2.自動車館
自動車館では、自動車が出来上がるまでを圧倒的なスケールで再現しています。
そんな自動車館の見どころは3つ紹介します。
1.名車が勢ぞろい
1つ目の見どころは、歴代自動車の展示ブース。懐かしの名車が勢ぞろいです。
トヨダAA型
Photo By Emran Kassim
1936年に発売されたトヨタ初の乗用車です。独特の流線型ボディは歴史物の映画などで見たことがある方も少なくないのでは…
発売当時は超高級車でしたが、フォードやシボレーと同クラスであったため大衆車と名乗っていました。
トヨタカローラレビン(ハチロク)
Photo Byharu__q
ハチロクの愛称で知られている名車。乗っていたという方もいあらっしゃるのでは?
スバルのBRZとの兄弟車としても有名です。
スバルBRZとは「大人がヤンチャするための車」である。その魅力を徹底解剖
初代トヨタ セリカ
Photo By Wikipedia
独特のマルイボディから「だるま」という愛称がつけられた1970年台の名車。
当時、エンジン・変速機・内装を自由に選べるフルチョイスシステムを採用して成功をおさめていたフォード・マスタングにならい、セリカもフルチョイスシステムを採用していました。しかし、皮肉にも最も販売台数が多く、現在でも愛好家が多いのはフルチョイスシステムの対象外だったGTモデルでした…
他にも、実際に使われていたロールスロイスのシルバーゴーストや、フォードのサンダーバードなど、めったに見ることのできない車をみることができます。
ただ、ココでの展示はあくまで「技術」がメイン。もっとたくさんの車が見たい!という方には、トヨタ博物館がおすすめです!こちらには、約140台もの世界的代表車が展示されています。
2.まるで工場!車が出来るまでを完全に再現
トヨタ産業技術記念館だからこそできる、自動車製造の再現。自動車館には、1960年ごろに町工場で活躍した600tのプレス機や、A型エンジンのシリンダブロック製造の再現など、車の製造過程を完全に再現しています。
また、機械はほとんど実演してくれるところも嬉しいポイント。組み立て作業や、塗装装置、プレスした鋼板をスポット溶接する機械など多くの機械が実際に動くので、迫力のある自動車づくりを目の当たりにすることが出来ます!
3.自動車づくりの歴史もまるわかり
トヨタ産業技術記念館の謎のボリューム感。 車の構造とか細かい説目があって二時間じゃ見きれないレベルだった。 pic.twitter.com/WcJq8Shqnj
— てん (@t101077) 2015, 8月 16
自動車館では、どのように自動車が作られていったのかも丁寧に紹介されています。自動車開発に取り組んでいたときの研究施設や、エンジン、タイヤなど各パーツごとの変遷もわかりやすく展示されています。
各展示場には、ガイドスタッフがいるので、より詳しく、分かりやすい説明も聞くことが出来ます。
いつも乗っている車の歴史や仕組みが楽しく学べるので、もっと車が好きになるかもしれません!
トヨタ産業技術記念館へのアクセス
料金 | 大人500円 中高生300円 小学生200円 |
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営業時間 | 9:30〜17:00(受付は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始 |
住所 | 名古屋市西区則武新町4丁目1番35号 |
電話番号 | 052-551-6115 |
公式サイト | http://www.tcmit.org/ |
※JAF会員証による割引があります
まとめ
博物館や工場見学は1日で見学することができ、雨にも濡れないため気軽に遊びに行く場所として最適です。
しかも、ただ車を見るだけでなく、実際に機械が動いている様子を見ることができるので子供も飽きることなく過ごすことができるでしょう。
また、日本を訪れる海外の観光客にとって、世界的に有名な日本の企業「トヨタ」の歴史を実物とセットで(しかも安い見学料で)見ることができるのが人気の秘密なのかもしれません。
車、繊維機械の基本から、最新技術まで知ることができるお得なスポット、ぜひシルバーウィークなどに遊びに行ってみてください。
Top Photo By mari