乗り心地についてもさらに質が高められ、安心感が得られるものになっています。

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新型シャトルのポイントは?

photo by 本田技研工業株式会社

今回のシャトルのマイナーチェンジのポイントは、
(1)「Honda SENSING」をコアとした、さらなる安全性能の追求
(2)内装の使い勝手の向上、快適装備の充実化
(3)さらに進化したパワートレインの採用
となります。それでは、順に見ていくことにしましょう。

まずマイナーチェンジの大きな目玉ともいえる「Honda SENSING」の採用についてです。 これまでシャトルには「シティブレーキアクティブシステム」と呼ばれる、自動ブレーキ機能が設定されていました。今回はそれをさらに発展させるかたちで、8つの運転支援機能を持たせています。その8つの機能とは、以下のものを指します。  
①衝突軽減ブレーキ 前走車や歩行者、対向車との衝突回避や被害軽減の支援
②誤発進抑制機能 前後の障害物を察知して、急加速を抑制
③歩行者事故軽減ステアリング 路側帯を歩く歩行者との衝突回避を支援
④路外逸脱抑制機能 車線からはみ出すのを防ぎ、車線内へ戻すよう支援
⑤ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール) 前走車との車間距離を保ち、運転負荷を軽減
⑥LKAS(車線維持支援システム) 車線の中央を維持するよう、ステアリング操作を支援
⑦先行者発進お知らせ機能 停車時に先行車が発進したことを、音とメーター表示でお知らせ
⑧標識認識機能 認識した道路標識をメーター内に表示し、安全運転を支援  

これらの機能を追加することにより安心で快適な運転を実現し、ドライバーの疲労や負担を軽減することが期待されます。

photo by 本田技研工業株式会社

次に内装の使い勝手の向上という部分ですが、ドリンクホルダーの改良がこれに当たります。 これまでのモデルでは「底が深くてこぼれやすい」「コンビニのカップコーヒーが置きにくい」といった不満が挙げられていましたが、マイナーチェンジにより折り畳み式の浅底が追加されることになりました。非常に細かい部分ですが、よく使うところだけにありがたい改良といえるでしょう。 また、これまで一部グレードに搭載されていたETCが音声タイプからナビ連動タイプへと変更され、左右独立コントロール式エアコンの装着グレードが広がるのもトピックです。

photo by 本田技研工業株式会社

また、シャトルのベースであるフィットに準じ、エンジンの燃焼技術の向上やフリクションの低減なども実現。燃費もこれまでより向上し、さらなる高効率化が図られています。

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新型シャトルは派手さはないが正統進化!

photo by 本田技研工業株式会社

登場以来、高い人気を維持し続けているシャトル。今回のマイナーチェンジはメカニズム的な変更がメインとなっており、一見派手さには欠ける部分があるかもしれません。 事実、エクステリアの変更点は、ミリ波レーダー追加によるフロントエンブレムのサイズ変更とフォグランプのLED化にとどまっています。

しかし、ユーザーが本当に求めているのは、見た目のカッコよさよりも使いやすさや安全であるかどうかです。そういった意味では、今回のマイナーチェンジは実に正しい方向で行われているといっていいでしょう。

気になる価格ですが、177万0120円から。 発売は9月15日、進化を遂げた新しいシャトルをぜひご自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。

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文:松島まこと


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