レクサス旗艦モデル、LSのスポーティグレード”F SPORT”が世界初公開

     
   

今年1月のデトロイトモーターショーで初公開、3月のジュネーブモーターショーではハイブリッドの「LS500h」を発表したばかりの新型レクサスLSですが、4月12日~23日に開催される2017年 ニューヨークモーターショーでは、さらにスポーティグレードの”F SPORT”が世界初公開となりました。

新型LS500 F SPORT は、GA-Lプラットフォームの特性を活かした高い操縦安定性をもとに、専用装備を追加し、爽快なドライビングフィールを実現するスポーティバージョンで、ガソリンの「LS500」およびハイブリッドの「LS500h」に設定されることとなります。

11年ぶりのフルモデルチェンジを遂げるレクサスのフラグシップ

今年1月、レクサスが、米国・デトロイトで開催された北米国際自動車ショーにて、同社のフラグシップモデルであるレクサス・LSの11年ぶりとなるフルモデルチェンジ「レクサス・LS500」を発表しました。(新型レクサス・LSのスペックについては当該記事を参照)

新型LSは初代からのコンセプトである力強い走りと快適性の両立をそのままに、新プラットフォームや3.5リッターV6直噴ツインターボエンジンツインターボエンジンを採用し、運動性能をさらに進化させています。

そして、今回世界初公開されたのが、新型LSのスポーティモデルであるLS500 F SPORTです。

SPORTの名に恥じぬ、極限まで突き詰めた走行性能

今回公開された新型LS500 F SPORTの注目点は以下の3つです。

・LSのスポーティーバージョンを主張する専用デザインのグリル

・スポーティーモードを高める専用インテリア

・足回りを強化した大型タイヤとブレーキ

エクステリアは、LSの低重心かつ流麗なシルエットに、CADを使ってオペレーターが5ヶ月以上の月日を費やし、見た目と冷却性能を高めるために、7,100もの細かなサーフェイスによって構成されるメッシュによる、スピンドルグリルなどの専用パーツを採用。

また、インテリアは、高いホールド性を実現し、表皮にグリル・パターンをあしらった専用シートをはじめ、握る位置に合わせて断面形状を緻密に変化させた専用ステアリング、『LFA』のイメージを継承するメーターリングスライド機構を備えたTFT液晶メーターや、アルミ製のトリムとペダル、孔開きレザーを使用したシフトレバーなどがスポーティな気分を高めてくれます。 

さらに、足回りには、”SPORT”ならではの走行性能を実現するため、前245/45RF20、後275/40RF20サイズのタイヤ、そしてブレーキにも大径ディスクと前6ピストン、後4ピストンのキャリパーを装備。さらに、20インチベンチレーテッドディスクブレーキや20インチランフラットタイヤ&ホイールを採用しています。

そして、VDIMは、VGRS、EPS、DRSを統合制御するレクサスダイナミックハンドリングシステム(LDH)に、アクティブスタビライザーやAVSを協調制御させることで、車両のロールや上下運動の制御を可能にするスポーツ・チューンが施されたエアサスペンションで、車高は可変式のため、全高1,450mmは標準仕様と変わりません。  

この”F SPORT”は、3.5LのV6ターボ・エンジンを積むLS500と、自然吸気V6にハイブリッド・システムを組み合わせたLS500h両モデルにスポーティバージョンとして 設定され、スペックは標準モデルと共通になります。

専用ボディカラーとしては、「ホワイト・ノヴァ」と「ヒート・ブルー」、インテリアには「サーキット・レッド」が用意され、”SPORT”ならではのシポーツムードを盛り上げてくれます。

”SPORT”はオートショーのでデビューした後、14日から23日まで一般公開され、米国においては標準モデルの「LS500」、ハイブリッドの「LS500h」と同時に2017年夏に発売予定となります。

新型LS500 F SPORT基本スペック

エンジン:3.5LV6ツインターボ/3.5LV6ハイブリッド

トランスミッション:10AT/ハイブリッド無段変速機

エンジン出力:415hp/295hp

エンジントルク:442b-ft/258b-ft

合計システム出力(ハイブリッド):354hp

ホイールベース:3,125㎜

全長/全幅/全高:5,235/1,900/1,450㎜

【関連項目】

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