日本でも発売開始の新型レクサス・ES、オプションで量産車初のドアミラーレス化!GSやカムリ、ライバルセダンとのサイズの違いを徹底比較!

     
   

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レクサス・ESとはどんなモデル?新型モデルの特徴は?

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かつてはカムリプロミネントやウィンダムとして発売されたFFセダン

日本には初登場となるレクサス・ES。レクサスファンの注目を一身に集めています。先日行われたパリモーターショー2018で新型レクサスの欧州仕様車が初公開されましたが、新型ES自体が世界初公開されたのは2018年の4月に行われた北京モーターショーでした。

北米や中国ではすでにラインオフ、9月から販売も開始されている新型ESですが、今回のフルモデルチェンジで7代目となります。

レクサス・ESとしては今回の7代目が日本に初登場ということになりますが、実はレクサス・ESと同じ車が違う名称で日本でも販売されていたのをご存知でしょうか?

1989年に北米市場で登場したレクサス・ESは、実は3代目となるカムリの派生車種、トヨタ・カムリプロミネントとして日本で販売されていたものでした。

また、1991年に登場した2代目レクサスから4代目レクサスの日本仕様車が日本ではトヨタ・ウィンダムとして販売されていたものになります。トヨタ・ウィンダムは2006年に販売終了。

レクサスブランドの日本発足は2005年でしたが、レクサスブランドに移行して日本でレクサス・ESとして販売されることはありませんでした。

今回、初代の登場から約20年を経てレクサス・ESの名で日本に登場することになります。

トヨタ・カムリ/アバロンとプラットフォームを共有

7代目となるレクサス・ESはトヨタの新しい自動車作りの理念、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を採用したGA-Kプラットフォームを採用しました。

これはトヨタ・カムリやトヨタ・アバロンに使用されているものと同じです。より高剛性化、低重心化され、ワイド&ローなフォルムとなり安定性がアップ。レクサス・ESの持ち味である乗り心地の良さにより磨きがかかりました。

ハイブリッドモデルのES300h

ラインナップされるパワートレインは、2.5L直4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムのES300hを用意しています。

新開発となるこのハイブリッドシステムは吸気効率の向上、さらに燃焼室内の気流を強化させたことによる高速燃焼を実現したことで、世界でもトップクラスといえる熱効率を実現。環境性能を従来よりもさらにアップさせるとともにダイレクトなレスポンスが得られるようになりました。

第2世代レクサス・セーフティシステム+を搭載

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今回の新型レクサス・ESには、第2世代となるレクサスの先進運転支援システム、「レクサス・セーフティシステム+」を搭載しています。

昼夜共に歩行者の検出も可能なプリクラッシュセーフティ、レーダークルーズコントロールとレーントレーシングアシストを組み合わせ、高速道路などで部分的に自動運転が可能になる高度運転支援機能Lexus CoDrive、ロードサインアシストなどを搭載し、ドライバーの運転支援や事故の防止、衝突被害の軽減を目指します。

この他にもパノラマティックビューモニターやパーキングサポートブレーキなども搭載、積極的に先進安全装備の導入を進めています。

国内仕様にオプションでデジタルアウターミラーを採用

新たに明らかにされた情報では、日本に導入される新型レクサス・ESにはデジタルアウターミラーが採用されるとのこと。これは従来のドアミラーの位置に小型のカメラをセットし、左右後方の映像を左右のAピラー下部に設置したモニターで確認できるシステムです。

雨や霧などの天候の影響を受けにくく、クリアな画面で状況が確認できる利点があるほか、ドライバーの視線移動が少ないので前方から目を離すことが減り安全性がアップします。

また従来のドアミラーの位置にカメラがあるとはいえドアミラーよりも小型なので、斜め前方の視界も良くなります。風切り音も減り、車の静粛性も向上。

デジタルアウターミラーの量産車への搭載は今回の新型レクサス・ESへの搭載世界初となります。たくさんのメリットがあるので、今後高級車を中心に積極的に採用されていくのではないでしょうか。

新型レクサス・ESのボディサイズはどれぐらい?トヨタ・レクサスの他のモデルと徹底比較!

トヨタ・カムリ

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初代のデビューは1980年、セリカ・カムリとしての登場でした。それから約40年もの間世界中で愛れされ続けてきたモデルです。日本ではそれほど見かけることは多くないかもしれませんが世界では大きな人気を誇り、カローラと並んでトヨタを支える世界戦略車の一つです。

長い歴史の間にはステーションワゴンなどが登場したこともありましたが基本的にはラージサイズの大型セダンで、現行のモデルは10代目にあたります。日本では2011年からハイブリッド専用車種となっています。

新型トヨタ・クラウン

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公用車や社用車としてのイメージが強い高級車のクラウンですが、こちらもトヨタの数多くある車種の中でも屈指の長い歴史を誇るモデルです。

初代の登場は1955年の元旦。以後半世紀以上にわたってトヨタの最上級モデルとして君臨しています。約5年半ぶりとなるフルモデルチェンジが今年2018年の6月に行われたのも記憶に新しいのではないでしょうか。

本格的なコネクティッド機能が全グレードに標準装備されたことで大きな話題を呼びました。

レクサス・GS

出典元:https://lexus.jp/models/gs/gallery/

1993年に登場した4ドアセダンで、2代目までは日本ではトヨタ・アリストとして販売されていたモデルです。

レクサスのフラッグシップであるLSに次ぐ上位モデルで、2005年の日本レクサス発足時にはSC430とともに、新たにフルモデルチェンジが施され3代目となったレクサス・GSが導入されました。

現行モデルは2014年にフルモデルチェンジした4代目です。

ではここでサイズを比較してみましょう。

  全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm)
レクサス・ES 4,975 1,865 1,445
トヨタ・カムリ 4,910 1,840 1,445
新型トヨタ・クラウン 4,910 1,800 1,445
レクサス・GS 4,880 1,840 1,445

全高は全く同じですね。全長、全幅とも今回登場するレクサス・ESが最も大きくなっていることがわかります。

新型レクサス・ESとライバルとなるアッパーミドルクラスセダンの燃費・価格・スペックを徹底比較!

ボルボ・S90

出典元:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/s90/specifications

ボルボの新世代プラットフォーム、SPA(スケーラブルプロダクトアーキテクチャー)を採用したボルボのフラッグシップとなる4ドアセダンです。

2016年に一般公開され、北欧神話に登場する最強の戦神、トール神の持つ武器である「ミョルニル」というハンマーをモチーフにしたヘッドライトや、内側にカーブするグリルが個性的な印象を持つモデルです。

日本では500台限定で販売されました。

フォルクスワーゲン・アルテオン

出典元:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/arteon.html#home

フォルクスワーゲンのフラッグシップ・スポーツセダンとなるアルテオンは2017年にデビュー。

フォルクスワーゲンが高級車市場に参戦するきっかけとなるようにと開発されました。クーペのような流線型のラインが美しいモデルです。

日本のフォルクスワーゲン車では初搭載となるデイタイムランニングライトやアクティブボンネット、自車の前後の事故を予測して乗員保護機能を作動するプロアクティブ・オキュパント・プロテクションを標準装備するなど、様々な先進安全性能を備えたモデルとなりました。

ではエンジンスペックや燃費、価格を比較してみましょう。

  最高出力(kW[PS]/rpm) 最高トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 燃費(km/ℓ) 価格
レクサス・ES 130[178]/5,700 220[22.5]/3,600-5,200 21.3 未定
ボルボ・S90 235[320]/5,700 400[40.8]/2,200-5,400 12.5 7,490,000円~
フォルクスワーゲン・アルテオン 206[280]/5,600-6,500 350[35.7]/1,700-5,600 13.3 5,490,000円~

レクサス・ESは海外仕様での数値です。

レクサス・ESのみがハイブリッドで、後の2車種はガソリンモデルなので単純な比較はしにくいですが、レクサス・ESはモーターも合わせるとシステム出力218psとなっています。

燃費はハイブリッドシステムのほうがいいのは当然でしょう。ちなみにここでは、レクサス・ESのみWTLCモード、その他はJC08モードでの計測です。

またレクサス・ESの価格は6,300,000円程度になるのではないかと予想されています。この3車種の中では中間の価格になりますね。

新型レクサス・ESの国内発売はいつ?

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レクサス・ESの国内販売が2018年の10月24日に開始されました。

各地でプロトタイプの展示会も行われ、大好評を博している様子。展示車両にはデジタルアウターミラーが装着されていなかったようなので、実際に装着されたらどんな様子になるのか楽しみですね!

 

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